2017年09月18日

9月のワイン会の様子

新入荷のワインが入ったこともあり、9月は精力的にワイン会を行っています。
いつもはひとつの会ごとに細かくワイン会の様子を書いていましたが、今回は3つの会について、印象に残ったことを中心に書いていきます。


IMG_5446.JPG

ひとつめは成田でのワイン会です。成田周辺のドイツワイン好きの方が、参加者を集めてくださりヴァインベルクのワインでのワイン会を開催しました。14人での会となりました。
会場は公津の杜のビストロ・モズです。食材や調理法にこだわりを感じますが、押しつけているかんじが全くしない自然な料理の数々は素晴らしく、また訪れたいと思いました。
最初の画像は豚肉をキャベツで巻いたものです。ゾルターのロゼのゼクトラインガウのリースリングもやさしいトーンがあってぶつかる部分が全くありませんでした。


IMG_5447.jpg

鱧のサマートリュフのせとファルケンシュタインのヘレンベルク・ファインヘルプはマリアージュとして素晴らしかったです。
ワインの心地よい甘みと酸味が料理と溶けこむようになっていました。ソースに少し酸味があることもよかったのだと思います。
このワインは料理とというだけでなく皆さんにとても驚かれ喜んでいただけました。ドイツワインをたくさん飲まれている方にもそういう反応をしていただけるのはうれしいです。レアなワインではなくふつうに購入できるワインでも魅力のあるワインを揃える、というのがヴァインベルクの使命でもあると考えています。


IMG_5451.JPG

その他には、ゾルターのロゼは、ドイツのゼクトでこういう良さがあるものはあまりない、エルプリングの古酒ゼクトは初めて飲む味わいでなおかついい、ミュレンの2007シュペートレーゼはホッとする良さがある、などという感想をいただきました。
料理とは真鯛のポワレとビッケルシュトゥンプのロゼ、国産の鴨とレンベルガーGも印象に残る組み合わせでした。カシスのデザートとレンベルガーが合うのも面白かったです。


IMG_1355.jpg

ふたつめは赤坂のセレブールでの会です。
料理はフレンチで、ワインもフランスのグランクリュを多く提供しているお店ですが、ソムリエがふだんからドイツやオーストリアなどといういわるゆる冷涼系と言われる地域ののワインもグラスワインで多く提供していることもあり、今回ワイン会をすることとなりました。
フレンチのビストロ料理にドイツワインを合わせる、というコンセプトでしたが、料理はビストロ料理という枠を超えた洗練された料理で、参加者もヴァインベルク店主もとても幸せな気持ちになれました。
ペアリング検証というタイトルでの会でしたが、事前に細かい打ち合わせはせず、料理内容を聞いてワインを選び、当日シェフとソムリエがワインを飲んで少し微調整をする、という形にしました。
ドイツワインを普段から飲まれている方もそうでない方もいらっしゃいましたが、飲んだことがないタイプのワインばかりだったそうで、みなさんどれもとてもおいしいと驚きながらおっしゃっていました。辛口を中心とした今だから造ることができるドイツワインの良さを体感してその良さを知っていただきとてもうれしく思っています。なぜこういうワインができるのか、などワインの良さをより知っていただけるような話をたくさんできたこともよかったです。


IMG_1339.jpg

こういった前菜には大半のヴァインベルクのワインはどれも万能に合わせることができます。
今回は繊細な料理ということで、繊細で気品のあるタイプのキュヴェアンリのゼクトとミュレンのリバイバル・リースリング・トロッケンを選びました。

サーモンにはビッケルシュトゥンプのジルヴァーナー・ブントザントシュタインを。ミネラル感と強さのあるこのジルヴァーナーはサーモン(少し焼いたもの)との相性はよく、その気品のある味わいはふだん他の国のワインを飲んでいる方にも好印象でした。


IMG_1345.jpg

料理との相性で一番印象的だったのは、つぶ会のオーブン焼きとファルケンシュタインのピノ・ノワールです。
つぶ貝だけだとワインが負けてしまうのですが、大きめに切られたじゃがいもと生ハムと一緒に食べてワインを飲んだ時の相性は素晴らしかったです。このワインの繊細だけれど内側にある強さと2015年産だからこその果実味が、うまく合ってうまみが増長するような感覚でした


