2017年07月29日

天ぷらとドイツワインの会の様子

丸の内の東京ビル(TOKIA)にある菊亭にてワイン会を開催しました。
12人の方が参加されました。初めてヴァインベルクの会に参加された方も何人かいらっしゃましたが、ワイン、料理の良さとその組み合わせをみなさん楽しまれていたようでした。


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ワインは6種類、ゼクトと甘口は1本ずつで、その他は2本ずつ用意したので食べ物とじっくりと合わせながらお楽しみいただけました。

最初のロゼのゼクトはフルーティーな果実味、最後のファルケンシュタインのシュペートレーゼは甘すぎず酸味と甘みが心地よい、と好評でした。



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前菜にはマルティン・ミュレンのパラディースを。丸みのある果実味のリースリング・トロッケンは鱧、自家製のさつま揚げなどこういった食べ物とはどれとも相性が良かったです。アスパラを豚肉で巻いて中華風の味噌で食べるものは、それだけでもとてもおいしかったのですが、ワインともやわらかさの部分で同調して相性がよかったです。


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天ぷらの提供が始まるころから3番目のラインヘッセンのグッツラーのリースリングのグローセス・ゲヴェックスをお出ししました。
天ぷらは同じトロッケンのリースリングでも2番目のモーゼルだとワインの果実味も少し前面に出てしまうのですが、このコクと深みのあるGGだと、落ち着いている味わいと違和感なく合いました。そしてどちらかというと魚介より野菜のほうが相性がよいと感じました。とはいえペアリングというよりは、食べながら合間に飲んで楽しむという感覚の合わせ方だと思いました。

このGGは一口飲んでの華やかさはありませんが、飲み続けていてしみじみおいしさを感じられるという感想がありました。



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天ぷら2順目はイカといんげんです。


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3順目は海老とズッキーニです。

ワイン4番目のクナウスのグラウヴァイセはこのあたりから。天ぷらにはシャルドネを合わすという方が昔からいらっしゃり、ワインにそこまで力を入れていない天ぷら屋さんにはシャルドネが多いということもあり、新樽熟成によるシャルドネもブレンドされているこのヴュルテンベルクの白を選び、相性を検証してみました。
どの食材でも、塩でもつゆでもというようではないと感じましたが、魚介系と相性がよいと感じました。個人的にはイカと塩、海老はどちらでも、穴子(画像はありませんが)は塩、という組み合わせが好みでした。

このワインは2014年産で、少し熟成してきているのですが、新樽の風味が薄くなってくると予想していたのですが、よりまったりとした雰囲気になっていて樽の風味も健在だったのですが、そういった味わいに魚介の複雑みがうまく同調していたと思います。といっても果実味もあるワインなので、他の国のシャルドネよりも天ぷらと相性はよいのでは、と思いました。



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5番目の赤ワインのクナウスのレンベルガーGは穴子の天ぷらの時からお出ししました。

つゆのほうが相性が良いと思いました。リースリングのように、ペアリングというかんじではなく、寄り添うように楽しめるといった感覚です。

そして、このお店でランチの時にかき揚げの天丼を食べた時に、これと合わせてみたいと思ったのがこのレンベルガーだったのです。創業当時から継ぎ足して使われている秘伝のたれがとても素晴らしく、このタレとの相性がこのワインがよいと思ったのです。

想像どおり、タレとも海老のかき揚げとも相性がよかったです。そしてごはんの甘みも、強すぎない果実味と同調して違和感がないというのも、特出すべきことだと思います。赤ワインでご飯ものと合わせるのはなかなか難しいと思うのですが、このワインは日本の家庭の食卓でも楽しめるワインです。もちろん白いご飯だけというわけではなくおかずが濃いめの味付けのほうがよいとは思いますが。

このワインは現在欠品中ですが、9月に同じヴィンテージで再入荷します。


そしてシュペートレーゼでしめて、お開きとなりました。

天ぷらは寿司と一緒で、ネタごとに相性が変わってくるのですが、寿司の会でも感じたように、ぴったりのペアリングだけでなく日本酒感覚の食事に寄り添う感覚の合わせ方も大事だと思いました。

