2018年12月28日

年末のご挨拶と1月2月のワイン会のお知らせ

2018年の発送は28日までのご注文で終了となりました。新年の発送は1月4日からとなります。
送料無料適用の上限を13,000円に下げたキャンペーンは1月11日までのご注文までに期間を延長します。

2018年も無事に終えることができそうです(大晦日には下北沢ケージでのイベントに出店しますが)。
今年ヴァインベルクとして大きかった出来事としては、取扱していると喜べるお店への卸販売、ワイン雑誌への掲載(ぴあのmook、ヴィノテーク12月号)、田崎真也ワインサロンでのドイツワインセミナーの講師、などがありました。
輸送スケジュールが遅れて主要アイテムの欠品が起きたりとつらいこともありましたが、ワイン会へのご参加やSNSでヴァインベルクのことを書いてくださり、ということも励みとなりがんばってこられた一年でした。
来年の2月でヴァインベルクは5周年となります。みなさまのおかげで何とか続けてこられました。
2019年もワイン会はたくさん開催しますし、ワインも引き続き輸入していきますので、ぜひヴァインベルクのワインを飲んでいただきたいです。
1月中旬からは、5周年記念の5本セットなどの販売を予定しています。

5周年を記念したイベントは5月に予定していますが、それまでにも数々のワイン会を計画していますのでぜひご参加ください。
1月2月のワイン会について書いていきます。
facebookのイベントページを作成していますので興味のある会はそちらもご覧ください。
閲覧はアカウントをお持ちでない方も閲覧できますが、参加申込はヴァインベルクのネットショップのお問合せページかメールにてご連絡ください。

おばんざいなどの和食とドイツワイン@新橋喜月
1月26日(土)18時開始 会費7,000円
おばんざいなど家庭的な和食を食べることができるお店での会です。
ご家庭でのワインと料理を合わせるヒントがたくさんある会となると思います。
ハラミの肉じゃが、ごまあじ、皿うどんはここでしか味わえないものです。それらとヴァインベルクのドイツワインの相性もばっちりです。
https://www.facebook.com/events/762339664126952/

河豚づくしのフルコース@高円寺徳竹
2月3日(日)17時開始 会費20,000円
河豚にドイツワインを合わせます。河豚とワインは難しいと言われますが、多様性のあるドイツワインでは選択肢がたくさんあります。
すでに多くの方のお申込みをいただいていてお席はあと4名となっています。
https://www.facebook.com/events/732361027136711/

築地でドイツワイン!@築地場外JOJOBAR
2月8日(金)19時開始 会費6,500円
場内市場は豊洲に移転しましたが、場外市場は今も元気に営業しています。築地はにもヴァインベルクのワインを扱っているお店はいくつかありますし、ヴァインベルク店主は築地が大好きです。お世話になっている方の一人ののお店での会を開催することとなりました。築地ならではの料理とドイツワインの組み合わせをお楽しみいただけます。
https://www.facebook.com/events/2006175153012889/

もつ焼きとドイツワイン@東中野晴れときどき
2月24日(日)13時開始 会費5,000円
新鮮で焼き方にもこだわるもつ焼きのお店での会です。ランチですので低めの価格設定での会となります。さまざまなタイプのもつ焼きとドイツワインの相性をお楽しみいただけます。
https://www.facebook.com/events/297764084179637/


IMG_2869.JPG 

画像は24日のクリスマスの時に、お知り合いの方限定で開催した新宿リースリングでの会のワインです。
この会では、販売を終了しているワインや別のインポーターから購入したワインもお出ししました。
ヴァインベルクの会は、会ごとにコンセプトを変えてさまざまなワインを提供しています。
お一人でのご参加でも楽しんでいただけるアットホームな雰囲気も作るように心がけています。
まだヴァインベルクの会に参加したことがない方、ワイン会はこわくて参加したことがない、という方も気軽にご参加ください。
facebookの登録がない方はお問合せページからも参加申し込みができます。お名前と参加人数、できれば電話番号もお知らせください。


来年はブログもできるだけ更新していけるようがんばります。
前回まで書いている、どうやってワインを選んでいるか、のシリーズも何回かにわけて書いていきます。


2019年もよろしくお願いします!


