2018年09月17日

3本セット、頒布会、今後のイベントのお知らせなど

お知らせなどをまとめています。
登録されている方にお送りしている9月のメールマガジンの内容の一部を修正したものです。
(メールマガジンの配信をご希望の方の登録はこちらからお願いします。)

・土壌違い3本セット販売
9月になり新しい3本セットを販売開始しました。
モーゼルのシーファー土壌のリースリング、フランケンのムッシェルカルク、ブントザンシュタインの土壌違いのジルヴァーナー2種の白ワインのトロッケン(辛口)のセットです。
ドイツワインを知るという場合には、土壌という要素は重要です。土壌の違いがワインのキャラクターに影響を与えていて、特にドイツワインはその部分が見えやすいのです。
このセットは、土壌の個性を知る、というより比べることに色々なことが見えてくる、という意図があります。土壌という視点から見ると品種や産地についても理解しやすくなります。簡単な解説付きです。
ヴァインベルクのワインを飲まれたことがない方にも自信を持っておすすめすることができる、ヴァインベルクらしいドイツワインです。

リースリング トリッテンハイマー・アポテーケ 2016 / ベルンハルト・アイフェル
ジルヴァーナー ムッシェルカルク 2017 / ビッケル・シュトゥンプ
ジルヴァーナー ブントザントシュタイン 2017 / ビッケル・シュトゥンプ

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土壌違い3本セット 送料込み 7,800円(税込) 送料変更により10月からは8,200円
http://weinbergwine.com/15_171.html


・送料変更のお知らせ
運送会社の値上げが続いていますが、ヴァインベルクも利用している日本郵便(ゆうパック)から値上げの通達が来て、予想をはるかに超えた値上げのため、送料の規定を変更せざるをえなくなってしまいました。100サイズ(リースリングの長いボトルが入っている場合には5本以上、そうでない場合は7本以上のサイズ)は現在の料金の2倍となってしまい、今までと同じようにすることができなくなってしまったことをご理解いただきたいです。

送料 850円 (北海道、九州、沖縄は1,250円)

18,000円以上のご注文で送料無料

クール便ご希望の方は400円追加

ネットショップでは9月27日以降のご注文は新しい料金体系とさせていただきます。


・在庫状況について
次に入ってくるワインの入荷が遅れているため、ゼクト(スパークリングワイン)と赤ワインの在庫がかなり少なくなっています。それらの大半がほんのわずかの本数、という状況になっていてご迷惑をおかけしています。
ゾルターとクナウスの新入荷のワインは11月初旬に販売予定です。

・頒布会のお知らせ
今年も頒布会をやります。セットにしたものを3回に分けてお送りします。
10月、12月、2月と3度、3本ずつです(1回分は10,000円)。配送が完了する3度目の4月にはもう1本加えてお送りします。
白、赤の辛口を中心とした、その時期に合わせたワインをお送りします。
通常のワインごとの説明、解説のテキストの他に、その時のセット内容にちなんだ解説もお付けします。
昨年度と同じワイン名のものも含まれる可能性がありますが、全て昨年とはヴィンテージの異なるものをお送りします。

概要
基本は3回分30,000円を一括で一回目の発送までにお振り込み(楽天銀行もしくはゆうちょ銀行の口座)にてお支払いいただきます。分割をご希望の方はご相談ください。送り先が北海道、九州、沖縄の場合は31,000円となります。
10月、12月、2月の第一週目の土曜日に到着するよう発送します。平日の配達をご希望の方は前日の金曜日着でお送りします。別日を希望の方はご相談いただければできる範囲で対応します。時間指定もお申し出ください。

お申込み
info@weinbergwine.com宛でメールにてお申し込みください。
金曜着希望、時間指定、などのご要望がある場合にはあわせてお書きください。
確認後にこちらからお支払い方法などのご連絡も含めて返信いたします。
10月の1回目に関しては、12月の2回目の発送までお申し込みは受け付けて、第一土曜日の後の発送にも対応いたします。
セットできる数に限りがありますので一定数に達したら締め切らせていただきます。

予定ワイン
10月
ルーラル リースリング トロッケン / シュピンドラー(ファルツ)白辛口
ソーヴィニヨンブラン / クナウス(ヴュルテンベルク)白辛口
トゥウェンティーシックス ヴァイス / ビッケルシュトゥンプ(フランケン)白中辛口

