2021年11月22日

ザールのファルシュタインがドイツワインガイドブックVinumヴィーヌムで5つ星獲得!

ドイツワインガイドブックのヴィーヌムVinumで、ヴァインベルクが8年前に開業した時から輸入しているザール(モーゼル)のファルケンシュタインHofgut Falkenstein5つ星に昇格しました。モーゼルでは4軒のみが5つ星でザールエリアではファルケンシュタインのみです。5つ星に気がついた時にはびっくりしました。この年(2020ヴィンテージ)のモーゼルの最優秀Winzer des yearも獲得しています。
これらのことについて解説、感想などを書いていきます。記念、お祝いとして3本セットも販売しています。



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まずはヴィーヌムについてです。数年前に出版社の事情でゴーミヨGault Millauが今まで同様にできなくなってしまい、その編集陣がヴィーヌムでゴーミヨと同じことをやっているのです。今もゴーミヨはありますが、変わってからは別の編集陣でやっているので、今までのゴーミヨと同じ基準というのはヴィーヌムなのです。今のゴーミヨは、トロッケンに対しても高得点をつける、低価格のワインも得点が高かったりちゃんと取り上げている、という印象があります。ゴーミヨにはファルケンシュタインは掲載させれていません。アイヒェルマンEichelmannも含めて、全てではなく特定のところにだけサンプルを送っている生産者もあるので、ひとつのガイドブックだけでは全てを網羅できない、ということもあります。


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ヴィーヌムの特徴としては、醸造所の星が高いほどワインごとの点数も高めになる傾向があります。なので、私(ヴァインベルク店主)自身はあまり点数は気にしていません。ファルケンシュタインは数年前から軒並み高い点数となっていますが。そしてその中の高い低いも。また、醸造所によっては、あまり点数が高くならないのがわかっているワインや得意先で売れてしまうようなワインはサンプルに出さないで掲載されていない、ということもよくあることです。
今年輸入した2020ヴィンテージではヘレンベルクのファインヘルプ(フーダー4)とアルテンベルク・トロッケンはサンプルを出していないみたいなので掲載されていません。


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冒頭にはカテゴリーごとに10位まで順位をつけているページがあるのですが、今年(2020ヴィンテージ)からカビネットとファインヘルプの部門がひとつになっていました。そして最高得点の96点は3本でうち2本(1位と3位)がファルケンシュタインでした。
3位のアルテレーベンのカビネットは2017年に輸入していていますが、醸造所販売価格がそのヴィンテージの2倍になっていました。前が安すぎたととらえたほうがよいと思います。

そしてこの部門の7位(95点)に輸入しているオイヒャリウスベルクのカビネットが入っていました。順位と点数とか関係なく、僕自身が大好きなワインです。高得点だとか考えず気軽に飲んでおいしさを感じていただきたいです。


ヴァインベルク店主としては点数より醸造所の星数のほうが気になります。ヴァインベルクで輸入している醸造所は3つ星は当然だと思っていて、4つ星以上になると誇りに思えます。マルティン・ミュレンが今年から4つ星になりました。アイヒェルマンでは、シュピンドラーとビショッフリッヒェス・リューデスハイムが4つ星です。そして星が低くても、その生産者の素晴らしさを知っていますので気にはしていません。

ヴァインベルクとしては、評価が高いから選ぶということはしていません。試飲会や何かの機会で気になったところが、あまり星がなくても全然気にしないのですが、だいたいは3つ星前後のところです。そして大半はその当時より今は星が増えているのです。元から評価と人気があるから選んでいるのではなく、良いと思っているところが評価されていくのはとてもうれしいことです。
その最たる例がファルケンシュタインとなりました。生産量が少なくアメリカへの輸出も多いのでドイツ国内ではあまり知られていなかったところが評価され、そして知られていったのでした。