IMG_1352.jpg

上州せせらぎ豚のナヴァラン仕立て(夏野菜煮込み)です。
こういった濃いめの味付けでも合わせられるドイツワインはあります。今回のクナウスのレンベルガーRはボルドータイプの濃さと強さがあります。この料理は通常は羊だそうで、今回は豚だったのですが、羊でもこのワインは相性良いのではと思いました。また、強いだけでなくうまみを感じられるこのワインは、6000円前後で素晴らしい赤がドイツにはたくさんあることを知っていただくのにとても良いワインとなりました。

最後だけトロッケン(辛口)ではなく甘口にしましたが、このファルケンシュタインのシュペートレーゼも好評でした。酸味もある甘口ワインの良さを知っていただけました。このワインはシュペートレーゼとしえはあまり甘みは強くは感じませんが、こういったコース料理の最後にはちょうどよい味わいです。レモンシャーベットとの相性も良かったです。


IMG_5550.JPG

3つめは、銀座Steak & Grill Rangestu of Tokyoでの会です。ここのシェフとは長い付き合いで、ステーキ以外の料理も素晴らしいのです。
ゼクトはゾルターの2005リースリングにしました。少し熟成したシャンパンはみなさん飲まれたことがあるようですが、リースリングでこういったタイプはみなさん初めてで、そしてその良さに喜んでいただけていました。


IMG_5542.JPG

サラダはフォワグラ入りのパテやサーモンだなどバラエティ豊かな内容です。
クナウスのロゼと合わせましたが、3種類のぶどうのブレンドということもあり色々な要素もあり、やさしいだけでないこのワインとはとても相性がよかったです。このワインの万能さと素晴らしさを証明する機会ともなりました。

その後は真鯛のポワレ、キノコソースでしたが、ファルケンシュタインのカールスベルクとお楽しみいただきました。
このワインは、甘口とも辛口ともいえない、複雑みがあり不思議な味わいのワインですが、素直にこのワインの良さを堪能していただけていました。そして少し強めの味付けの料理でも問題なく合わせることができました。


IMG_5546.JPG

ステーキはイチボです(画像はサラダは1人前の量でしたがこちらは数人分の量です)。次の料理が濃厚なので、ステーキは最後ではなくその前にしました。赤みですが脂もほどよくあり、噛んだ時の触感やうあまみがとてもよかったです。
ステーキとは濃い赤ワインではなく、軽めのトロリンガーを合わせました。酒質は強くならないブドウ品種ですが、凝縮した果実味があるのでこういったグリルお肉との相性はよいと思ったのですが、その組み合わせにみなさん満足されていたようです。
燻製させた熟成醤油をつけるて食べるとより相性がよくなりました。醤油と赤ワインというのはイメージがわきづらいと思いますが、このワインはそういう合わせ方もできる、既存の概念にはとらわれない使い方ができる赤ワインなのです。


IMG_5548.JPG

メインは国産牛肉の赤ワイン煮です。ほほ肉ではなく首のあたりのお肉だそうです。長時間煮込んで、ほどよい食感でなおかつうまみもあり、こだわりのあるソースも含めてみなさんにとても好評でした。
あえて高価格帯の赤ではなく、レンベルガーGを選びました。高価格帯のワインだと繊細なのでピンポイントな合わせ方になりこういった料理とは難しいし、もっと気軽に合わせられる組み合わせを体験してもらったほうが良いと思いこのワインにしました。ほどよい強さと濃さがありやわらかさもあるので懐の広いこのワインは料理に寄り添っていました。
食材が良い時などは高価格の個性が強いワインではないものをあえて選ぶ、というやり方を提示することができ、みなさん納得されていました。


このように色々な料理とヴァインベルクのドイツワインを合わせて会をやっています。
こういう様々なタイプとの組み合わせを体験すると、ドイツワインの懐の広さをあらためて感じることができます。
色々な合わせ方、楽しみ方ができるのがドイツワインの魅力だと声を大にしていうことができます。
マリアージュという合わせ方だけでなく、料理の合間に飲んでも邪魔にならない、など、家庭の食卓でのワインや、色々なシチューエションでお楽しみいただくことができます。
色々な例を通してそういったことも感じていただけたと思い、ブログやfacebookでの投稿、ネットショップでの商品紹介は書いています。
たくさんの人にドイツワインの良さと魅力を知っていただけるようこれからもお伝えしていきます。