12月
リースリング ゼクト / ゾルター(ラインガウ)泡中辛口
ジルヴァーナー ムッシェルカルク / ビッケルシュトゥンプ(フランケン)白辛口
レンベルガー / クナウス(ヴュルテンベルク)赤ミディアム

2月
ヘレンベルク リースリング トロッケン / ファルケンシュタイン(ザール/モーゼル)白辛口
ロゼ / クナウス(ヴュルテンベルク)ロゼ中辛口
シュペートブルグンダー / フランケンシュタイン(バーデン)赤ミディアム
モーゼル中甘口

銘柄は都合により変更となる場合があることをご了承ください。


・今後のイベントのお知らせ

10/17(水) 蕎麦とドイツワイン@中井green glass 19時30分開始 会費8,500円
もう5回目の開催となるミシュランにもビブグルマンとして掲載されている蕎麦屋グリーングラスでの会です。
メインは産地違いのもりそばを塩やつゆで食べながらタイプの異なるワインと合わせることですが、おつまみと白ワイン、静岡おでんと赤ワインもお楽しみいただけます。変わり種のそばの提供もあるかもしれません。
ワインやテキーラも提供している大野屋での2度目の会です。今回の会は、トロッケン(辛口)だけではなく、そばを使った料理などに、出汁、うまみというポイントから少し甘みがある白ワインも合わせていきます。新入荷のファルケンシュタインのリースリングとビッケル・シュトゥンプのジルヴァーナーも提供します。お店の名物の鱧鍋もご用意します。このメールを送りしている時点でお席はあと4席となります。https://www.facebook.com/events/2175735496003222/

ヴァインベルクの会のお申込みはfacebookのイベントページだけでなくお問い合わせページからも対応いたします。

9月26日〜28日 つな八賞味会、天ぷらとヴァインベルクのドイツワイン@つな八別館つのはず庵(新宿)
ヴァインベルクの会も開催した新宿つな八の別館つのはず庵にて、特別コースと共にヴァインベルクのワインを愉しむ企画です。定期的に開催されている賞味会という催しで、9月の会はヴァインベルクのワインで、とうことになりました。6種類以上のワインをご用意します。落花生の生ハム巻き、牛フィレの天ぷらなど創作天ぷらも多数あります。
夜営業の時間の開催で、料理13,000円 、ワインはグラスワイン1杯1,000円となります。リースリング飲み比べのテイスティングセットなどもご用意します。
ご予約はつのはず庵までお願いします(Tel03-3358-2788)。26日は満席、28日はお席に余裕があるそうです。宮城は毎日お店にいます。

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画像は以前ワイン会をこちらでした時のものです(その時の様子はこちら)。こういったふだんは天ぷらにしないような食材もあります。この時は大アサリでしたが、今回はハマグリの松茸詰めがあるそうです。


・ドイツフェスティバル

今年も乃木坂の青山公園でのドイツフェスティバルに出店することとなりました。11月1日から4日の4日間です。
今年もたくさんのワインをご用意します。詳細はまたお知らせします。


今後ともヴァインベルク、ドイツワインをよろしくお願いします!


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ラベル:ドイツワイン
posted by ヴァインベルク at 14:32| ヴァインベルクお知らせ | 更新情報をチェックする

2018年09月08日

蕎麦屋の料理と鱧鍋の会の様子と今後の会のお知らせ

北海道の地震、西日本の台風と災害によって被害を受けている方が多くいらっしゃいますが、早く日常の生活に戻れることを願っています。

少し時間が経ってしまいましたが、代々木八幡にあるそば處大野屋でのワイン会の様子を書きます。
鱧鍋がメインで、出汁やうまみのある料理とドイツワインの白ワインを合わせる、というのがテーマでした。
8人の方が参加され、和気あいあいとした雰囲気の会となりました。


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ワインは6種類です。


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最初は蕎麦の実入りの豆腐です。
①と違和感がありませんでしたが、③の少し甘みがあり深みがあるファインヘルプと合わせると面白いかと思い合わせてみたら、同じトーンで深みも同調して相性がとてもよかったです。

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前菜5種にはには①から③のワインをお好きな組み合わせで合わせて楽しんでいただきました。
おおむね、どのワインでも違和感はなかったのですが、①も②も万能だと感じました。ワインを合わせるのが難しいしめ鯖には4種ブレンドで強すぎない果実味だけど包容力のある②が合わせられて驚きでした。
玉子焼きや辛みのあるものには一番残糖がある③がよいと感じました。


