2015年07月31日

最高の食材とヴァインベルクのワイン ワビサーレでの食事会の様子

先日伺った表参道と渋谷の間、宮益坂の閑静なところにある隠れ家的なレストラン、ワビサーレを訪れた時のことを書きます。こちらは熟成牛肉のお店とうたっていますが、その他の野菜や魚介などの素材にもこだわった料理を提供しています。このお店のオーナー森田さんと築地の飲み屋で知り合ったのですが、その時にヴァインベルクのワインを飲んで気に入ってくださりワビサーレで扱ってもらっています。そういうこともあってお店に行きたいと前から思っていたのですが、それなりの値段のするお店ですので気軽には行けなくて、行ってみたいという方が数人集まったこととワインがドイツから新しく入荷したので森田さんに飲んでいただける機会ということで、この会を開くこととなりました。
築地周辺の方を中心に8人が集まり、料理に合わせて用意したワインの中から選び開けていくというスタイルでした。

すべての料理を紹介するのではなく、ヴァインベルクのワインとの相性を中心に書いていくことをご了承ください。後半にはお店のお酒も提供していただきましたが、このブログではヴァインベルクのワインの感想のみを書いていきます。


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これを見るだけでいかにこだわりがあるかが伝わってきます。求めているものを全国各地に探し求めているそうです。そして名前のブランドだけではなく、実際に試して良いと思ったものだけを使用しています。


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乾杯はゾルターのピノ・キュヴェ2009です。上品で気品があるスパークリングは店の雰囲気に合いました。
料理のトップバッターはとうもろこしのスープです。別の椀にうにが添えてあり一緒に食べると複雑みが一気に増し口に広がり幸せな気持ちになりました。このミネラル感のある塩味とこのゼクトの相性がばっちりでした。


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まぐろともゼクトは合いました。ピノ・ノワールの厚みがあるからでしょうか。漬けと一番相性がよかったです。
写真は撮りませんでしたが、空輸でサンプルでもらったアイフェルのアポテーケ・トロッケン2014とも合わせましたがよかったです。濃厚なトマトともばっちりでした。このワインは今までのヴィンテージよりまったりめで少し味わいが異なりましたが、気にいってくださる方が多いワインだと思います。入荷するのを楽しみにしていてください。


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カツオのコンフィ煮玉子のせです。玉子だけでも濃厚でそれだけでワインをずっと飲み続けることができるくらいおいしかったです。
広がりのある味わいとさっぱりしているけれどボリューム感もあるクナウスのリースリングGの組み合わせよかったです。


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胡瓜をメインにした料理を作りたかったという一品です。4時間くらいぬかに漬けたそうですが、10分ごとに検証して最高のタイミングを発見したとのことです。そういう話を聞くだけで食へのこだわりを感じられます。
リースリング・トロッケンも悪くはないけどと思いながら飲んでいましたが、参加者から甘くて酸もあるワインが合うのでは、という提案があり最後に出すはずだったザールのファルケンシュタインのオイヒャリウスベルクのアウスレーゼをここで投入しました。
ぬかとアワビの肝のソースの複雑みと甘みからくるほどよい重みのトーンのこのワインとの相性はすごくよかったです。今回の組み合わせで一番の衝撃でした。酸があるからこそ溶け込みやすいというのも感じました。この感覚はなかなか説明しづらいですが、フォアグラやトリュフと甘口ワインを合わせるということからだとイメージしやすいかもしれません。ただこの組み合わせの場合はアルコール感がないことと酸味もあるということも重要な要素でした。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com
8月5日のご注文までクール便代無料です

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葛西で取れる天然はまぐりと四万十川のあおさノリです。この食べ応えがある弾力の肉みたいで味わいも濃い蛤は初めての体験でした。
グラウヴァイセは塩気の強い蛤だけよりあおさのりに合うといった感じででした。


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そしてメインの熟成肉です。今回は十勝のハーブ牛とのことでした。この肉は熟成してこそ魅力が出てくるとの説明がありあmした。食べごたえがありジューシーというのは初めての経験でした。
合わせたレンベルガーは、少しタンニンがありボルドータイプですが軽めなのですが、脂があるものよりこういった濃い味の赤身と相性がよいのがわかりました。ただここまで濃厚だと物足りなくも感じてしまいます。お店で熟成したガメイを提供してもらいましたが、奥行きのある熟成感あるワインのほうが良いのがわかりました。
このワインはむしろ野菜とのほうが相性がよかったです。甘みやうまみのある焼き野菜との組み合わせは最高でした。