今後もヴァインベルクでは定期的に会を企画していきます。ヴァインベルクのfacebookページで一番早く告知を始めるのでそちらの投稿もお読みいただけるとうれしいです(アカウントをお持ちでない方もご覧いただけます)。
facebookアカウントをお持ちでない方のワイン会の参加申し込みはホームページの問い合わせページからのご連絡でお申し込みいただけます。

本文では紹介したワインに商品ページのリンクを貼っていますが、下記からも新入荷のワインはご覧いただけます。


新入荷ワイン
ファルケンシュタイン
クナウス


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com



posted by ヴァインベルク at 13:04| ワイン会報告 | 更新情報をチェックする

2017年08月15日

9月のワイン会、イベントのお知らせなど


今後のワイン会やヴァインベルクのワインのお知らせです。

7月に投稿したものを少し修正した内容です。

9月のイベント

詳細が決まり次第facebookなどでもお知らせしています。


蕎麦と静岡おでんとドイツワイン
91日(金) 20時開始 グリーングラス(中井、落合) 会費7,000

とても好評な中井のグリーングラスでの会は3回目の開催が決定となりました。過去2回の内容(ブログでその様子は書いています、こちら)をふまえてより進化した会となります。今までの会に参加された方でも楽しめる内容を考えています。
お申込みは開始しています。こちらの会は早々に満席となる可能性が高いことをご了承ください。

https://www.facebook.com/events/127397611200399/


ビストロ料理とドイツワイン

フレンチとドイツワインの会です。よく食べている料理でも新鮮な組み合わせに出会えると思います。6,000円前後のワインも提供予定です。

9月9日(土) 18時開始 セレブール(赤坂、赤坂見附) 会費10,000円

https://www.facebook.com/events/172186106657625/

ドイツ語と楽しむドイツワイン

923日(土) 14時開始 モリモトハウス 4,500円
昨年開催した慶応大学でドイツ語を教えられている境先生によるドイツワインに関わるドイツ語のお話しの第二弾が決定しました。前回は地名と畑名が話の中心でしたが、今回は人名をテーマとした内容になる予定です。


イベント出店
まだ詳細は決まっていませんが、9月16日、17日に藤沢のT-siteという施設でのドイツイベントに横浜のドイツワインバー、アム・ラインと一緒に出店予定です。


IMG_5163.JPG

この画像が土浦でのヴァインベルクでのワイン会の時のワインです。ドイツワインをあまり知らない方に知ってもらおうという企画でした。セミナーというよりは、飲みながら、わからないこと、知りたいことを説明していく、という形です。

このように場所や参加者を集めていただければ出張します。
お気軽にご相談ください。


以下は7月の投稿と同じ内容です。


ここからはヴァインベルクのワインのご案内です。


・夏の3本セット

この暑い時期だからこそおいしく飲める3本をセレクトしお得な価格のセットにしました。
飲みやすいだけでなく、ドイツワイン、ヴァインベルクの魅力もわかるヴァインベルクならではのセレクトです。

夏だからこそおいしく飲めてなおかつドイツ、ヴァインベルクの魅力がわかる3本です。

昼に、パーティー、BBQにも最適です。どれもソムリエナイフは必要なく開けることができます。

好評ですでにかなりのセット数が販売されています。

ヴァインベルク夏のおすすめ3本セット 送料無料! 8,000円(税込)
http://weinbergwine.com/15_123.html

リースリング ゼクト / ゾルター(ラインガウ) 泡・中辛口

リースリング フィロソフィー / シュピンドラー(ファルツ) 白・辛口

トゥウェンティーシックス ロゼ(ピノ・ノワール) / ビッケル・シュトゥンプ(フランケン) ロゼ・中辛口 


IMG_1265.jpg


・今飲むべきドイツワイン

ドイツワインの広報Wines of Germanyが有識者のブラインドテイスティングにより選んだ30本を今飲むべきドイツワインセレクションとしてプロモーションしています。国内インポーターの応募の中からは15本選出されていて、その中にファルケンシュタインのヘレンベルク・ファインヘルプが選ばれています。