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鱧と野菜の天ぷらには、④のジルヴァーナーを合わせました。油ものでふくよかさがあるのでこのジルヴァーナーは相性がよかったです。
③までのワインも食材に合わせるという感覚で楽しめました。


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鱧鍋は店主の大野さんが適切なタイミングと順番で食材を入れて、出来上がったら器にとりわけてくださいました。


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最初は⑤のスパイシーな風味のある辛口リースリング、後半からは⑥の甘口のリースリングも合わせました。
今年の初めにこちらで開催した鴨鍋の会(その時の様子はこちら)でも感じたのですが、出汁が出てきてからのほうが、果実味とやわらかさのあるワインと相性がよくなってきます。
④は複雑みがありんあがら果実味もあるので、こういった和の料理とも相性がよいことがわかったのは自分にとっても収穫でした。
別のグループでニューヨークのリースリングの会をするということで事前に一本ずつ交換ということで、辛口タイプのリースリングをいただいたのですが、鱧鍋と合わせて、ペトロール香などの風味や厚みと鍋料理が合っているという感覚で、ドイツワインとはまた異なる合わせ方だったのが深かったです。ドイツワインのほうが日本酒のように内側で融合、つつみこむような合わせ方というイメージです。


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しめは鍋の出汁を使ったつゆに卵をおとしたものでいただくそばです。
心地よい甘みの⑥と一緒にいただいているとホッとして心が落ち着きます。マリアージュというと肩肘の張ったかんじもあると思いますが、リラックスができる組み合わせです。こういった合わせ方ができるのもドイツワインの魅力です。


全体を通してはやはり、うまみ、出汁というのがポイントで、それぞれの料理のそういった部分が、残糖、深み、果実実の異なるそれぞれのワインで違った表情と相性を見せてくれました。しかし共通して、うまみ、出汁という接点で親和性があったと感じていただけたと思います。


今後の会のお知らせ

9月17日(月祝日) フランケンワインの会@リースリング(新宿) 18時開始 8,500円
ヴァインベルク輸入のフランケンのビッケルシュトンプの新入荷の2017年産の3種類と販売していないワイン、ユリウスシュピタールのシュタインのジルヴァーナーとヴァイスブルグンダーの飲み比べ、受注発注で入手した希望小売価格は500mlで22,000円の2011年産のジルヴァーナーのTBA(貴腐ワイン)を提供します。
この日のための特別なフランケン地方の料理もお楽しみいただけます。

10月17日(水) 蕎麦とドイツワイン@green glass(中井) 18時30分開始 8,500円
すでに4回開催して好評な会です。産地違いのもりそばを塩、つゆをつけながら、タイプの異なるドイツワインと楽しんでいただくのがメインで、その前におつまみ(変わり種のそばもあるかも)や静岡おでんもあります。

ヴァインベルクの会のお申込みはfacebookのイベントページだけでなくお問い合わせページからも対応いたします。


9月26日〜28日 つな八賞味会、天ぷらとヴァインベルクのドイツワイン@つな八別館つのはず庵(新宿)
夜営業にて 料理13,000円 グラスワイン1杯1,000円
季節ごとに開催されているワインを合わせているつな八のイベントです。秋の会はヴァインベルクのドイツワインでの会となりました。
定番や旬の食材に加えて生の落花生の生ハム巻き、フィレ肉の天ぷらなどのここでしか味わえない料理をお楽しみいただけます。
ヴァインベルクの会をこちらで開催したこともあり(その時の様子はこちら)、今回の料理と合わせた打ち合わせもしていますので、自信を持っておすすめできます。
ワインは7種類ご用意する予定です。量が少なめのテイスティングセットなども用意するそうです。
お問い合わせ、ご予約は直接お店(03-3358-2788)までお願いします。この投稿をしている時点では26日はお席が埋まっていて、28日は余裕があるそうです。
ご質問などはヴァインベルクのお問い合わせページからも承ります。


よろしくお願いします!