ただ、おかげで争奪戦がさらに激しくなり、来年からヴァイベルクの分を希望通り確保できるか心配にはなっています。評価される前から付き合いがあり信頼関係もあるので、ヴァインベルクは好きなだけオーダーできるとヨハネスは言っていたのですが、それでも2020年ヴィンテージはトロッケンは希望よりかなり少ない数しか確保できなったのです。なので2021ヴィンテージはとても心配です。
それと、星が多くなるにつれ醸造所のスタンスや印象が変わる造り手もあったのですが(ヴァインベルク輸入の造り手ではなく)、ファルケンシュタインは全く変わっていません。一部のワインは価格を上げていますが、今までが安すぎたと思っているので何も思いません。エリッヒとヨハネスの親子は、自分たちのワインの向上だけを考えてがんばっているのをよくわかっています。以前より栽培、醸造以外の仕事が増えているみたいで大変そうではありますが。
そしてそんな彼らを知っていて、当たり前のことを当たり前にやるだけと思ってやっているだけで、それが評価されているのは自分のようにうれしいです。建物が火事になったりして大変だったのも知っていますので、いいことがあってとてもうれしいです。5つ星という基準で見られてそういった目でしか評価できない人たちに彼らのワインが飲まれるようになるのは嫌ではありますが。


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星が多いところでも生産量が多いところでは、収量が低くなかったり早摘みだったりで、畑の特性や造り手の個性などがあまりわからないいわゆる裾もののワインも多く生産しています。そういったワインが大きな収入源にもなっています。しかしそういったグーツヴァインなどを一本飲んだだけではその生産者の魅力がわかりません。そういうこともわからず生産者の考察をしたり評価されているのを見ると悲しくなります。ワイン自体はおいしくて食事に合わせてなど最適なシチュエーションはあるのですが。

生産量が少ない生産者だとわりとそういった裾ものワインは少なくなります。とはいえグーツヴァインだけで評価はしてほしくはないです。
ファルケンシュタインではそういった裾ものをほとんど造っていないのです。どのワインでもファルケンシュタインの魅力がわかると思います。辛口、中甘口、甘口とありますし、トロッケンでも酸が強くかたいものから果実味豊かでやわらかいものでありますので、好みで選んでいただけます。点数が高くタイプのワインではありませんが、シュペートブルグンダーのロゼも素晴らしく、そして好評です。


ファルケンシュタイン一覧


今回の5つ星獲得のお祝いということで、3本セットを企画しました。
ファルケンシュタイン中甘口甘口リースリング3本セット 送料込み 9,500円

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辛口から甘口までにしたかったのですが、アルテンベルク・トロッケンは在庫数が少ないので、ファインヘルプ(中甘口)、カビネット(甘口)、シュペートレーゼ(甘口)となりました。
まだファルケンシュタインのワインを飲んだことがなくて全体像を知りたい方はアルテンベルク・トロッケンも一緒にご注文されることをおすすめします。

中甘口、甘口といっても、冷涼なザールならではの酸があるので甘みは前面には出ていなくて酸と甘みの調和の素晴らしさを感じていただけます。そしてクラシカルではありながらこういった完璧なバランスのワインは近年は少なくなっていますので、こういったドイツワインならではの魅力を感じていただけます。


冒頭にはヴィーヌムの生産者紹介のページを撮りましたが、土壌の粘板岩はグラウ(灰色)だけじゃないよ、とか、アルテンベルクもいい畑だよとか思いますが、あくまでその醸造所を知らない方へのインフォメーションと思ってこれらは読んだほうがよいと思います。醸造所で話を聞くと大半のところは、もっと深いところを知れる、聞けます。


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これは約3年前に日本にヨハネスが来てくれた時のものです。
この時に5日間一緒にいたことなどもあり、今は彼とは友達のような関係です。彼の方がかなり年は下ですが。
そして彼はおちゃらけているだけでなく、ワインに真摯に取り組んでいるし、研究熱心で色々なことを知っている、というのもよくわかっています。
これからも彼らのワインを輸入し、彼らとそのワインの魅力を伝えていくことをがんばります。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
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2021年11月14日

ドイツ料理との会、イワナの会などヴァインベルクのワイン会の様子 

緊急事態宣言が終わりヴァインベルクでもできることからイベントをやり始めています。
開催したイベントを感想と共に簡単に紹介します。


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8月に入荷したモーゼルのマルティン・ミュレン、ザールのファルケンシュタイン、ヴュルテンベルクのクナウスのワインを紹介する試飲会を新宿リースリングで開催しました。
予想通りの反応がありましたが、その中でマルティン・ミュレンのほぼ貴腐ぶどうで造られているアルコール度数13.5%のレッターライ・リースリング・シュペートレーゼがみなさん強く印象に残ったようです。このワインは後の会でも提供していますので再び紹介します。
ご注文のあったワインはこのワインだけでなくみなさんバラバラで満遍なくご注文いただいていますので、それぞれのワインがいいという証明になっているかと思います。