在庫が少なくなってきていますので、興味のある方はお早めにどうぞ。

ヘレンベルク ファインヘルプ 2015 ファルケンシュタイン(ザール/モーゼル) 3,200円(税込)

http://weinbergwine.com/5_84.html
 
・グッツラーをスポットで空輸しました

プロヴァインで出会った素晴らしいワイン2種類を空輸で少量のみ入荷しました。

ラインヘッセンのグッツラーGutzlerで、樹齢80年で自根のジルヴァーナーとリープフラウミルヒの元祖の畑からのリースリングのグローセス・ケヴェックス(GG)です。

ネットショップに各ワインの詳細は書いていますのでそちらをお読みいただけるとうれしいです。

ジルヴァーナーは残り数本となっています。


グッツラー(ラインヘッセン)

http://weinbergwine.com/30.html

IMG_4533.JPG


・クール便無料

クール便代(350円)を無料にするキャンペーンをします。

配達中に高温の中にさらされるのはワインにとってよくないことですが、クール便(チルド)によって0度に近い温度になり20度前後からの温度変化が何度もあるのもワインにとってはあまりよくないことなので(特に長期間保管して熟成させるワインには)、日中の気温が25度くらいまではヴァインベルクでは通常便を推奨しています。

しかし、もう今は配達中の車での温度が40度を超えてしまうためクール便の利用が必須となっています。

今だからドイツワインです。夏休みなどにもぜひヴァインベルクのワインをお楽しみください。この際にぜひご利用ください。

キャンペーンは8月下旬までを予定しています。


こういった内容のお知らせの配信をご希望の方は、会員登録のページからご登録をお願いします。




ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com

posted by ヴァインベルク at 19:08| ヴァインベルクお知らせ | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

ゼクト(スパークリングワイン)でランチの会の様子

昨年好評だったゼクト(ドイツのスパークリングワイン)の会を今年も新宿リースリングで開催しました。
8人と少なめの人数となりましたが、色々な話もできて和やかな雰囲気の会となりました。


IMG_1289.jpg

今年はマグナム1種類を含む7種類を用意しました。
昨年と似たようなラインナップですが、ラインガウのゾルターからは2001年のレゼルヴ、SMWは同ヴィンテージでの飲み比べ、というのが昨年と異なるところでした。
この後の紹介の中でそれぞれのゼクトに商品紹介のページのリンクを貼っていますのでそちらもお読みいただけるとうれしいです。


IMG_5205.JPG

1本目はリースリングのマグナム(1500ml)です。750mlよりも余韻にまろやかさを感じます。果実味も酸味が魅力の750mlとどちらも魅力があることをわかっていただけました。どの前菜とも相性がよかったのには驚きました。

2本目はピノ・ノワール100%のロゼです。こちらもリースリング同様ゾルターのスタンダートラインですが、果実味の心地よいこのゼクトの良さを感じていただけました。辛口仕立てで食事との相性も良く、ローストビーフとも良い組み合わせとなりました。

3本目はワンランク上のラインのひとつであるキュヴェ・アンリです。ブルグンダー系のブレンドで、年代の異なるワインも含まれるので立体感のある骨格があり、同じ価格帯のシャンパンであればこちらのほうが、という説明に納得していただけました。

4本目は、リューデスハイムのベルク・ローゼンエックのリースリングのみでレゼルヴのゼクトにするシリーズの2001年です。現行は2011年なのですが、少量のみ在庫のある2001年と2005年のゼクトを今年12本ずつ輸入しました。
初夏の試飲会では2005年を提供したので今回は2001年のレゼルヴを提供しました。
長い余韻と深みでみなさまとても喜んでいただけました。同じクオリティのシャンパンは数倍出さないといけない、今まで飲んだワインの中で一番おいしかった、などという感想をいただきました。
フルートグラスだけでなく通常のワイングラスも用意していたのですが、このゼクトはふつうのグラスのほうが風味や味わいをより楽しめると感じました。