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com

posted by ヴァインベルク at 18:57| ヴァインベルクお知らせ | 更新情報をチェックする

2018年12月24日

ヴァインベルクについての疑問、質問に答えます どうやってワインを選んでいるのか?その2ワインのヴァリエーション

どうやってワインを選んでいるのか?の続きです。
ヴァインベルクではそれほど多くは一度に輸入することができないので、選ぶワインは絞らなければいけません。
ひとつのワインに対してもそれなりに量がないと販売するメリットは少ないので、そうなると一回のひとつの醸造所からの輸入では3種類から6種種類程度のアイテムに絞らなければいけないのです。
前回は価格のことについて書きましたが、今回はその他の要因についてです。

選ぶものを決定する際に価格と共に大きな要因となるのは、ヴァインベルクとしてのヴァリエーションです。
ヴァインベルクとして販売するものはできるだけ幅を広げたいと考えています。ドイツワインの魅力をより知ってもらえるためには多くのヴァイリエーションがあることが大事で、そして多くの方に興味を持ってもらえる確率があがります。
おいしいワインでも同じ価格帯で同じようなものが並ぶよりは、色々なタイプがあったほうがよいと考えます。それはひとつの醸造所でもそうですし、ヴァインベルク全体で扱っているラインナップとしてもです。ひとつの醸造所では等級やタイプをできるだけ幅広く取り扱って、その醸造所のことをよりわかっていただけるようにしたと考えています。全体のラインナップとしてもより多くの品種やタイプのワインを取り扱いと考えています。
といっても同じ価格帯で同じ品種でも一見同じように見えてもそれぞれに特徴があって入れているということもあります。土壌違いでキャラクターンが異なるというのがひとつの例です。産地や品種、価格帯といったことだけではなく、味わい、キャラクターのタイプのヴァリエーションもヴァインベルクでは重要視しています。

一つの醸造所から選ぶワインでは、まだ前のヴィンテージの在庫がヴァインベルクに多めにある場合には違うタイプのワインを入れていたりということも考えてます。人気のあるワインに関しては、味わいの違いで判断せずに毎年入れているものもあります。ゾルターのリースリング、ロゼのゼクト、クナウスのレンベルガー、トロリンガー、アイフェルのアポテーケ・トロッケン、ファルケンシュタインのヘレンベルク・ファインヘルプは最近は毎年必ず輸入しています。少しの違いがあっても、日本の方に喜んでもらえるという自信があるからです。それは何年も同じワインのヴィンテージ違いを飲んでいてこれらのワインは毎年入れたいと考えるようになりました。
アイテムによっては、まだ発酵の途中だったりブレンドする前ということで試飲ができない場合もありますが、それでも輸入を決めることもあります。

取引している醸造所のワインはどれもおいしいワインなので、その中で輸入するワイン、というのは前回と今回書いたようなことによって絞っていって選んでいます。
色々と紹介したいのですが、量が限られるので種類をしぼらなくてはいけないので、この作業はとても悩みます。種類だけでなく本数も重要で、種類と本数を同時に決めていきます。
すぐになくなりそうというアイテムの場合には、日本に戻ってきて早い段階でアイテムの指定と本数を伝えそのワインを確保してもらう場合もありますし、輸入を依頼するタイミングで、ヴァインベルクの在庫を考慮しながら注文する内容を決める場合もあります。そのやり方は醸造所によってやりとりが異なりますし何年もやっていると要領がつかめてくるのでその時々の最適な方法にしています。


IMG_9176.JPG

来年のはじめに輸入されるラインヘッセンのグッツラーの醸造所での試飲の時の写真です。
ここでは試飲会には出ないような前のヴィンテージのグローセスゲヴェックス(VDPの辛口ワインの最上級の格付け)も何種類も試飲させてもらえました。どれも素晴らしかったのですが、悩んだ中でひとつの銘柄では1ヴィンテージだけを選んでいきました。それぞれがそんなに多くの量ではないですが。