その点では少しコクと深みのあるリースリング(今回は入れませんでしたがファインヘルプも)や軽めだけれどタンニンと果実味のある赤ワインがよいのかなあと思いました。次回開催することになった時にはジルヴァーナーやブルグンダー系の白(ピノ・グリ、ピノ・ブラン)とも試してみたいと思いました。

こういった会になれていないお店だったのでご迷惑をおかけした部分もありますが、対応してくださり感謝しています。

参加者もその場の雰囲気を楽しんでくだり、良い会になったと思うのでホッとしています。


今後のワイン会のお知らせなどはひとつ前の記事をごらんください。




ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


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2017年07月23日

今後のワイン会やワインのご紹介

ヴァインベルクでは毎月ご登録いただい方には毎月メルマガを配信しています。

7月号は数日前に配送していますが、その内容を少し修正し、画像を加えたものをこのブログで投稿します。

今後のワイン会やヴァインベルクのワインのお知らせです。


・今後のヴァインベルク主催の会のお知らせ

ヴァインベルクでは定期的にワイン会を開催しています。
テーマを変えて色々な角度からドイツワインを楽しめる会にしています。

専門的な話だけではない毎回アットホームな雰囲気の会となっていますので、初めての方、お一人での参加希望の方もお気軽にご参加いただけます。

ゼクトでランチ会
85日(土) 13時開始 新宿リースリング 会費6,500
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月に開催を予定していましたが8月に変更となりました。

昨年好評だったスパークリングワインのみの会は、ヴァインベルクの店主自身もとても楽しかったので今年も開催することにしました。ラインガウのゾルターのゼクトが中心となりますが、今回もリースリングのマグナム(1500ml)をご用意し、2001年のベルク・ローゼンエックのリースリング・レゼルヴも提供予定です。

SMWのエルプリングの1996年の古酒ゼクトは今年は輸入して販売しているトロッケンだけでなく同ヴィンテージのブリュット、ブリュットナチュレ(ドサージュ添加なし)も入手しているので飲み比べをすることができます。
ワインだけでなくリースリングの食事と共に楽しみながら優雅な休日の午後をお楽しみいただけます。

提供するワインの価格を考えると他のヴァインベルクの会よりもかなりお得な価格設定となっています。
https://www.facebook.com/events/681453912050547/

お申込みはリンクのfacebookイベントページかホームページのお問い合わせからご連絡ください。

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9月もイベントのイベントの日程が決まっています。

詳細が決まり次第facebookなどでお知らせします。


蕎麦と静岡おでんとドイツワイン
91日(金) 20時開始 グリーングラス(中井、落合) 会費7,000

とても好評な中井のグリーングラスでの会は3回目の開催が決定となりました。過去2回の内容(ブログでその様子は書いています、こちら)をふまえてより進化した会となります。今までの会に参加された方でも楽しめる内容を考えています。
お申込みは開始しています。こちらの会は早々に満席となる可能性が高いことをご了承ください。

https://www.facebook.com/events/127397611200399/


ビストロ料理とドイツワイン

9月9日(土) 18時か19時開始 セレブール(赤坂、赤坂見附) 会費未定

ドイツ語と楽しむドイツワイン

923日(土) 14時開始 モリモトハウス 4,500円(予定)
昨年開催した慶応大学でドイツ語を教えられている境先生によるドイツワインに関わるドイツ語のお話しの第二弾が決定しました。前回は地名と畑名が話の中心でしたが、今回は人名をテーマとした内容になる予定です。



ここからはヴァインベルクのワインのご案内です。


・夏の3本セット

この暑い時期だからこそおいしく飲める3本をセレクトしお得な価格のセットにしました。
飲みやすいだけでなく、ドイツワイン、ヴァインベルクの魅力もわかるヴァインベルクならではのセレクトです。

夏だからこそおいしく飲めてなおかつドイツ、ヴァインベルクの魅力がわかる3本です。

昼に、パーティー、BBQにも最適です。どれもソムリエナイフは必要なく開けることができます。

好評ですでにかなりのセット数が販売されています。

ヴァインベルク夏のおすすめ3本セット 送料無料! 8,000円(税込)
http://weinbergwine.com/15_123.html

リースリング ゼクト / ゾルター(ラインガウ) 泡・中辛口

リースリング フィロソフィー / シュピンドラー(ファルツ) 白・辛口

トゥウェンティーシックス ロゼ(ピノ・ノワール) / ビッケル・シュトゥンプ(フランケン) ロゼ・中辛口 


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・今飲むべきドイツワイン

ドイツワインの広報Wines of Germanyが有識者のブラインドテイスティングにより選んだ30本を今飲むべきドイツワインセレクションとしてプロモーションしています。国内インポーターの応募の中からは15本選出されていて、その中にファルケンシュタインのヘレンベルク・ファインヘルプが選ばれています。