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緊急事態宣言明け初めての食事会は青山一丁目のOAGホール内にあるマールツァイトでドイツ料理の会でした。14時からで遅めのランチ会としました。
会の時間は店内を貸し切りにしていただき、申し込みの組ごとのテーブルとして感覚はとってとかんがえていましたが、席の上限の16名様にご参加いただきました。

ゾルターのリースリングのゼクトで喉を潤した後は前菜盛り合わせとワイン2種です。きりっとしてうまみのあるファルケンシュタインのシュペートブルグンダーのロゼもフランケンシュタインのグラウブルグンダーも違和感なく愉しめました。特にグラウブルグンダーの落ち着いて気品も感じる味わいは、こういったレストランならではの料理ととても相性がよく、そして優雅な気持ちになれたかと思います。


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ニジマスの燻製とは先に紹介したミュレンのファインヘルプを。この料理を聞いてどのワインと合わせるかすごく迷ったのですが、結果的にはこれしかないという組み合わせでした。複雑みと強さがあるので、ふつうの白ワインだけど負けてしまうのですが、このワインだと広がりと強さがあるので、調和して楽しめました。アルコール度数が高めということもポイントだったかと思います。


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メインは仔牛のグーラッシュです。クナウスのシュペートブルグンダーと。
マリアージュという相性ではありませんでしうたが、ドイツのレストランで赤ワインを飲んでいるような感覚を思い出しました。


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デザートはアップルシュトゥルーデルと前日焼いたというシュトレン。酸と果実味が強いものでないほうがよいと思ったので、ミッテルラインのヨステンウントクラインのシュペートレーゼを。柑橘系よりもイチゴの風味があり、シュペートレーゼというよりはアウスレーゼのふくよかさと甘みがあるのでデザートとも違和感がありませんでした。甘口のドイツワインの良さもあらためて知っていただきたいと思っています。


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かわりましてここからは別の会です。
南会津のイワナづくしの料理にヴァインベルクのワインを合わせるという企画を数年前からやっていまして、好評なので毎年恒例となっています。


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今年はこのようなラインナップにしました。
どの料理とも相性が良かったのでがビッケルシュトゥンプのジルヴァーナーでした。日本酒のように料理をつつみこむような感覚でお愉しみいただけます。
ロゼのゼクト、先でも紹介してしているミュレンのファインヘルプ、ファルケンシュタインの甘口カビネットは、マリアージュというように料理と合うというよりは料理に寄り添って楽しめました。それぞれのワイン自体のおいしさも感じていただき参加されたみなさまは満喫されていました。


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田舎の料理なおで塩味が強くて濃いというのを想像されるかと思いますが、絶妙の味つけでうまみを感じる料理はヴァインベルクのワインととても相性がよいのです。
イワナの塩焼きは、ワインとの相性というのを考える以前に食べ物自体のおいしさに夢中になってしまいました。味噌焼きのほうがワインと合わせては興味深いかと思います。

今回相性としてびっくりしたのは、ラインヘッセンのグッツラーのリープフラウエンシュティフトのリースリングGGがこの時期ならではのイワナのたまごと相性がとてもよかたです。このワインは他のリースリング辛口よりも包容力のある上質なクラスのワインで、以前スッポンの会で茶碗蒸しと雑炊と相性が良かったり、卵だったりワインと合わせるのが難しい食材と相性が良かったりする不思議なワインです。同じ造り手のモアシュタインのGGではこうはいきません。
この会では、過去に1993年のマルティン・ミュレンのアウスレーゼを合わせてみたりと少し冒険をしていみるのですが、毎回いい方向に向かっていてほっとしています。


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赤ワインは食事の後半に提供することとなり、このうまみの詰まった鍋と大根ご飯に合わせることとなるのですが、うすうまのドイツの上質なピノ・ノワールは全く違和感なく楽しめるのです。
今回はアールのヨステンウントクラインのラーヒャーベルクのピノ・ノワールを選びましたが、好評でした。