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posted by ヴァインベルク at 16:14| ワイン会報告 | 更新情報をチェックする

2018年08月15日

ファルケンシュタインを訪れた時のこと、新入荷ワイン、9月までのイベントのお知らせ

新しくワインが入荷しました。ネットショップにも掲載しています。

ザールのファルケンシュタインHofgut Falkensteinからは2017年産のリースリング4種類です。トロッケン2種類、おなじみの自根のヘレンベルク・ファインヘルプ、アルテレーベン(古樹)表記のカビネットを輸入しました。

フランケンのビッケル・シュトゥンプWeingut Bickel-Stumpfからは土壌違いのオルツヴァイン(村名ワイン)表記のジルヴァーナー種類と白4品種ブレンドのトゥウェンティーシックスの種類です。

今回は4月末にファルケンシュタインを訪れた時のことを書きます。醸造所の説明やセラーの様子などは過去に書いていますので、写真中心でさらっと書きます。
ビッケル・シュトゥンプを以前訪れた時のことはこちらをお読みください。


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ルクセンブルクからの電車で最寄りの駅に向かいに来てもらってヨハネスの車で醸造所兼自宅へ。
今回はまずは試飲です。ファルケンシュタインのワインは数量が少なく争奪戦になるため、訪れる前に試飲しないでいつものファインヘルプとカビネットは予約をしていたのですが、トロッケンはどれにするか決めていなかったので、選ぶための試飲をしました(他のワインも飲みましたが)。瓶詰めはされていましたがまだラベルは貼っていない状態でした。まだ若すぎる状態なので、その段階でおいしい、ではなくポテンシャルを感じながら、日本の方がどういう反応をするのか、などを想像しながら試飲し、2種類のトロッケンを輸入することにしました。
画像はヘレンベルクのトロッケン、樽違いの2種類で、どちらを選ぶかをここでの試飲で決めました。
この試飲の時の2017年産の印象は、酸はあるけどグレープフルーツの風味でわりと重めな印象がありました。トロッケン(辛口)であっても丸さがあるので、すっぱすぎないワインだなあと感じていました。
しかし、日本に船便で運ばれてきたものを試飲したら、最初は5月に飲んだ時と同じような印象だったのですが、時間が経つと柑橘系の酸をかなり強く感じるようになりました。


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試飲の後は、ディナーに行く前に畑をまわりました。そしてお父さんのエリッヒが働いているところにも立ち寄りました。
2年前くらいから販売、顧客担当はヨハネスにまかせて、ファルケンシュタインを立ち上げた当主であるお父さんは畑作業に専念しています。
畑での当たり前の手入れをしてこそいいワインになる、という基本的なことを実践しています。簡単なようで簡単でないこと、でも彼らを見ていると信念が伝わり、だからこそのいいワイン、というのがよくわかります。


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上の画像とこの画像はヘレンベルクNiedermenniger Herrenbergのエリアです。けっこう広くて、特性が異なるのでそれぞれのブロックで別のワインとしてリリースしています。
カーブしているエリアがオイヒャリスベルクKrerettnacher Euchariusberg、カーブの先がアルテンベルクKrettnacher Euchariusbergの畑名のエリアです。


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アルテンベルクの畑です。この南西向きの畑のエリアのぶどうは毎年トロッケン(辛口)ワインになるまで酵母が働きます。
シーファーだけでなくディアバスや珪岩も混ざっている土壌と気象条件からここだけの独特のリースリングワインが生まれ、ここのワインはヴァインベルクのお客さんにもファンが多いです。


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夕食の後に戻ってきた時に。アルテンベルクの側から撮っています。
オイヒャリウスベルクの先の南向きの斜面は、ヘレンベルク、ゾンネンベルク、ファルケンシュタイナーホーフと続いています。同じような向きですが、土壌の構成や風通しなどが異なるので、それぞれの畑で異なるキャラクターのワインに仕上がります。


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夕食はザール川の上流、ザールシュタインにあるレストランに。ワインに合う味付けのドイツ料理です。甘口カビネットと共に料理をいただきました。シュペッツェル、付け合わせではない量でしたが。
お隣にはオーバーエンメルの著名な造り手が同じようにゲストを連れて食事をしていました。