在庫が少なくなってきていますので、興味のある方はお早めにどうぞ。

ヘレンベルク ファインヘルプ 2015 ファルケンシュタイン(ザール/モーゼル) 3,200円(税込)

http://weinbergwine.com/5_84.html
 
・グッツラーをスポットで空輸しました

プロヴァインで出会った素晴らしいワイン2種類を空輸で少量のみ入荷しました。

ラインヘッセンのグッツラーGutzlerで、樹齢80年で自根のジルヴァーナーとリープフラウミルヒの元祖の畑からのリースリングのグローセス・ケヴェックス(GG)です。

ネットショップに各ワインの詳細は書いていますのでそちらをお読みいただけるとうれしいです。

ジルヴァーナーは残り数本となっています。


グッツラー(ラインヘッセン)

http://weinbergwine.com/30.html

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・クール便無料

クール便代(350円)を無料にするキャンペーンをします。

配達中に高温の中にさらされるのはワインにとってよくないことですが、クール便(チルド)によって0度に近い温度になり20度前後からの温度変化が何度もあるのもワインにとってはあまりよくないことなので(特に長期間保管して熟成させるワインには)、日中の気温が25度くらいまではヴァインベルクでは通常便を推奨しています。

しかし、もう今は配達中の車での温度が40度を超えてしまうためクール便の利用が必須となっています。

今だからドイツワインです。夏休みなどにもぜひヴァインベルクのワインをお楽しみください。この際にぜひご利用ください。

キャンペーンは8月中旬ごろまでを予定しています。


こういった内容のお知らせの配信をご希望の方は、会員登録のページからご登録をお願いします。




ドイツワインショップ ヴァインベルク
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2017年07月17日

蕎麦とドイツワインの会の様子

中井のグリーングラスで5月、6月にそばとドイツワインの会を開催しました。
産地別のこだわりの蕎麦と静岡おでんなどのおつまみ、静岡の日本酒を提供しているお店です。来店した時の会話の中でそばとワインを合わせると面白いのではということでワイン会を開催することとなりました。蕎麦屋でワインというのは増えてきてはいますが大半はそば以外の料理と合わせるのがメインになっていて、そばにワインを合わせるということに焦点を合わせるという少し先進的なコンセプトでやることとなりました。といっても蕎麦だけでは物足りないので、蕎麦の前にはおつまみもお楽しみいただける会としました。
座敷いっぱいを使うと12人で満席となるのですが、一回目の開催を発表したらすぐにお席が埋まり、好評だったので、お店の常連の方に告知をして2回目も開催しましたがこちらも満席での会となりました。


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最初の会では6種類、ゼクトとアポテーケは1種類1本でしたので少量ですが、他のワインは2本ずつ用意したのでいくつかの料理の組み合わせを楽しんでいただいたり、ひとつの料理と複数のワインの組み合わせを楽しんでいただきました。
ムッシェルカルクのジルヴァーナー、リースリングのゼクト、モーゼルのリースリング・トロッケン2種、レンベルガー、ファインヘルプ、とわりとヴァインベルクの代表的なラインナップとなりましたが、どのワインも、料理と合わせなくてもおいしいとも言っていただきうれしく思いました。


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最初のおつまみにはビッケル・シュトゥンプのムッシェルカルクが包容力がありどの料理でも楽しめました。和食の味付けの料理に対して、このワインはマリアージュというよりは日本酒のように寄り添う形で楽しめることができます。

写真は撮っていませんでしたが、自家製豆腐とおからにはモーゼルのトロッケン2種、ミュレンのリヴァイバルアイフェルのアポテーケが相性よかったです。フルーティーというほどではない果実味と甘みがちょうどよかったです。
そばをフライパンで焼いたもの(その名も焼きそば)は、おいしいのですが、塩味と焼いた風味はビールや日本酒のほうが相性がいいと個人的には思いました。出汁巻き玉子も提供されたのですが、この焼きそばと一緒に食べるとガレットみたいになります。そうなるとワインと合わないわけはなく比較的どのワインでも違和感がなかったです。