IMG_8381.JPG

試飲は輸入するワインを選ぶための重要な仕事ですが、いいワインを造り手と一緒に飲むのは幸せな瞬間でもあります。
写真はアイフェルの新しい醸造所で、アポテーケの畑が目の前にあるところで外で試飲をしていましたが、甘口のシュペートレーゼを飲んでいた時にはとても幸せな気持ちになりました。こういうのもご褒美かなと思ってその瞬間は楽しんでいます。

おいしいワインだから輸入をしているのですが、加えてなぜそのワインが選らばれているのか、という理由を書いていきました。
次回はもう少し、ヴァインベルクのワインではどういうものが選ばれているのか、というのを、今のラインナップの結果からも書いてみたいと思います。



12月28日まで、ランダム3本セット9500円(送料込み)を販売中です。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com



posted by ヴァインベルク at 16:54| ヴァインベルクについて | 更新情報をチェックする

2018年12月23日

ヴァインベルクについての疑問、質問に答えます どうやってワインを選んでいるのか?ワインの価格について

2回に分けて、醸造所をどうやって選んでいるのか醸造所で何をしているのか、ということを書いていきましたが、今回は、その醸造所の中で輸入するワインをどうやって選んでいるのか、ということを書いていきます。
今回はワインの販売価格の話が中心となります。

輸入することに決めたワインには大きく分けて2つの要因があります。
ひとつは、自分の好みであるワインであるということです。ヴァインベルク店主はドイツワインが大好きですが、その中でも好きなタイプというのがあります。好みという部分と、十種類以上ひとつのところで試飲しているとおっと思う時があり、そんどちらか、もしくは両方があったワインを輸入することに決めることが多いです。
ふたつめは、購入する方たちがいいと思うかという点です。5年やっているとどういうものを求めるのかが何となくわかってくるので、これは喜んでくれるだろうと想像できることがよくあります。また、この産地でこういうワインを造っている、ということだったり、そのワインに対して逸話だったりポイントがあるということも、決める理由になることもあります。
どちらか片方というよりはどちらも要因としてからんでいるのですが、どちらかに偏っていてそれでも輸入することを決めることもあります。

いいワインというだけでなく、価格も重要な要素となります。
とてもおいしい、と思っても、日本で販売するとなるとこの価格になってしまう、では難しいなあと思うワインもたくさんあります。特に気軽に飲みたいようなグーツヴァインではそういうワインは多いのです。また、ドイツで軽い食事とともになら最高のワイン、でも日本のその価格だとそうはならないし、そういうものはドイツで楽しむもの、と僕は考えています。輸送や輸入者などいくつかの行程があると価格が上がっていくのが当然なので、その価格になった際に、このワインをその値段でも満足できるか、ということが重要だと思っています。それはワインの質だけではなく、食事と合わせられるか、色々なシチュエーションに対応できるか、などそういった要素も含めてです。
よく、現地ではこの価格なのに日本では高い、と言う方がいらっしゃいますが輸入したらいくつかの業者がからみ、酒税、関税、消費税も加わるので、当たり前のことなのです。その値段でも楽しめるかどうか、なのです。高いと思う方は、ドイツやヨーロッパにに行ってワインもビールも買ってくればよいのです。といっても物自体は安くても、そこまでの交通費や多く買った時に輸送代もかかる、ということを考えれば、同じこと、ということをわかっていただけると思うのですが。

とはいえ、現在は1,000円以内でも日本で購入できるワインがたくさんあります。
ではなぜドイツでそういうワインが少ないか、というと、他の国と同様に大量に生産できるところが少ないからです。ぶどうを栽培できるエリアは限られているので、質が良いものを大量に作ってその価格で販売することができません。
そしてヨーロッパの中でも経済大国のドイツなので、物価も上がっていくわけで、ワインも例外ではないので、その価格で販売できるワインというのは多くないのです。家族経営の生産者が多いドイツでは、生産量も多くないので高品質なワインを作り価格を上げて利益を確保しているので、優良な生産者のワインは日本での販売価格は2,000円以上のワインになってしまいます。
モーゼルやラインガウの急斜面の畑は特に、規模を拡大できないこと、機械が入れず人件費と手間がかかるので、安く売れないということがわかりやすいかと思います。