今回も5時間くらいヨハネスと一緒にいて色々な話をすることができました。
その時に聞くのを忘れて、後でメールで質問したことがあるのですが、それは亜硫酸の量のことです。リースリング、特に甘みのあるワインには多少の亜硫酸がないと安定させられないのですが、ヴァインベルクで輸入し始めた時から徐々に量は減ってきていました。今がちょうどよい量とヴァインベルク店主は考えていて、もっと減ると今のいい個性が出なくなるのでは、と思っていたので質問してみたら、今の状態でいいと考えている、という返事でした。栽培は認証はとっていませんがビオロジックですし、今の状態だからこそのいいワインが、と思っているので、これ以上自然派よりのやり方にならないということには安心しました。自然派の手法をとればいいワインになるというわけではない、亜硫酸イコール悪ではなく適切な量を入れることによって個性がでている良いワインになる、とヴァインベルク店主は考えています。


今後のイベントについてざっと書いていきます。

8月28日 鱧鍋などの蕎麦屋の料理と白ワイン@大野屋(代々木八幡) 19時開始 10,000円
https://www.facebook.com/events/221277831856794/

9月2日 ドイツワインセミナー@カーヴドリラックス(虎ノ門)14時から16時 3,000円

9月15日 スイーツとドイツワイン@かくしち(東久留米) 16時開始 3,500円
https://www.facebook.com/events/1842078279211455/

9月17日 フランケンワインの会@リースリング(新宿) 18時開始 8,500円
https://www.facebook.com/events/246643419304231/

9月26日〜28日 つな八賞味会、天ぷらとヴァインベルクのドイツワイン@つな八別館つのはず庵(新宿)
夜営業にて 料理13,000円 グラスワイン1杯1,000円

セミナー、かくしち、つな八の会のお申込みお店へ直接お願いします。
ご質問などはヴァインベルクのお問い合わせページからも承ります。
ヴァインベルクの会のお申込みはfacebookのイベントページだけでなくお問い合わせページからも対応いたします。

よろしくお願いします!



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2018年07月22日

Josten & Klein醸造所訪問 アールのピノ・ノワールとミッテルラインの白ワインの造り手

ヨステン ウント クラインJosten&Kleinのワインが入荷しましたので、4月末に醸造所を訪れた時のことを書きます。
この造り手は、ヨステンとクラインが2011年に立ち上げた醸造所です。昨年のプロヴァインで試飲会で気に入ったので今年のドイツ出張で訪れました。きれいな味筋で好きな系統だからなのですが、アールで赤ワイン、ミッテルラインで白ワインと2つの地域のワインがあるのも魅力的だと思ったのです。

アールを訪れれるのは2回目でした。アールはドイツワインの産地の中では北に位置していますが、赤ワインの産地で、他の国のピノ・ノワールに引けをとらないし、醸造所のトップクラスのワインでも他の国に比べて価格が優れている、と思っている産地です。
朝6時すぎにヴィースバーデンを出発し、レマーゲンでローカル線に乗り換えてヴァルポルツハイムへ。駅でマーク・ヨステンと合流しました。
昨年のやりとりはもう一人のクラインさんとしていたのと、醸造所の住所はレマーゲンだったのですがアールに来てと言われていて、疑問を持っていたのですが、その答えが合流して車に乗っている間にわかりました。
今年になってヨステンさんは離れて別の醸造所で働くことになって、一人での運営になったそうです。そして費用削減、規模を縮小すること、自宅に近いということで、自宅のあるマイショス近辺のヴァルポルツハイムを本拠地にしたそうです。
ふとわいた疑問で、醸造所名はこのままにするの?と聞いたら、変えることも考えている、とのことでした。別れた理由までは今回はふみこんで聞きませんでした。