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煮込んだ出汁を継ぎ足して使っていて、醤油の他に牛すじなどの出汁などにより黒くなった出汁が特徴的なのが静岡おでんです。青のりと魚粉をかけて、味噌をつけて食べます。この会では、大根、ちくわ、牛すじの提供となりました。
このおでんにはクナウスのレンベルガーが合うと直感的に思ったのですが、参加者はおでんに赤ワインとびっくりされていたようですが、その組み合わせの良さを実感して、みなさんとても驚きそして喜んでいられました。
強くはない果実味、少しタンニンも感じるほどよい濃さが、この出汁や煮込みの食感、味わいと相性がよかったです。


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そばには、一杯目に提供したジルヴァーナーに加え、酸と甘みが調和しているファルケンシュタインのヘレンベルク・ファインヘルプをセレクトしました。組み合わせの感覚を感じてもらうためにグリーングラスでそばの時に出している日本酒も少量提供していただきました。
グリーングラスでは通常2種類の産地の異なるそばを提供していて、そのままや塩で最初は食べてそばの風味や味わいの違いを感じてもらうということをしています。
この会は栃木と福井のそばでした。栃木のほうがややフラットで、福井のほうが香りが強く感じました。
ワインを合わせてどちらのそばとどうだったというのは、その時々の状態などにもより異なるので細かい感想は書きませんが、どちらということではなくワインと合わせた際のおおまかな感想だけ書きます。

何もつけなかったり、塩の場合には、ファインヘルプがいいなあと思いました。そばのうまみを引き出しなおかつ同調しているように感じました。でもつゆをつけるとそのバランスが崩れてしまいました。
ジルヴァーナーは塩だけでなくつゆをつけても違和感はありませんでした。ペアリングというよりはそばと楽しめるワインといったかんじで、グリーングラスでそばの時に提供している比較的フラットな日本酒と同じような感覚でした。このジルヴァーナーは少し度数が高いのもポイントかと思います。この会の前に、リースリングのトロッケンとそばを合わせてみたのですが、ワインの果実味が出すぎて感じてしまったので、このワインのほうがよいかと思い選びました。
赤ワインを少し残してそばと試した方もいらっしゃり私も試してみましたが、このレンベルガーだと果実味が出すぎてしまいました。タンニンが強いものだとワインが勝ってしまいますし、つゆにも合わせるという観点で、赤ワインであればある程度熟成していて枯れ気味のワインのほうが合わせやすいのかな、という想像ができました。

そばとの組み合わせは、私の考察などは最初は言わずに、各々のやり方で楽しんでいただきました。相性というだけでなく
それぞれの方が楽しめる、というのもワインを飲む楽しみだと思っているので、その光景はとてもよかったです。そして、この蕎麦との組み合わせの会では、なぜそう感じるのかというような解説はしますが、ひとつの答えを出す必要がないので、ワイン会としては面白いひとつのコンテンツだと思いました。

参加者だけでなく、グリーングラス店主とヴァインベルク店主とても新鮮な感覚があり面白いとも思えたので、色々とチャレンジもしたいから今後も定期的にやっていこうという話になったのでした。


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そして一か月後にほぼ同じような内容でやるということになりました。
前回の会と同じようなタイプだけど、違うワインで合わせてみたいというものをセレクトしたり、グリーングラスの常連が中心ということでふだんあまり出していない料理を提供したり、ということでコンセプトは一緒ながら内容はけっこう異なっていてとても面白かったです。

この会は平日の20時開始と少し遅めのスタートを設定しているのですが、その30分前からウエルカムドリンクという形も含んでの一杯目を提供していて、一皿目の料理をお出ししています。
この会ではミュレンのパラディースにしましたが、お仕事終わりの疲れている体、和の雰囲気には、このやわらかく心地よい丸みのある果実味はとても合っていると思いました。しめ鯖、枝豆、ズッキーニとも相性がよかったです。このワインはもっと和食でアピールしたいと思いました。
その後の豆腐は今回はジルヴァーナー(前回と同じムッシェルカルク)と合わせました。他のところで合わせたりしても感じていますが、このワインは和食系は本当に万能です。比較的やさしい味わい(でも出汁の強さはあってもよし)の料理のほうが、とは思いますが。