IMG_1290.jpg

3本目、4本目はソーセージ、鶏肉のグリルとともにお楽しみいただきました。
複雑みのある味わいはこれらの料理と全く違和感がありませんでした。


IMG_1292.jpg

IMG_1294.jpg

最後の3本のゼクトは、古代品種であるエルプリングによるモーゼルの古酒ゼクトです。1996年の同じワインを瓶詰めし、デコルジュの時のドサージュが異なるという3種類です。
一番人気は中辛口のトロッケンでしたが、料理とはノン・ドサージュのブリュット・ナチュレが一番相性が良いという発見もありありました。塩豚入りのバジルの塩味のパスタととても良い組み合わせでした。
トロッケンは在庫がありますのでぜひお買い求めください。シャンパンとは異なるベクトルのスパークリングワインの良さを感じられると思います。

ゾルターのレゼルヴは栽培、収穫からこだわったもの、SMWのゼクトは特別なワインではないものからこだわりの製造で造ったものという違いがあり、それぞれの良さを知っていただけたのはよかったです。

エルプリングのワインがどういうものか知ってもらうために、少しだけ追加でお支払いいただきお店にあったエルプリングののワインをお飲みいただきました。フレッシュだけど軽やかなのが魅力ですが、穏やかで親しみやすいこれらのゼクトの魅力の印象が強かったようです。


ドイツのスパークリングワインだけでもこれだけ楽しめるということを知っていただけてうれしく思っています。
ヴァインベルク店主はシャンパンなどのスパークリングワインにそれほど思い入れはありませんが、これらのよいスパークリングワインを扱うことができて、こういう会も開催することができていることに喜びを感じ、今後も続けていきたいと思っています。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com



ラベル:ワイン会 ゼクト
posted by ヴァインベルク at 17:28| ワイン会報告 | 更新情報をチェックする

2017年07月29日

天ぷらとドイツワインの会の様子

丸の内の東京ビル(TOKIA)にある菊亭にてワイン会を開催しました。
12人の方が参加されました。初めてヴァインベルクの会に参加された方も何人かいらっしゃましたが、ワイン、料理の良さとその組み合わせをみなさん楽しまれていたようでした。


IMG_5124.JPG


ワインは6種類、ゼクトと甘口は1本ずつで、その他は2本ずつ用意したので食べ物とじっくりと合わせながらお楽しみいただけました。

最初のロゼのゼクトはフルーティーな果実味、最後のファルケンシュタインのシュペートレーゼは甘すぎず酸味と甘みが心地よい、と好評でした。



IMG_5105.JPG

前菜にはマルティン・ミュレンのパラディースを。丸みのある果実味のリースリング・トロッケンは鱧、自家製のさつま揚げなどこういった食べ物とはどれとも相性が良かったです。アスパラを豚肉で巻いて中華風の味噌で食べるものは、それだけでもとてもおいしかったのですが、ワインともやわらかさの部分で同調して相性がよかったです。


IMG_5108.JPG


天ぷらの提供が始まるころから3番目のラインヘッセンのグッツラーのリースリングのグローセス・ゲヴェックスをお出ししました。
天ぷらは同じトロッケンのリースリングでも2番目のモーゼルだとワインの果実味も少し前面に出てしまうのですが、このコクと深みのあるGGだと、落ち着いている味わいと違和感なく合いました。そしてどちらかというと魚介より野菜のほうが相性がよいと感じました。とはいえペアリングというよりは、食べながら合間に飲んで楽しむという感覚の合わせ方だと思いました。

このGGは一口飲んでの華やかさはありませんが、飲み続けていてしみじみおいしさを感じられるという感想がありました。



IMG_5110.JPG


天ぷら2順目はイカといんげんです。


IMG_5111.JPG


3順目は海老とズッキーニです。

ワイン4番目のクナウスのグラウヴァイセはこのあたりから。天ぷらにはシャルドネを合わすという方が昔からいらっしゃり、ワインにそこまで力を入れていない天ぷら屋さんにはシャルドネが多いということもあり、新樽熟成によるシャルドネもブレンドされているこのヴュルテンベルクの白を選び、相性を検証してみました。
どの食材でも、塩でもつゆでもというようではないと感じましたが、魚介系と相性がよいと感じました。個人的にはイカと塩、海老はどちらでも、穴子(画像はありませんが)は塩、という組み合わせが好みでした。