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醸造施設があり、樽、ボトリングしたワインを置いているスペースは工業地帯の一画の倉庫でした。
この条件で何の問題もない、とのことで、ヴァインベルク店主もそう思いました。何の不自由もないようでしたので。
ここで2時間近く立って試飲しながら話をしていました。
試飲会のブースでの会話やメールではそこまでお互いのことがわかっていない状態だったので、ここでお互いの考え方などを色々と話すことができました。
その中で、マークがかなり強調して話していたことは、時間が必要、ということでした。ここでの話も含めてすでにブログの記事にしているのですが、樽での熟成を長めにしてボトリングは他のところより遅め、飲んでほしいのも収穫の翌年(赤ワインは2年後)では早い、というようなことです。時間が経ってこそ、我々のワインは本領を発揮する、ということをずっと言っていました。
そういった流れもあり、リリースして一番若いワインだけでなく、前のヴィンテージのワインもいくつか試飲することとなりました。
プロヴァインでは白はバレルサンプル(瓶詰め前のもの)の2016年産、赤は2015年産だったのですが、その時の試飲でも良さを感じていたのですが、もっと時間の経っているワインを飲むと、彼らの目指しているワインがよくわかりましたし、その魅力も感じることができました。
そして、輸入するのに選んだワインは、試飲会で気にいった2016年産のグラウブルグンダーとリースリングの甘口カビネット、2015年のオルツヴァインのピノ・ノワールでしたが、別のものを選びました。
色々と話をしてヴァインベルク店主の好みや日本のマーケットの話などをする中で、後半は2014年産を中心に試飲する流れとなりました。2015年産も試飲しましたが、暑い年だったのでより強さ、濃さがあるため、この1、2年で飲むには2014年産の方がよいという話にもなっていきました。
樽の風味の話にもなって、ドイツではリースリングでは樽の風味はつかない方がよいというのが一般的で、1000リットル(フーダー)、1200リットル(シュトゥック)の大樽でも、2回目、3回目だと風味がついてしまうのでなるべく避けるのですが、ここはそこまでそういうことは気にしていないということが印象的でした。その風味も含めていいワインになっていると感じているのだと思いました。
ヴァインベルク店主は、リースリングの樽の風味には少し過敏になっているので、強すぎるとあまり良い印象ではないのですが、2011年の醸造が最初の時はリースリングも新樽に入れたそうで、そのワインも飲みましたが、私は苦手でした。彼は時間が経てばあまり気にならなくなる、と言っていましたが、そのことに関しては同意はできないです。
ここの赤ワインに関してはそこまで樽の強さは感じなかったというのも印象的でした。
ドイツワインの樽の使い方についてもブログの記事にしています。


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色々な話をした後はマイショスMayschossの畑へ。
モーゼルなどと同じような急斜面の畑が広がります。
アールは東の方は緩やかな丘陵の畑が広がり、西のこちらの方は、こういった渓谷で険しい雰囲気となっています。シーファー土壌なのは後者のほうです。


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マークです。やさしい雰囲気が出ています。
このあたりがラーヒャーベルクです。グローセスゲヴェックスにも指定されているメンヒベルクのほうが陽当たりが強く濃いワインになる傾向にあるのですが、こちらの畑は、風通しがよく、エレガントなワインに仕上がる傾向にあり、こちらの畑のワインのほうがヴァインベルク店主の好みの条件の畑だと感じています。


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このように近くで見ると急斜面、モーゼルのようなシーファーの砕けた石がごろごろしている土壌だということがわかります。


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一通り話を聞いて質問した後は、マイショスにあるお宅へ。事前に聞いていなかったのですが、奥さんが料理してくださっての昼食とのことでした。近くのどこかで軽く食べようと思っていたのですが。
豚肉の香草焼きを作ってくださり、ゆっくり飲みたいワインを4本選んで持ってきていてそれらを飲みながらの昼食でした。輸入した2種類以外にソーヴィニヨンブランとグラウブルグンダーを持っていきました。
お宅の窓からは畑も見えて、いい場所に住んでるなーと思っていました。


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マイショスの駅の目の前には畑が広がっています。
ここからヴュルテンベルクに向かったのですが、その間がなかなか大変だったのですがそのことはここでは書きません。


というような半日を経て、2種類のワインを空輸で選びました。

ステンレスタンクでの発酵、醸造ですが火山性の土壌とマセラシオンによってミネラリックでハーブの風味があり、そのニュアンスと果実味が一体となった他にはないタイプのリースリングです。

まろやかでコクのあるエレガントなピノ・ノワールです。アールの王道と言えると思います。バリック新樽で17か月熟成。

それぞれのワインの説明と醸造所のことはリンクした商品ページに書いてあるのでそちらもお読みいただけるとうれしいです。



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2018年07月20日

北海道出張の様子 ワイン会、試飲会、ぶどう畑、動物園

7月中旬に北海道に行ってきました。その様子をざっと書きます。


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夕方に到着しその日の夜は札幌でワイン会でした。
ソムリエの池田さんが規格のワイン会で、会場は前から面識のあるドイツワインをメインに扱っている祥瑞札幌でした。
静かにしているつもりだったのですが、20人弱と会場が満席となった中の参加者のみなさんが興味を持ってくださったので、造り手、土壌の話、残糖と収穫糖度、酸の関係の話など色々と熱を持って話して、皆さんに喜んでいただけました。
ドイツらしい料理も出てきて、アイスバインとはマルティンの深みのあるリースリング、ヒューナーベルク・トロッケンととても相性です。
芽キャベツとベーコンのソテーとアイフェルのロートリーゲンデンの相性の良さにも驚きました。