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今回の変わり蕎麦は、鴨のミートソースの和えそばでした。原価がかなりかかるそうで、ふだんはあまりやらないそうですが、常連の方が多いということも今回提供していただけました。
これには果実味によるボリュームのある芳醇な辛口がいいと思いアポテーケ・トロッケンを合わせました。料理、ワインそれぞれでおいしいのですが、合わせることによって格が上がるような相性でした。


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静岡おでんとは、前回のレンベルガーGが一時欠品となってしまったので、フランケンの赤、ビッケル・シュトゥンプのロート・ヒューゲルにしました。でもレンベルガーGより果実実の濃さがあり少し重たさのあるワインなので、感覚が変わると思い、打ち合わせをしに伺ったときに一度合わせてみました。お肉と合うだろう、ということで試してみたのですが、スライスの豚しゃぶだとワインの強さが前に出てしまうので、角煮風のほうがよいのではということで決定しました。
味の濃さや食感によりスライスよりも相性がよかったです。余韻も合っていました。洋食の肉料理と赤ワインを合わせているような感覚になりとても面白かったです。味が染みている大根との組み合わせもよいです。
今回も赤ワインと静岡おでん、とても喜んでいただけました。よく食べている静岡おでんがが、異なる印象になったのでとても面白かったという感想をいただきました。


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今回の蕎麦は埼玉と長崎です。希望の方は追加で鹿児島のも頼めました。
前回もそばと合わせたジルヴァーナーはそのままか塩、アダムのファインヘルプは塩でもつゆでも楽しめました。同じファインヘルプでも、ファルケンシュタインよりもコクと強さがあるのでつゆをつけても合うのかなと思いました。
どちらかというと風味がより豊かな長崎のほうがワインには合うのかなと思いました。逆に日本酒は強くないそばのほうが合わせやすいのかとも。
赤ワインは埼玉でつゆ、が個人的には一番よかったです。

今回も正解はないけど、なんとなくセオリーは見えてくる、という形になっていて面白かったです。そばもワインも少しの要素の違いによって全く異なる結果になることがあるので、無限の組み合わせがあり答えを導いていくことは難しいのですが、正解を出すことでななく過程を楽しむということと同時に、なんとなく方向性が見えてくることも楽しみのひとつになってきました。


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グリーングラスの店主の関根さんです。飄々としたした雰囲気でありながら、そば、料理への思い入れは強くストイックな方です。関根さんおの協力があってこそ良い会になっているのでとても感謝しています。
話しているとどんどんアイディアが出てきて、今後の会もとても楽しみです。


グリーングラスでの次回の会は9月1日金曜に決定しています。同じ20時からです(19時半から提供は開始)。会費は7,500円です。
料理の流れは一緒で、ワインは今までとは異なるものを提供しようと考えています。
詳細、お申し込みはfacebookのイベントページからお願いします。facebookをやられていない方はホームページの問い合わせページからのお申込みも可能です。早くお席が埋まってしまう可能性もあるので満席になってしまっていた場合にはご容赦ください。
https://www.facebook.com/events/127397611200399/



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2017年07月13日

3月のドイツでのこと まとめとして

ワインの新入荷だったり、北海道、関西出張があったりしてなかなかブログの記事を書く時間がありませんでした。8月くらいまでは少し多めに投稿できるかと思います。
かなり経ってしまいましたが、3月のドイツでのことについて書き残したが少しであるので書きます。
個々の記事で載せていない写真とともに色々と書いていきます。
醸造所名のところに貼ってあるリンクはそれぞれの時のことを記事にしたものです。


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マルティン・ミュレンが所有するモーゼル川沿いのパラディースの畑です。この畑に来てすぐにデジカメの電池が切れてしまい、デジカメで撮れたのはこの写真だけでした。
いつも船で川からか反対岸から見ていたこの畑ですが、斜面とシーファーのゴツゴツ感に本当にびっくりしました。数十メートルごとの区画よってシーファーの大きさや色などの特性が異なり、できるぶどうに差が出るということを目で見て理解することができたのも大きな収穫でした。
パラディースもヒューナーベルクも自分で足を運んだことで、思い入れもでき、特性がわかってワインの良さもより感じられるようになり、今までよりもこの2つの畑のワインへの想いは自分の中で強くなっています。