そしてヴァインベルクは大手に比べると量がとても少ないので輸送コストが多くかかってしまいます。そのため、小売りで2,000円前後のワインを販売することができません。現在はヴァインベルクのネットショップでの税込みの販売価格が2,700円が一番低い価格となっています。大半が3,000円から4,000円のワインとなっています。
という中で、その価格帯の中で、購入してもらえるものを選ぶ、ということになります。お客様にこの価格でこのワインは安い、と言っていただけることが多いのですが、できるだけ安いものをというよりは、価格以上の価値を感じていただけるワインを選んでいます。
醸造所を選ぶ時点で、この価格帯で販売できるワインがたくさんあるような醸造所を選んでいます。そのこと自体をすごいと言ってくださる方もいらっしゃいます。すでに評価の高い醸造所だともう少し上の価格帯になってしまうので、まだそんなに評価は高くないけれど、質の高い醸造所を探して選んでいるのです。しかし、そういう醸造所でも、評価が高くなってきて価格を上げたり、そうでなくても毎年少しずつ価格があがるのはドイツの業界では当然のことなので、それは受けいれるようにしています。素晴らしいと思っていて長く付き合いを続けていきたいという醸造所を少しの価格の違いでやめる、ということはするつもりありません。
また、ヴァインベルクで輸入している3,000円から4,000円のワインの大半はオルツヴァイン(村名ワイン)、エアステラーゲ(畑名ワイン)のクラスです。昔からの等級だとカビネット、シュペートレーゼに相当するワインです。このクラスが、醸造所とワインの個性がはっきりわかると思っていますし、価格と質のバランスもヴァインベルクが販売するにはちょうどよいものが多いのです。

好きなもの、もしくはお客様が求めているものとして試飲した中でいいと思った中で、価格も考量して輸入するかどうかを決めることとなります。その際には、個人のお客様だけでなく、飲食店や酒販店にも多く取り扱ってほしいと考えているワインに関しては、卸販売の価格としてこのワインのこの価格だとどうだろうか、ということを考えます。4,000円以上のワインは、いいと思ったものは大半は選んでいるのですが、飲食店も扱いやすい価格帯となるとよりシビアにこのワインを入れるべきか、ということを考えます。
こういった選定の作業は、醸造所でではなく、日本に帰ってからゆっくりと考えます。
また、この価格だったらいいのに、と思うこともありますが、ヴァインベルクでは値下げの交渉をこちらからすることはありません。1年かけて造られた農作物であり、年によって生産量の増減が大きく収入の幅も広くなってしまう職業で、そのワインだけで生計を立てている家族に値下げの要求をしようとは思えないのです。なので、提示された価格の中で、自分がいいと思うものを選べばよいと思っています。
たまに前のヴィンテージなどでこの本数を買うならこの価格でいい、と言われることがあり、そういう時はその価格で購入することもあります。

リースリングとシュペートブルグンダーでは、質が良くて素晴らしいと思ったものはたいだいは輸入をしているのですが、その他の品種だと、この価格だたなかなか難しいのではと思い見送ることも多々あります。
一つの例だと、ヴュルテンベルクのクナウスでは、最初に訪れた時にソーヴィニヨンブランをとても気にいったのですが、4,000円を超えるドイツのソーヴィニヨンブランは難しいのでは、と思いその時はこのワインは選びませんでした。しかし、何度目かに訪れて2016年産のソーヴィニヨンブランを飲んだ時にもやはり素晴らしいと思い、今のヴァインベルクなら4,000円となっても購入していただけるのでは、という自信があり輸入することに決めたのでした。