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その後もピザ二枚やデザート2品をいただき、お腹も心も満たされました。
少しお値段ははりますが、それに値する満足度があり、また来たいと思えるお店でした。とにかくいいものを提供しようという森田さんの気持ちが伝わってくる素晴らしいお店です。こだわりがある、というところだけでは終わっていないのです。選んだ時点で完結してしまっている自己満足だけではないということです。


ワインとの組み合わせは、紹介したものは家庭では実践しづらいものもあるかと思いますが、少しはヒントになる部分もあるのではないかと思います。
こういうお店で合わせると、僕の選んだ醸造所とワインは、素材がよくその良さが表れている食材、料理にとても合うということを毎回感じます。醸造技術により造られた味わいではなく、自然のうまみが体現された味わいのワインは、そういったものとの相性が良いということです。


9月12日には野菜中心の料理を提供する銀座のお店でのワイン会が決まっていますので興味がある方はご連絡ください(ヴァインベルク主催の会ではないのでここでは告知はしません)。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com
8月5日のご注文までクール便代無料です


posted by ヴァインベルク at 18:48| ワイン会報告 | 更新情報をチェックする

2015年07月27日

ヴュルテンベルクのクナウス醸造所を訪れた時のこと

昨年9月に訪れたヴュルテンベルクのクナウスKnaussのワインが入荷しています。
正式に取扱いが決まってから発表しようと思っていたので、醸造所を訪れた時のことはまだブログにもフェースブックにも書いていませんでした。なので今さらではありますがその時のことを書こうと思いました。画像を中心として雰囲気がわかるような内容にしています。

ヴュルテンベルクはさまざまな品種からワインを作っていて、ヴァインベルクはモーゼルを中心としているのでそれらのワインとはタイプが違うのでよいのではと思っていてヴュルテンベルクのワインを扱うことを考えていました。2年前にヴュルテンベルクのVDP加盟醸造所の試飲会に参加した時にこの地域のワインも面白いのではないかと思ったのがきっかけです。まだ日本では知られていない醸造所が多いということもビュルテンベルクに注目した点です。

昨年9月の際にはヴュテルンベルクを訪れることは決めていて、そのことを知人に話したら醸造所を案内できる人を紹介できる、ということでその方とコンタクトをとったところ半日車で醸造所をまわってくれることとなりました。
その方のおすすめの醸造所2軒(うち1軒は僕も知っていました)と前日のVDP試飲会で気にいってアポをとったところの3軒をまわりました。
そのひとつがクナウスで、僕は全く知らなかったところなのです。

クナウスがあるのはWeinstadというところです。直訳すると「ワインの街」、いい名前ですね。街といっても点々と集落のある小さな村です。この地域は、シュトゥットガルトの東方面に横に流れているレムス川のある渓谷周辺の地域でRemstahl(レムス渓谷)と呼ばれています。テロワールとしてぶどうの栽培に適していて範囲の広いヴュルテンベルクのワイン産地の中でも、著名な醸造所が集まる良質なワイン産地です。クナウスがあるところよりもシュトゥットガルト寄りにあるフェルバッハFellbachが著名な醸造所が数軒あり街もそれなりに大きいのでご存知の方も多いかもしれません。


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フェルバッハのような街を除くとこういった穏やかな風景が続きます。こういった斜面を中心にぶどうが栽培されています。
斜めに隆起して丘が形成されていったので標高によって土壌の質が違う、というのも特徴です。この付近は砂岩と石灰質を含むメルゲル(泥灰岩)などを含むコイパー(泥土岩)と呼ばれる性質の土壌が中心となり、同じ畑でも標高により層が違うというところもあるのです。

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クナウスの醸造所です。数年前に移転した新しい建物です。


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こういったスペースがあったり普通の醸造所とは違う雰囲気があります。


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そして目玉はこのテラスです。天気の良い時はここで試飲をするのですが、眺めが最高です。クナウスのぶどうを栽培している畑も一望できます。