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試飲ではいつものように次から次へと持ってきてくれて20種類以上を試飲しましたが、今回の最後は2000年のアイスヴァインでした。いつも最後はデザートワインで乾杯するのがお決まりとなりました。その雰囲気だけでなく本当に素晴らしい高貴な甘口ワインでした。酸と甘みのバランスが絶妙でした。日本でも飲んでいただきたいのですが、これは数が少ないので輸入して販売することができません。
その前に飲んだベーレンアウスレーゼも素晴らしかったのです。帰り際に輸入予定ではないものも含めて何本か購入をしたのですが、その時に私がこのワインを気に入ったのをわかってプレゼントとしていただいてしまったので、それを飲むのも楽しみです。こちらはもしかしたら輸入して販売するかもしれません。


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同じくモーゼルのベルンハルト・アイフェルではシュヴァイッヒャー・アンナベルクでの畑にアレキサンドラと一緒に行きました。
いくつか写真は載せましたが、急斜面なのがわかるものをもう一枚載せます。
急斜面というだけでなくこの畑のポテンシャルは本当に高いです。VDPに加盟している醸造所があれば間違いなくGGも名乗れるグローセ・ラーゲGrosse Lage(偉大なる畑)に認定されていると思います。そしてこの畑の樹は樹齢が古いものばかりだということもポイントです。
また、ファルケンシュタインのヘレンベルクもミュレンのヒューナベルクもVDPに加盟している醸造所が所有していれば同じくグローセ・ラーゲになっていると思います。そしてこれらの畑はどこも樹齢80年以上の樹がありなおかつフィロキセラの害を逃れた自根の樹がたくさん残っているのです。


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同じような角度の写真を載せていますが、少し違う場所からのです。葉が出ていなくてもこの斜面と蛇行しているモーゼル川というだけでうっとりします。この写真を見るとまたモーゼルに行きたいなあという気持ちになります。
川沿いの道路からだけでなく丘の上や中腹だと、感動がさらに増すと思うので、モーゼル川に来た方はぜひ畑を登ってみてください(車でこういうところまで行けるところも多いですが)。


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試飲して食事を一緒に食べた後には、バスが来るまで時間があったら散歩にいいスポットまで車で送ってもらいました。アポテーケのある側の丘の上は、川が蛇行して楕円になっている外側に位置していて絶好の撮影スポットなのですが、その内側のほうの岸です。こちらには教会があることは知りませんでした。ここで降ろしてもらっていつもとは違う景色を眺めていました。反対岸の村はライヴェンLeiwenです。


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ザールのファルケンシュタインです。ラベルになっている建物とは別にケラーになっている建物です。下のところにケラーがあり木樽が保管されていて、上にはプレスマシンがあってそこで搾汁して重力で下の木樽に果汁が送り込まれていく仕組みになっています。


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トリアーで息子のヨハネスとの食事の後です。アメリカとのパイプがあり彼の友人でもラースがここで顧客と一緒に私たちと別として食事していたので撮ってもらいました。
ヨハネスとは笑いが絶えない会話になるのですが、ワインの話となるとかなり真面目になります。
ファルケンシュタインのワインはブショネが他よりも多いという話をしたのですが、アメリカの顧客から言われることはなく、初めて聞いたそうでショックをうけてナーバスになっていました。その話が一通り終わった後でも気にしていたみたいで、後に2度その話を再び話題にしていました。ヴァインベルクが輸入する2016年産(赤は2015年産)はまだその段階では瓶詰めされていなかったので、今年からブショネの確立が減っていることを願っています。


この3つの醸造所では今回は共通して時間に関する話をしていてそれが印象的でした。
時間をかける必要がある、ということをどこともしていて、発酵させる時間、瓶詰めさせるタイミング、販売を開始するタイミング、飲み頃になるまでには時間が必要(辛口の場合の1年後や2年後という短いスパンの話も含めて)、というようなことをそれぞれと話していました。他の製品でも一緒ですが、時間をかければいいということではありませんが、時間をかけなければできないことがあり、商売という面よりもより良いものにするという想いが強く、そのために時間と手間をかけている、という気持ちが強く伝わってきました。
わかりやすい例を出すと、ファルケンシュタインでは、ある程度ぶどうが熟すまで収穫を待つ、ベルンハルト・アイフェルでは収穫翌年の3月、4月に販売を開始するのではなく、ボトリングはなるべく遅くし大半は6月から販売を始める、マルティン。ミュレンでは全てのワインを翌年から販売開始するのではなく、熟成させたほうが良いものは数年経ってから販売を始める、というようなことをしています。