IMG_2007.jpg

と価格の話を中心に書きましたが、やはりいいワインかどうかが大事であり、前回の醸造所の訪問は重要な要素なのです。
その時の試飲では、価格も大事ですが、日本の皆さんに喜んでもらえるワインなのか、ということをそれぞれのワインから考えることが一番大事なことです。
画像のアールのヨステンウントクライン(ミッテルラインのワインも作っています)ではケラー(といっても工場の一角ですが)で試飲をしましたが、こちらの好みがわかってくると、そのタイプをどんどん開けて試飲させてくれました。結局2時間近くこの場所で立って試飲と会話をしていました。
こういうことあってこそ選択肢ができ、その中から価格などもふまえて最終的に決めていけるのです。

今回は価格で選ぶワインは絞られていくということを中心に書きましたが、もうひとつ大きな要因があり、そのことについては次回に書きます。


12月28日まで、ランダム3本セット9500円(送料込み)を販売中です。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


posted by ヴァインベルク at 18:44| ヴァインベルクについて | 更新情報をチェックする

2018年12月15日

新入荷のワインを中心にヴァインベルクのワインを紹介します

ヴァインベルクはどうやって醸造所、ワインを選んでいるのか、ということをこのブログに書いている途中ですが(書いた記事のリンクです)、そうやって選んだワインの一部を紹介します。
商品名にヴァインベルクのネットショップのそれぞれのワインのページへのリンクをはっています。
先日試飲会を行いましたので参加された方の感想などもあわせて書いていきます。


IMG_2590.JPG

今回の試飲会ではいつもより多めの13種類を提供しました。
新入荷のバーデンのフランケンシュタインとヴュルテンベルクのクナウスのワインが中心でした。


フランケンシュタインの4種類はどれも好評でよかったです。
この醸造所を訪れた時のことはブログに書いています。

グラウブルグンダーはボリュームがありながら酸ものっていると、特にドイツワイン好きの方に人気でした。
ムスカテラーは、ヴァインベルクとしては初めて仕入れるアロマティックな香りのするタイプの品種です。この試飲会だけでなく他で飲んでいただいた方たちにも好評です。スパイシーな香りですが、スーッと飲めてしまうきれいな飲み口のワインです。

シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)は同じ価格で、土壌の異なる畑からそれぞれリリースされているものを輸入しています。
グナイスは片麻岩土壌のワインです。気品があるきれいな味筋ですが、複雑みがあり、ギュッとつまったコクが飲み進めるとくせになっていきます。どちらかというドイツワインを中心に飲んでいる方に人気がありました。
グラニートは花崗岩土壌のワインです。ボジョレーやローヌにも同じ土壌があり、品種が違っていても重たさがあり一般的に赤ワインでイメージするタイプのキャラクターあり、他の国のワインに慣れている方はこちらの方が好みのようでした。ドイツワイン好きでも、重心低めのしっとりとしたワインが好きな方はこちらのほうが好みのようでした。
ヴァインベルクのワインに関しては、どのワインもおいしいけれどその中では、というような言い方をされることが多いのですが、この2種に関しては好みがはっきりわかれていたのが面白かったです。そしてその割合はほぼ五分でした。どちらも魅力的だと思い、土壌違いということもあって両方輸入したのですが、グナイスのシュペートブルグンダーは他にないタイプだと感じ、こちらのほうを多めに仕入れていてヴァインベルクとしては力を入れています。


クナウスは新ヴィンテージの2017年産での入荷となった、コクのあるロゼ、ナチュラルだけれど濃さのあるレンベルガー、チャーミングだけれど食事に寄り添えるトロリンガー、どれも好評です。
その中でもレンベルガーは、色々な用途でお飲みいただくことができ多くの方に気に入っていただけるワインなのでヴァインベルクでは大プッシュしています。

5月に醸造所を訪れた時に飲んで気に入り初めて選んだ、赤のブレンド(ツヴァイゲルト、メルロー、レンべルガー)のシグナトゥア、樽の風味と果実味でフルボディタイプのだけれど軽やかさもあるグラウブルンダー、どちらも反応がよくてうれしかったです。


ゼクト(スパークリングワイン)専門の醸造所ゾルターは、定番となったリースリングとロゼ、どちらも人気がありますし、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエというシャンパンで使われているぶどう品種をブレンドしたキュヴェアンリも入荷しています。
2001年のローゼンエックの畑からのリースリング・レゼルヴは高貴で気品のある味わいで、特別な時に飲んでいただきたいです。