こういった内輪の会にもお呼びがかかれば伺いますのでご相談ください。


今年はおそらくあと一回だけとなりますが会を開催します。
あまり紹介できていないワイン、ヴァインベルク店主自体も最近飲んでいないワインを提供します。ファルツのシュピンドラーのリースリングの特級畑のトロッケン飲み比べ、リューデスハイムのピノ・ノワールなどを考えています。
11月23日の水曜祝日に新宿リースリングで18時から、会費8,000円となります。
https://www.facebook.com/events/555153909038253/




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2021年09月19日

新入荷ワイン、お得なセット、頒布会についてなどのお知らせ

お知らせをまとめました。大半は月2回程度配信しているメルマガでお伝えしている内容です。

・新入荷ワイン
8月に到着した、モーゼルのマルティン・ミュレン、ザールのファルケンシュタイン、ヴュルテンベルクのクナウスのワインをネットショップに掲載しました。14種類あります。newとなっているのが新入荷です。
スマホでご覧の方は、PC用をクリックして切り替えていただくと各ワインの詳細もご覧いただけます。
マルティン・ミュレンは、リバイバル・トロッケンとパラディース・ファインヘルプは、彼の典型的な味筋ですが、ソーテルヌのような味わいのアルコール度数13.5パーセントのファインヘルプ(レッターライ)、これぞモーゼル甘口といった気品のあるアウスレーゼ(キルヒライ)、凝縮感のすごいアウスレーゼ・トロッケン(ヒューナーベルク)、亜硫酸無添加でクリーンで他ににはないような味わいのリースリング・トロッケン(ノステル)を入れました。
どれも飲んでいただきたい興味深いワインばかりです。

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・リースリング3本セット

新入荷の3つの醸造所からそれぞれ1本ずつリースリングを選びました。
産地、土壌の違いだけなく、等級、残糖、収穫糖度などが異なるので、かなりキャラクターの異なるワインです。
ドイツのリースリングといってもこれだけ幅が広いのを感じていただけるかと思います。
各ワインの解説の他に、ドイツのリースリングについての簡単な解説も同封します。

リースリング3本セット 送料込み 8,300円(税込)
リースリング グーツヴァイン 2020 クナウス
リバイバル リースリング トロッケン 2019 マルティン・ミュレン
ヘレンベルク リースリング ファインヘルプ 2020 ファルケンシュタイン
リースリング3本セット 送料込み (weinbergwine.com)

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・赤ワインセット

赤ワイン5本セットを販売しています。

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アールの洪水被害の支援でも尽力されているl坂田さんがケラーマイスターのファルツのベルンハルト・コッホのシュペートブルグンダー、ドルンフェルダーも入っています。税込12,000円です。
シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、レンベルガー、ドルンフェルダーと品種比較ができますが、同じ産地で同じ価格でのシュペートブルグンダーの土壌違い、同じ造り手で同じ価格による品種違い、価格の差、などにより、ただ品種を比較するだけでは見えてこないのも見えてくるかと思います。
自社輸入のワインの解説以外に、ドイツの赤ワインの現状とこのセットのポイントについての解説も同封します。
品種、土壌違い赤ワイン5本セット 送料込み (weinbergwine.com)

このセットに加えて、アールやリューデスハイムのピノ・ノワールなど4000円以上の赤ワインも一緒にご購入いただき比較されるとさらに興味深いかと思います。

この投稿をしている時点で残り2セットとなっています。
完売したら稲葉輸入のベルンハルト・コッホのワインを買い足して再販売するかはその時の状況で考えますが、ある程度数がたまったら販売決定という受注販売の形にするかもしれません。今ならご注文されたらすぐにお送りできます。

・アールのヨステンウントクライン
アールの洪水による被害についてお伝えした(その記事はこちら)ヨステンウントクラインJosten und Kleinですが、たくさんのかたに彼のワインをご購入いただきました。次回の輸入分をオーダーしたところです。
マイショス(オルツヴァイン)のピノ・ノワールは、一旦販売終了したのですが、確保していたものでキャンセルがあったのでもう少し販売可能です。
ピノ・マドレーヌ(フリューブルグンダー)との2本セットも少しだけ販売します。