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熱い話を聞きながらこれだけの本数を試飲しました。深いことは話さなかったのですがどうやら僕のことを気に入ってくれたということもあってこの本数になったようです。まだリリース前のノンドサージュのゼクトなども飲ませてもらいました。全てののワインが途中のものではなく新しいものを抜栓して出してくれたものも印象的でした。
たくさん飲んだ中でも白3種のブレンドのグラウヴァイセGrauweisse Rebenが印象的でそれがこの醸造所のワインを扱う決め手にもなったのです。ビュルテンベルクは赤の産地というイメージを持っている方もいますが、白もおいしかったしこのグラウヴァイセは他にはない味わいだったので印象強かったです。


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当主のAndi Knaussと車で案内してくれたマルティナさんです。


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一階の醸造設備も見せてもらいました。
ちょうど収穫を終えて搾汁しているぶどうがありました。かなり弱い圧力でゆっくりと果汁を出しているとのことでした。

クナウスのワインは、品種などでヴュルテンベルクらしさもありながら、ヴュルテンベルクというイメージの枠を超えたワインだと思いました。そういった点やワインへのひたむきな情熱を感じて彼のワインを取り扱うことに決めたのです。やさしい、やわらかいけれど芯のある味わいというのが、モーゼルのワインとは味わいは違うけれど僕の扱っているヴァインンベルクのワインと共通するところがあるとも感じたのです。
まだゴーミヨなどの評価本でも入ったばかりのところではありますが、今後より注目されるのは間違いない造り手だと確信してします。今でもアメリカやスイス、北欧などに輸出していたりベルリンなどドイツの各地のレストランで彼のワインがオンリストされていることが証明になります。

そんなクナウスのワインの中からぜひ日本のみなさまに飲んでもらいたいと思った6種類を輸入したので多くの方に飲んでいただきたいです。


クナウスのワイン一覧はこちらから


ドイツワインショップ ヴァインベルク
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8月5日のご注文までクール便代無料です


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posted by ヴァインベルク at 22:54| 醸造所紹介 | 更新情報をチェックする

2015年07月22日

夏の試飲会を開催しました

先日、新しくドイツから入荷した時には毎回行っている試飲会をおなじみの新宿リースリングで開催しました。
9種類のはずでしたが、勢いでもう1種類持ってきて10種類提供しました。


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新入荷のものはビュルテンベルクのクナウス5種類、ゾルターのゼクト(スパークリングワイン)3種類です。
今回もどれも好評で安心しました。

クナウスのフランス系の白3品種ブレンドのグラウヴァイセは、これが気に入ったのでこの醸造所のワインを扱うことの決め手となったのですが、飲んだことがない味わいでおいしいという感想をいただけてよかったです。
クナウスは他のものも好評でよかったです。ドイツをふだん飲まれている方には他とは別物のトロリンガーが衝撃だったようです(この品種は甘みのある軽いタイプが主流なので)。
勢いで持ってきて提供したピノ・キュヴェも好評でした。きれいな味わいという言葉がぴったりです。
それぞれのワインの評価とともに、リースリング辛口での産地、醸造所による違い(アイフェルとクナウス)、同じ作り手の品種の飲み比べ(クナウスのリースリングGとR)、同じ作り手の品種違い(リースリングとグラウヴァイセ、トロリンガーとレンベルガー)も体感し色々と感じていただけたようでよかったです。
たとえば、クナウスのリースリング・トロッケンではGは食事と気軽に合わせたい時に万能、Rはじっくりとワインに向き合いたい時に飲みたいワイン、などという感想などがありました。



あと個人的には、暑いなあと思っている時に飲むには、心地よい酸味と甘みで癒されるゾルターのリースリング・ゼクトか、少しジューシーでギュッと引き締まる癒しのあるアイフェルのアルテーヒェン・トロッケンが最適だと思いました。これらは昼や野外に飲む時にもおすすめできます。



現在ヴァインベルクではクール便代無料でお送りしています。暑い中での配送を気にしていられる方も安心してご利用いただけます。8月5日までのご注文までの適用となりますおでぜひこの際にヴァインベルクのワインをお買い求めください。

ドイツワインショップ ヴァインベルク
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posted by ヴァインベルク at 16:06| 商品紹介 | 更新情報をチェックする