このワインは2014年産で、少し熟成してきているのですが、新樽の風味が薄くなってくると予想していたのですが、よりまったりとした雰囲気になっていて樽の風味も健在だったのですが、そういった味わいに魚介の複雑みがうまく同調していたと思います。といっても果実味もあるワインなので、他の国のシャルドネよりも天ぷらと相性はよいのでは、と思いました。



IMG_5114.JPG

5番目の赤ワインのクナウスのレンベルガーGは穴子の天ぷらの時からお出ししました。

つゆのほうが相性が良いと思いました。リースリングのように、ペアリングというかんじではなく、寄り添うように楽しめるといった感覚です。

そして、このお店でランチの時にかき揚げの天丼を食べた時に、これと合わせてみたいと思ったのがこのレンベルガーだったのです。創業当時から継ぎ足して使われている秘伝のたれがとても素晴らしく、このタレとの相性がこのワインがよいと思ったのです。

想像どおり、タレとも海老のかき揚げとも相性がよかったです。そしてごはんの甘みも、強すぎない果実味と同調して違和感がないというのも、特出すべきことだと思います。赤ワインでご飯ものと合わせるのはなかなか難しいと思うのですが、このワインは日本の家庭の食卓でも楽しめるワインです。もちろん白いご飯だけというわけではなくおかずが濃いめの味付けのほうがよいとは思いますが。

このワインは現在欠品中ですが、9月に同じヴィンテージで再入荷します。


そしてシュペートレーゼでしめて、お開きとなりました。

天ぷらは寿司と一緒で、ネタごとに相性が変わってくるのですが、寿司の会でも感じたように、ぴったりのペアリングだけでなく日本酒感覚の食事に寄り添う感覚の合わせ方も大事だと思いました。

その点では少しコクと深みのあるリースリング(今回は入れませんでしたがファインヘルプも)や軽めだけれどタンニンと果実味のある赤ワインがよいのかなあと思いました。次回開催することになった時にはジルヴァーナーやブルグンダー系の白(ピノ・グリ、ピノ・ブラン)とも試してみたいと思いました。

こういった会になれていないお店だったのでご迷惑をおかけした部分もありますが、対応してくださり感謝しています。

参加者もその場の雰囲気を楽しんでくだり、良い会になったと思うのでホッとしています。


今後のワイン会のお知らせなどはひとつ前の記事をごらんください。




ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


posted by ヴァインベルク at 14:40| ワイン会報告 | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

今後のワイン会やワインのご紹介

ヴァインベルクでは毎月ご登録いただい方には毎月メルマガを配信しています。

7月号は数日前に配送していますが、その内容を少し修正し、画像を加えたものをこのブログで投稿します。

今後のワイン会やヴァインベルクのワインのお知らせです。


・今後のヴァインベルク主催の会のお知らせ

ヴァインベルクでは定期的にワイン会を開催しています。
テーマを変えて色々な角度からドイツワインを楽しめる会にしています。

専門的な話だけではない毎回アットホームな雰囲気の会となっていますので、初めての方、お一人での参加希望の方もお気軽にご参加いただけます。

ゼクトでランチ会
85日(土) 13時開始 新宿リースリング 会費6,500
7
月に開催を予定していましたが8月に変更となりました。

昨年好評だったスパークリングワインのみの会は、ヴァインベルクの店主自身もとても楽しかったので今年も開催することにしました。ラインガウのゾルターのゼクトが中心となりますが、今回もリースリングのマグナム(1500ml)をご用意し、2001年のベルク・ローゼンエックのリースリング・レゼルヴも提供予定です。

SMWのエルプリングの1996年の古酒ゼクトは今年は輸入して販売しているトロッケンだけでなく同ヴィンテージのブリュット、ブリュットナチュレ(ドサージュ添加なし)も入手しているので飲み比べをすることができます。
ワインだけでなくリースリングの食事と共に楽しみながら優雅な休日の午後をお楽しみいただけます。

提供するワインの価格を考えると他のヴァインベルクの会よりもかなりお得な価格設定となっています。
https://www.facebook.com/events/681453912050547/