1月ごろにこのピノ・ノワールとピノ・マドレーヌは同じヴィンテージで再入荷予定です。ピノ・マドレーヌは洪水で汚れてしまったボトルとなります。

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ネットショップの不具合について
一定の環境からですとクレジットカードでのお支払いでのご注文の際に、決済のみ完了してご注文内容がこちらに届かない不具合が発生しています。そうなった場合にはこちらからご連絡をしていますが、ご迷惑をおかけしています。まだ原因は解明できていませんが、JTBのカードで決済をされる場合にこの現象が起きる確率が高いようです。
また、ご注文の最中にカートの中が消えてしまう現象も起きているようです。ご迷惑おかけしています。申し訳ありません。
現在、ネットショップのリニューアルを計画していますが、もう少しかかってしまいますので、それまではご迷惑をおかけしてしまうかもしれません。ご了承ください。

・頒布会
今年も頒布会やります。10月、12月、来年2月の最初の土曜日にお届けします。
それぞれ3本ずつに加えて、2月は辛口か甘口をお選びいただきもう1本お届けします。3回分で28,000円(税込)となります。
何を選んでよいかわからないという方にも、色々なタイプのドイツワインをお飲みいただけますのでよい機会かと思います。

ご希望の方は、メールまたはお問い合わせページにて、お届け先のお名前、ご住所、電話番号、最後の一本を辛口か甘口どちらにするか、時間指定が必要であれば記載、をお願いします。ヴァインベルクでご利用のある方は履歴がありますので、お届け先の情報は省いていただいてかまいません。
ご連絡の後にお振込み(楽天銀行かゆうちょ銀行)にて代金のお支払いをお願いしています。
1回目の発送に関しては、予定日をすぎても、2回目までの間で随時発送します。

ワインの内容は下記となります。状況により同じ価格帯で別のワインに変更する可能性があることはご了承ください。

10月 
アルテンベルク リースリング トロッケン 2020 ファルケンシュタイン(ザール) 白・辛口
パラディース リースリング ファインヘルプ 2016 マルティン・ミュレン(モーゼル) 白・中甘口
シュペートブルグンダー グラニート 2017 フランケンシュタイン(バーデン) 赤・ミディアム

12月
ロゼ(シュペートブルグンダー) ゼクト ブリュット 2015 ゾルター(ラインガウ) 泡・中辛口
シュペートブルグンダー オルツヴァイン 2019 クナウス(ヴュルテンベルク) 赤・ミディアム
オイヒャリウスベルク リースリング カビネット 2020 ファルケンシュタイン(ザール) 白・甘口

2月
ロゼ トロッケン 2020 クナウス(ヴュルテンベルク) ロゼ・辛口
リバイバル リースリング トロッケン 2019 マルティン・ミュレン(モーゼル) 白・辛口
トゥウェンティシックス ヴァイス 2019 ビッケルシュトゥンプ(フランケケン) 白・中辛口

辛口
ジルヴァーナー アルテレーベン トロッケン 2019 グッツラー(ラインヘッセン) 白・辛口

甘口
フォルストベルク リースリング シュペートレーゼ 2016 ヨステンウントクライン(ミッテルライン) 白・甘口


以上です。
よろしくお願いいたします!


ドイツワインショップ ヴァインベルク
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ラベル:ドイツワイン
posted by ヴァインベルク at 14:47| ヴァインベルクお知らせ | 更新情報をチェックする

2021年07月31日

アールでの洪水、取引先のヨステンウントクラインJosten und Kleinの状況とヴァインベルクとしての支援等について

アール地方の洪水による被害、時間が経つにつれ大変さを痛感しています。
ヴァインベルクではアールではヨステン ウント クラインWeingut Josten und Kleinのワインを輸入していますので、彼らのことを中心に現在の状況をお伝えし、ヴァインベルクとして考えていることなどについて書いていきます。