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翌日にはワインコンプレックスサッポロという試飲会に出展しました。
ずっと応対する、というかなんじではありませんでしたが、ヴァインベルクのブースに来てくださった方はとても関心を持ってゆっくりと試飲されていました。おいしい、とみなさんが素直に口にしていたのがうれしかったです。
色々な系統の方とお話ししました。北海道の飲食店でもっと気軽にドイツワインが飲めるといいなあと思っています。


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土曜日の夜は滝川のプティラパンでワイン会でした。。ワインの造り手などもいらっしゃる仲のいいグループの集まりでの企画で、ヴァインベルクとしての会はもう3回目となりました。みなさんとても楽しみにくださっていて、今回も和気あいあいした雰囲気で、料理もワインもよくて、とてもいい会となりました。
今回は、マニアックなドイツワインというお題をいただいていたので、ふだんのヴァインベルクの会とは異なるラインナップです。それでもドイツワインの魅力が伝わっていたと思います。
フランケンのバッフスとシュヴァルツリースリングはヴァインベルクのワインではありません。ヨステンウントクラインのリースリングとピノ・ノワールは少量のみ入荷したものですが、近日中にネットショップでの販売を開始し醸造所を訪問した時のこともブログに書きます。最後の2本は王道なタイプですが、日本ではあまり出会わない系統かと思います。落ち着きがあり風格も感じました。


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魚介系の前菜とフランケンの白ブレンドのファインヘルプのトゥウェンティーシックス、ファルツのシュピンドラーのソーヴィニヨンブランがいい合わせ方でした。
肉の前菜とは樽の風味と果実味のバランスがすばらしいミッテルラインのリースリングと相性が良かったです。


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マスにはいくらものっていて、ワインと合わせるのは難しいのでは、という話をしていたのですが、クナウスの亜硫酸無添加のトロリンガー2015が、同じトーンで風味もあっていて、違和感なく楽しめてびっくりしました。
メインは鴨肉でしたが、アールのピノ・ノワールとばっちりでした。


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後半は、千葉ヴィンヤードの千葉さんと行動していました。ドイツワインからワインの栽培、醸造の世界に入った方なので、必然として知り合いになりそれ以来何度も会っています。北海道に来た時には岩見沢、滝川では彼に案内をしてもらっています。
千葉さんは昨年ワインを初リリースしました。ぶどうはその前から育てているのですが、その苦労をたくさん聞いています。今年は雨が多く日照時間が少ないので花が落ちてしまっていてだいぶ収穫量が減るということです。品種ごとの違い、苦労の話も色々と聞きました。
消費者は、できたワインこそが全てになりますが、どうやってできたのか、ということを知るのも大切なことだと思います。特に家族経営の中、小規模の生産者のワインは、人柄もワインに出るので知ったほうがワインを飲む上でも楽しいかと思います。ヴァインベルクではドイツワインの生産者のそういった部分をできるだけ伝えられるようにと考えています。


最終日は旭川動物園へ。
途中まで土砂降りでしたが、途中で止みましたし満喫しました。


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姿がかわいい、だけでなく、生態が見れた時がよかったです。
見せ方や説明文などで、動物園の愛も感じられて、評判がいいのがよくわかりました。
シロクマなどのもぐもぐタイムも見ることができました。
北海道に生息する動物もいくつもいたのですが、ぶどう畑に出没する動物もいて、千葉さんは天敵だと話していて、かわいい、だけでなく色々な側面があるとあらためて思いました。


ラーメンも何杯か食べましたし、北海道を満喫しました。
ドイツワインに関しては、みなさん抵抗なく受け入れてくださっているので、もっと北海道にもドイツワインの良さが広まるといいなあと思っています。バッフスやケルナーという北海道で作られているワインだけでなく、ドイツを知ってほしいなあと思っています。

東京は連日暑い日が続いていますが、少し離れられてよかったです。でも温度差(湿気も含めて)がすごくて、戻ってきてから少し弱っています。



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