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フランケンのビッケル・シュトゥンプ、テュンガースハイムの畑です。
畑の写真はそこそこ撮ったのですが、べンツのトラックの写真を撮っていなかったのは少し悔いが残っています。かなりの悪路をこのトラックで進んだので貴重で不思議な体験でした。


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お父さんと3人とのショットをこの後に撮り、そちらのほうが雰囲気がいいのでそちらを使っているのですが、こちらの兄弟だけの写真も日の目をみてほしいということで。
後ろの箱で日本まで運ばれます。右が26シリーズ専用で、こちらのほうが硬い箱なので安心できるので、なんだかなあと思っています(話はしていますが、今まで破損はないため現状維持となっています)。


醸造所訪問の時のはここまで、ここからはプロヴァインでの写真です。
ここからの醸造所名のリンクは、ネットショップの醸造所紹介もしくは商品ページへのリンクとなります。


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ラインガウのゼクトの醸造所ゾルターのブースにて、Wines of Germanyの業者向けツアーに参加していた三沢さんと一緒に。
三沢さんが勤める赤坂の茜坂は、セレブール系列で和食とワインのお店で、ヴァインベルクのワインも扱っていいただいていて、プロヴァインでは合流してゾルターの案内と説明をしました。2001年のキュヴェなど、誰にでも出しているものではないものも試飲で出していただき、三沢さんも実りのある時間となったようでよかったです。ゾルター側とお互いテンションが高く会話をしていました。


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モーゼルのエリアではSMWも出展していました。古酒によるゼクトも何種類も持ってきていました。80年代のリースリングのゼクトが素晴らしかったのですが、数がないそうで日本には輸入できないそうです。
1996年のエルプリンクのゼクトは、トロッケンはヴァインベルクが輸入していますが、ブリュットとブリュット・ナチュレ(ドサージュなし)もあり飲み比べできて比較が面白かったです。どれもそれぞれ良さがありました。わかりやすいのはトロッケンかなあとは思いました。
ブリュットは少量だけ輸入していて、8月5日昼の新宿リースリングでのゼクト(スパークリングワイン)のワイン会ではブリュット、トロッケン、両方提供予定です。興味ある方は、ヴァインベルクの会に参加されたことがない方もぜひご参加ください。お申し込みは下記facebookページかHPの問い合わせフォームからお願いします。
https://www.facebook.com/events/681453912050547/


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VDPのエリアでも色々と試飲したのですが、その中で気に入って、スポットではありますが輸入を始めたのがラインヘッセンのグッツラーGutzlerです。前にも試飲会で飲んだことがあり印象に残っていたのですが、造り手の人柄も含めていいなあと強く思ったのでした。来場者にいたので、口調が酔っているかんじだったので(実際にはあまり酔ってはいないと思いますが)醸造所の人に話しかけられているとは思わなかった人が当主だったと判明した時にはびっくりしました。
空輸でスポットで輸入したのはこの画像には写っていない、自根のジルヴァーナーとリープフラウミルヒのオリジナルの畑のリースリングGGです。


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ファルツのシュピンドラーの写真も。ファルツのいくつかの醸造所でグループを作っての出展で、壁には地図があり醸造所名とイラストが描かれてたいのですが、シュピンドラーのはおそらくウンゲホイヤーの畑名に由来しての怪物なのではないかと思います。ドラゴンというよりは怪物というくくりなのではと解釈しているのですが。
ここでも隠し玉も含めて色々と飲ませてもらいました。2016年産の入荷を楽しみにしていてください。


ということで書き残したことなどを書いていきました。
あらためて造り手や畑の写真を見ているとまたドイツに行きたいという気持ちが強くなってくるのですが、今年中にはおそらく行けません。来年の前半には行ければなあと考えています。プロヴァインで気にいった別の2か所の醸造所もその時に伺えればと思っています。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
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