アールが大変と知ってすぐにヨステンウントクライン当主のマークにメッセンジャーでメッセージを送ったのですが、状況のわかる返事が来るまで3日かかったことからも事の重大さを実感しました。そして、彼の住んでいるマイショスMayschossがかなりやられているということを知って心配していました。
送ってもらった画像で見るマイショスの村は本当にひどいものですが、僕も訪れたことのあるマイショスにある彼の自宅は壊れていないとメッセージがありました。とはいえ間違いなく浸水はしていて、マイショスの被害は相当なものだったので現在も生活するのに苦労している状況です。

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ワインの醸造、熟成、保管をしているケラーは、アール川のマイショスより下流、アールヴァイラーAhrweilerの手前のヴァルポルツハイムWalporzheimにあります。
マイショスは孤立した状態となっていて、ヴァルボルツハイムまで通じる川沿いの道が通れるようになるまで一週間かかったので、彼はなかなかケラーの様子を見に行くことができませんでした。
洪水の数日後に彼の知り合いから、大変な状況という一報が入っていて、その後ここに投稿したような画像が彼のところに送られてきました。
ひどい状況ですが、全壊は免れていてワインが残っているようでホッとしているようでした。ワインは彼の財産であり生み出した子どもですので。

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その後、自分で確認しに行けての状況としては、多くのボトルが水に遣っていたが、割れたボトルはそんなにないとのことです。彼のところはステンレスタンクでの熟成よりも、木樽(主に300リットル程度のバリック)で熟成しているものが大半ですが、おそらくそれらの中身も無事だろうとのことです。
とはいえ、大変な被害ですので、元の状況になるためには相当な時間、労力、費用がかかります。そして、まだボトリングしていないワインが無事にボトリングされること、今年のぶどうを無事にワインにできることを心から願っています。
現在はケラーにて、パレットから崩れているワイン、水にぬれた箱から新しい箱に移しながら片付けをしながら、クリーンな作業、保管スペースを探している、とのことです。

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ここからはヴァインベルクとしての支援などについてです。

アールに対して僕らが何ができるかということで、一番最初に思い浮かぶのは募金かと思います。まわりのドイツワイン仲間も動き出しています。ワインオブジャーマニーなどドイツワイン関係の団体が、募金の窓口を紹介しています。
ヴァインベルクとして、どうするかを考えたのですが、アール全体にというよりは彼の醸造所ヨステンウントクラインを支援していく方向にしました。とはいえ小さいインポーターで取引先、顧客が多いわけではありませんので、募金を送金するという形の支援はしません。
現在輸入しているワインを購入していただくこと、そして輸入のローテーションをくずし出荷の準備ができ次第ヨステンウントクラインのワインをより多くヴァインベルクでオーダーし輸入する、という形で支援、応援したいと考えています。

ワインを飲んでもらうことが彼にとって喜びとなることがわかっていますし、資金も入ってることにもなるので助けにもなります。
アールとヨステンウントクラインのワインの魅力を知ってもらえることも、彼にとってもヴァインベルクとしてとても重要なことですので、この機会により多くの方にワインを飲んでもらえたらという想いです。長期的なことも考えると、アールと彼のワインのファンが増えることはとても大きなことというのもあります。

販売に関してですが、個人の方用には、ヴァインベルクのネットショップにて、村名ワインのピノ・ノワールとピノ・マドレーヌ(フリューブルグンダー)の2本による応援セットを企画しました。

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セットでなくそれぞれのワインを選んでご注文していただくのも大歓迎です。畑名ワインのラーヒャーベルクのピノ・ノワールも、エレガントでとても良いワインですので飲んでいただきたいです。現在販売している白ワインはミッテルラインの畑からですが、彼を助けることには変わりありません。甘口のリースリングもありますので、赤はちょっとという方もこちらを購入していただけるとうれしいです。
ヨステンウントクラインのワイン一覧です。セットもこの中にあります。スマホで閲覧される方はPC用に画面を変えていただくと各ワインの詳細説明もご覧いただけます。

彼のワインを購入された方には、通常の購入されたワインの解説の他に、「アールとは?」という解説を同封します。
セットのご注文でも同時に他のワインの購入が可能です。他の醸造所のワインと同時購入で、彼のワインが少なくても何も思いません。一本でもヨステンウントクラインのワインを購入していただけたらうれしく思います。