ノンドサージュできれいな味筋のクナウスのピノ・ノワールのゼクト、モーゼルのSMWのエルプリングの90年のゼクトもございます。


ドイツワインはもちろん甘口も素晴らしいです。
フレッシュさもあり甘いワインでしたらファルケンシュタインのシュペートレーゼ、落ち着いてコクのあるワインならマルティン・ミュレンの2007年シュペートレーゼがございます。
アウスレーゼは貴腐菌も混ざったコクと深みのあるアイフェルのリースリング、華やかだけれど落ち着きもあるシュピンドラーのゲヴュルツトラミナーのアウスレーゼがございます。
熟成した甘口ではミュレンの1993年のアウスレーゼもあります。甘味は抜けてきていますが、熟成したワインならではの深みと心地よい余韻があります。

全てがおすすめできるワインとしてヴァインベルクではワインを輸入していますが、今回は新入荷のワインと年末年始などの特別な時期にもおすすめできるワインを紹介しました。

12月中の発送ですとご購入金額13,000円以上で850円の送料が無料となります。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


posted by ヴァインベルク at 13:18| 商品紹介 | 更新情報をチェックする

2018年12月09日

新入荷のバーデンのフランケンシュタインの醸造所を訪問した時のこと

バーデンのフランケンシュタインのFreiherr von und zu Franckensteinのワインが入荷し販売を開始していますので、5月にこの醸造所を訪れた時のことを書きます。

この醸造所をやりたいと思ったのは、前回のブログでも少し書いたように昨年のプロヴァイン試飲会でのことでした。
知り合いがこの醸造所のことを言っていたので、VDPのエリアの中にあったこの生産者のブースにも訪れました。
そうしたら、自分の好みでしたし、後でも書きますが土壌違いでのワインをリリースしていること、そして生産者の家族がとてもいい方たちだったので気が合いそうと思い、ここと取引をしたいと思いました。当主のお父さんとは30分近く、僕のつたないドイツ語でやりとりをして、これは想い出として印象に残っています。ちなみに隣のバーデンの有名生産者のブースでは通訳付きで日本からのグループが試飲していました。
そして今年ドイツを訪れた時に醸造所を訪れて、正式に輸入することを決めたのでした。


IMG_9056.JPG

醸造所はオッフェンブルクOffenburgにあります。
ライン川に近く、数キロ離れたキールからは橋を渡るとフランスのストラスブールにすぐに行けることができます。
駅を降りてまずは昼食でおすすめしてもらったレストランヘ。オッフェンブルクの中心地まで来ました。
木組みの家もありました。後で畑に向かう途中にも観光地ででなくもふうつに木組みの家はありました。そのあたりの雰囲気はヴュルテンベルクのクナウスの醸造所があるヴァインシュタットWeinstadtに似ていると感じました。


IMG_2302.jpg

紹介してもらった伝統的レストランではシュパーゲル料理。シュパーゲルに付け合わせを合わせるような感覚で魚や肉と書いてあり、ビーフステーキにしてみました。盛り付けもおまけみたいなかんじになっています。
肉質もよく、新鮮なシュパーゲルもおいしく、オランデーズソースも他にはない味で、大満足でした。
フランケンシュタインのワインはグラスで飲めないか訊いたらシュペートブルグンダーがあるということでいただきました。
薄め、軽めですがコクがありこの料理にもありました(地元用のグーツヴァインなので輸出はしていないものです)。


IMG_2326.jpg

レストランに車で迎えに来てもらい、郊外の畑に向かいました。
案内してくれたのは今年からこの醸造所で働いているレオンさんです。
ゼクトを持ってきてくれて、畑で一緒に飲みながら話を聞きました。

この醸造所は、フランケン男爵という名の醸造所で、13世紀から続いているとされています。その男爵の家系が所有していて、ワイナリーは2008年年からはフーシュレ家が任されています。1926年からVDP(高品質ドイツワイン生産者連盟)に加盟しています。
物語のフランケンシュタインは全く関係がありません。