お申込みはリンクのfacebookイベントページかホームページのお問い合わせからご連絡ください。

IMG_4650.JPG


9月もイベントのイベントの日程が決まっています。

詳細が決まり次第facebookなどでお知らせします。


蕎麦と静岡おでんとドイツワイン
91日(金) 20時開始 グリーングラス(中井、落合) 会費7,000

とても好評な中井のグリーングラスでの会は3回目の開催が決定となりました。過去2回の内容(ブログでその様子は書いています、こちら)をふまえてより進化した会となります。今までの会に参加された方でも楽しめる内容を考えています。
お申込みは開始しています。こちらの会は早々に満席となる可能性が高いことをご了承ください。

https://www.facebook.com/events/127397611200399/


ビストロ料理とドイツワイン

9月9日(土) 18時か19時開始 セレブール(赤坂、赤坂見附) 会費未定

ドイツ語と楽しむドイツワイン

923日(土) 14時開始 モリモトハウス 4,500円(予定)
昨年開催した慶応大学でドイツ語を教えられている境先生によるドイツワインに関わるドイツ語のお話しの第二弾が決定しました。前回は地名と畑名が話の中心でしたが、今回は人名をテーマとした内容になる予定です。



ここからはヴァインベルクのワインのご案内です。


・夏の3本セット

この暑い時期だからこそおいしく飲める3本をセレクトしお得な価格のセットにしました。
飲みやすいだけでなく、ドイツワイン、ヴァインベルクの魅力もわかるヴァインベルクならではのセレクトです。

夏だからこそおいしく飲めてなおかつドイツ、ヴァインベルクの魅力がわかる3本です。

昼に、パーティー、BBQにも最適です。どれもソムリエナイフは必要なく開けることができます。

好評ですでにかなりのセット数が販売されています。

ヴァインベルク夏のおすすめ3本セット 送料無料! 8,000円(税込)
http://weinbergwine.com/15_123.html

リースリング ゼクト / ゾルター(ラインガウ) 泡・中辛口

リースリング フィロソフィー / シュピンドラー(ファルツ) 白・辛口

トゥウェンティーシックス ロゼ(ピノ・ノワール) / ビッケル・シュトゥンプ(フランケン) ロゼ・中辛口 


IMG_1265.jpg


・今飲むべきドイツワイン

ドイツワインの広報Wines of Germanyが有識者のブラインドテイスティングにより選んだ30本を今飲むべきドイツワインセレクションとしてプロモーションしています。国内インポーターの応募の中からは15本選出されていて、その中にファルケンシュタインのヘレンベルク・ファインヘルプが選ばれています。

在庫が少なくなってきていますので、興味のある方はお早めにどうぞ。

ヘレンベルク ファインヘルプ 2015 ファルケンシュタイン(ザール/モーゼル) 3,200円(税込)

http://weinbergwine.com/5_84.html
 
・グッツラーをスポットで空輸しました

プロヴァインで出会った素晴らしいワイン2種類を空輸で少量のみ入荷しました。

ラインヘッセンのグッツラーGutzlerで、樹齢80年で自根のジルヴァーナーとリープフラウミルヒの元祖の畑からのリースリングのグローセス・ケヴェックス(GG)です。

ネットショップに各ワインの詳細は書いていますのでそちらをお読みいただけるとうれしいです。

ジルヴァーナーは残り数本となっています。


グッツラー(ラインヘッセン)

http://weinbergwine.com/30.html

IMG_4533.JPG


・クール便無料

クール便代(350円)を無料にするキャンペーンをします。

配達中に高温の中にさらされるのはワインにとってよくないことですが、クール便(チルド)によって0度に近い温度になり20度前後からの温度変化が何度もあるのもワインにとってはあまりよくないことなので(特に長期間保管して熟成させるワインには)、日中の気温が25度くらいまではヴァインベルクでは通常便を推奨しています。

しかし、もう今は配達中の車での温度が40度を超えてしまうためクール便の利用が必須となっています。

今だからドイツワインです。夏休みなどにもぜひヴァインベルクのワインをお楽しみください。この際にぜひご利用ください。

キャンペーンは8月中旬ごろまでを予定しています。


こういった内容のお知らせの配信をご希望の方は、会員登録のページからご登録をお願いします。




ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


posted by ヴァインベルク at 19:59| ヴァインベルクお知らせ | 更新情報をチェックする