酒販店、飲食店のお取引では、マイショスのピノ・ノワール(上代税抜き4,500円)を一度に6本以上ご注文で、卸価格から5%引きます。わずかな額ですが、それでも少しでも敷居を低くして、より多くの方に飲んでいただきたいという想いです。
飲食店の多くは現在はお酒は提供できない状況かと思いますので、8月末まで適用、と考えています。条件、取り置き希望などに関しては、個別にご連絡ください。
メールアドレスinfo@weinbergwine.com

アールのワインは、この災害が起こる前から、もっと知ってもらいたいと思っていて、プロモーションに力を入れようと思っていたところでした。ワインの魅力ということだけでなく、小さいエリア、北の産地、赤ワインの割合という知識のみでアールを認識していて実際に飲んでイメージをしている方は多くないと感じていたことも、プロモーションしていきたいと思っていた理由の要因の中にあります。
バーデンやファルツなどのドイツの南の方の赤ワインとは異なる魅力があります。うすウマという系統で(主にピノ・ノワール、ドイツではシュペートブルグンダーと呼ばれている、が中心)、繊細さの中にも強さがあるワインです。
薄い、軽いというだけというのはひと昔前の話で、温暖化と技術の上達、赤ワインに対する経験の蓄積により、高品質な赤ワインがアールにもたくさんあります。
日本での販売価格が4,000円から10,000円程度のワインが本当に素晴らしく、そういったワインをもっと多くの方に飲んでもらいたいと思っていました。実際に飲まれたドイツワイン好き以外の方にも好評だったので手ごたえを感じていました。
支援、応援にもなりますし、この機会にアールを知った方にもアールのワインを飲んでいただきたいです。
下記の画像はマイショスの村です。穏やかでとても居心地の良いところだったのですが、一変してしまったと思うととても悲しいです。

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アール自体を応援していきたいので、ヨステンウントクラインのワインだけでなく、アールのワインの魅力を伝えていきたいと考えています。機会があればインポーターの垣根を超えた活動もしていきたいと思っております。
こちらにもアールや彼のワインのことを書いていきます。

アールの復興を願い、そしてより多くの方にアールのワインを知っていただけたら、という想いです。

ヴァインベルク代表
宮城



ドイツワインショップ ヴァインベルク
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2021年05月30日

新しい3本セット、6月のZoomオンラインイベント、シュパーゲルセットのお知らせ

表題についてのお知らせです。
なかなか対面でのイベントを開催できませんが、ヴァインベルクのドイツワインの良さを知っていただける機会を考えていますので、ぜひご購入などをお願いいたします。

セット販売について
2種類の3本セットを販売開始しました。
いづれも送料込みの価格となっています。

白トロッケン3本セット 8,000円(税込)
http://weinbergwine.com/15_285.html

ジルヴァーナー ムッシェルカルク 2019 ビッケルシュトゥンプ(フランケン)
ヴァイスブルグンダー グナイス 2018 フランケンシュタイン(バーデン)
ヴァイサーブルグンダー 2018 ベルンハルト・アイフェル(モーゼル)

リースリング以外の辛口(トロッケン)の白ワイン3本をセレクトしました。この季節に特においしくお飲みいただけるかと思います。
品種の個性を知りたい方にもおすすめできます。

ピノ・ノワール赤ワイン3本セット 10,000(税込)
http://weinbergwine.com/15_286.html

シュペートブルグンダー グラニート 2017 フランケンシュタイン(バーデン)
ピノ・ノワール マイショス 2015 ヨステンウントクライン(アール)
ピノ・ノワール リューデスハイム 2015 ビショッフリッヒェス・リューデスハイム(ラインガウ)

ヴァインベルクでは初めてのピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)の3本セットです。
花崗岩、粘板岩、レスロームと土壌が異なるのでキャラクターの違いも感じていただけるかと思います。
ドイツの赤は強く重くはないのでどの季節でもおいしくお飲みいただけますが、もっと暑くなる前のこの時期にドイツのピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)をお飲みいただきたいです。

7月ごろまでの販売を予定していますが、用意している数がなくなり次第販売を終了させていただきます。特に白のセットは途中で販売終了となる確率が高いです。

・6月のZoomイベント

6月もZoomでのオンラインイベントを企画します。

66日日曜20時から21時までは、初の試みとして、オンライン販売相談会を行います。
https://www.facebook.com/events/123706349767758/