この醸造所は数キロ離れた畑は、花崗岩、片麻岩と土壌が異なっていって、それがこの醸造所の大きな特徴と言えます。
花崗岩はバーデンでも点在していますが、片麻岩で地質が混ざっていないのはバーデンではこのエリアだけということでした。ドイツの他の産地でも片麻岩の土壌は少ししかないと思います(オーストリアにはたくさんあります)。

最初に訪れたのは、先の画像のZell-Weierbachにある畑です。こちらは花崗岩土壌(グラニートGranit)です。
標高は高めで、遠くにはアルザスのシュトラスブールも見ることができました。


IMG_2310.jpg

畑には十字架もありました。
けっこうな急斜面のところもありましたが、トラクターなどが間に入って作業をするとのことでした。
岩がごつごつしているシーファー土壌のモーゼルでは考えられいことです。ただ、昨年もトラクターの転倒事故が起きたりとかなり危険みたいです。それでも全て手作業にするよりは効率がよいので機械は入れるのだそうです。収穫は選定が必要なので手摘みです。


IMG_2344.jpg

10分くら車で移動して片麻岩土壌(グナイスGneiss)のBerhauptenにある畑へ。
シュヴァルツヴァルト(黒い森)はすぐそばにあるそうです。
画像からもわかるように農薬はほとんど使わないほぼビオの栽培です。


IMG_2346.jpg

こちらは畑は縦にはそれほど長くはありませんでした。
シュペートブルグンダーやリースリングはどちらの畑にもありましたが、ミュラートゥルガウやムスカテラーといった品種はこちらのみに植えられているそうです。
この先にはモミの木が栽培されていてびっくりしました。


IMG_2306.jpg

そして醸造所へ向かいました。
数年前にオッフェンブルクの街に近い今の場所に引っ越したそうです。
写真は撮っていませんが、入ったところには広めの販売場があります。


IMG_2359.jpg

その奥はケラーです。
今回輸入したワインはステンレスタンクでの醸造ですが、GG(グローセス・ゲヴェックス)などはバリックでの熟成で、ワインが入っているたくさんの木樽がありました。


IMG_2361.jpg

2階は試飲スペースです。こちらで試飲しながら質問をしたりもしました。
あらためて、土壌違いのワインを試飲するととても興味深かったです。
その中で、販売するとしたらどれが魅力的か、と考えながら試飲しました。
GGクラスでも素晴らしいワインがいくつかあったのですが、今回は日本の方へのお披露目ということで、わかりやすいタイプとしてオルツヴァイン(村名ワイン)で4種類輸入することを日本に帰ってから決めました。
せっかく土壌違いでそれぞのワインがあるので、シュペートブルグンダーはグナイスグラニート、それぞれの土壌で同じ価格のオルツヴァインを輸入することにしました。
ムスカテラーは悩んだのですが、日本でどういう食事と合わせるのか興味がある、と言っていたので購入することを決めました。
和食全般に合わせる、というのは難しい気がしていますが、日本の食卓で使いやすいワインだと思いました。


IMG_2363.jpg

試飲の途中で当主のシュテファンさんが来たので、パーティなどもできる広い庭で写真を撮りました。
2018年は生育が早く、訪れた5月は、前年のワインのボトリングまでの作業と栽培の作業が重なってとても大変で、僕との時間をとることができなかったと言っていました。


IMG_8863.JPG

数日前のマインツでのVDP試飲会では3人で写真を撮りました。
輸入した2017年のグラウブルグンダー(ピノ・グリ)は、この時も、あらためて醸造所で飲んだ時も好印象だったので輸入することにしました。


ヴァインベルクが扱うとしてもとてもよい醸造所だということがわかりました。
真面目で実直でやさしいワイン、とても好きです。
これからは、日本のみなさまの反応や食事と合わせた時のことなどをお知らせしていきたいと思っています。

ワイン名にリンクははりましたが、下記からもネットショップのファルケンシュタインのワインをご覧いただけます。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


posted by ヴァインベルク at 21:27| 醸造所紹介 | 更新情報をチェックする