日ごろからメールやメッセンジャーなどでワイン購入のご相談は承っていますが、Zoomでの相談会をやってみます。
価格帯や味わいなどの好みからおすすめをご紹介したり、注文しようか悩んでいるワインについてのご質問(想定している料理と合うだろうか、など)にお答えしたりとしていきます。
他の方の意見やヴァインベルク店主の反応も聞けるので興味深いかと思います。
基本はお一人5分までの時間で対応します。他に待っている方がいなければ再度の応対も可能とします。取引をしていない飲食店、酒販店の方も大歓迎です。
できれば応対する際にはカメラをオンにしていただいた方が反応が見えてやりやすいのですが、オフでもかまいません。
20時10分から15分間くらいは、新入荷のワインと3本セットの紹介をする予定でいます。
初めての試みですので不手際などがあるかと思いますがご了承ください。

620日日曜19時からは、アールとミッテルラインの畑を持っているヨステンウントクラインの当主マークとつないでのイベントです。
https://www.facebook.com/events/169950375063175/

真面目でストイックな彼の人柄を感じていただけるかと思います。時間ということをポイントにしているのでそういうところの話やビオでの栽培と醸造の時のことについてのことも掘り下げていきたいと考えています。
後半の質問コーナーも含めていつも通り75分を予定していますが、マークがたくさん喋ると思いますのでおそらく少し延びるかと思われます。

6月に入ってから、このイベント用に2本セットの販売を開始します。マイショスの同ヴィンテージ2015のピノ・ノワールとピノ・マドレーヌ(フリューブルグンダー)の赤ワインセットで、7,700円(税込)と考えています。
セットを購入されなくてもご参加いただけます。先でご紹介したピノ・ノワール3本セットにもヨステンウントクラインの赤ワインが入っています。

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リンクは今までと同様ですが、ご存じない方はメールかお問い合わせページからご連絡ください。

・シュパーゲルとヴァインベルクのワインのセット
輸入食材の会社とのコラボで、この時期のドイツの名物シュパーゲル(白アスパラ)とヴァインベルク輸入のドイツワインのセットを販売しています。
今年はすでに2回販売をしましたが、販売を再開しました。
今回の大セットはヴァイスブルグンダーからの変更で同じバーデンのフランケンシュタインのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の赤ワインが入ります。料理としてのシュパーゲルとドイツの赤ワインも相性がとてもよいので、存分にお楽しみいただけるかと思います。
順次発送をしていきますが、ご注文は66日で終了となります。今期はこれで最後となります。

シュパーゲル4本とワイン1本の小セット、シュパーゲル8本とワイン2本の大セット2種類です。
小セットにはフランケンのビッケルシュトゥンプのジルヴァーナー・ムッシェルカルク2019が、大セットには加えてバーデンのフランケンシュタインのシュペートブルグンダー・グラニート2017が入ります。
軽い、くせがないからという合わせ方ではなく、個性がしっかりあるワインでシュパーゲルをお楽しみいただけます。
ジルヴァーナーはふくよかさでシュパーゲル自体と、シュペートブルグンダーは調理法や味付けも含めて料理として相性が良い、といった感覚です。今年ご注文された方の評判もとても良いです。

白アスパラは鮮度は国産には劣りますが、味の濃さなどドイツ産ならではの良さがあります。そして太くてうまみのつまったアスパラと相性の良いワインを選んでいます。淡白で軽いから合わせられるというベクトルとは異なる組み合わせをお楽しみいただけます。
日本で入手できるドイツ産シュパーゲルとしてはお得な価格です。他の産地に比べると高いと思われるかもしれませんが、太いドイツ産だからの魅力を知って価値を見出している方がたくさんいらっしゃいます。

ヴァインベルクでは毎年シュパーゲルをテーマにしたワイン会を開催していますが今年は開催できませんでした。楽しみにされていた方もぜひおうちでドイツ産のシュパーゲルとヴァインベルクのワインの相性の良さをお楽しみください。

https://peatix.com/event/1930842

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よろしくお願いします!


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


ラベル:ドイツワイン
posted by ヴァインベルク at 21:42| ヴァインベルクお知らせ | 更新情報をチェックする