2020年03月29日

寿司とドイツワインの会の様子と今後の会について

少し経ってしまいましたが、何度かワイン会を開催している高円寺の和食のお店、徳竹でお寿司の会をした時の様子を書きます。
最後には今後のワイン会やイベントについても書いています。


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お店でたまに開催していた鮨ナイトをヴァインベルクのワイン、でという企画でした。
3月の始めですでにコロナウイルスの影響がある時でしたが、企画の時点からカウンターのみでと考えていたので、この形態なら、ということで手洗いや換気に気を付けながら開催しました。9人の方が参加してくださいました。


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ワインは6種類用意しました。
事前にお知らせいただいたなんとなくの料理内容で、間違いなく何かしらには相性が良い、もしくはお寿司に違和感がないワイン、ということで選びました。
提供の順番はその場で考えていくスタイルとなりました。グラスは2つ以上は用意しているので、前に提供したものもう一度、ということもしながらひとつのネタとひとつのワイン、ではなく比較をしながらも楽しめる形です。
大半は先にヴァインベルク店主が食べてワインを飲んでおすすめの合わせ方を伝えいきました。


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最初の乾杯はモーゼルのマルティン・ミュレンのリースリング・ファインヘルプで。甘くはないけれど少し残糖があるからその後の寿司とも違和感がなくお飲みいただけるワインです。
その後のほうぼう、小肌のお寿司、ぎばさ(海藻)、氷魚(鮎の稚魚)ののり和えにはアールのヨステンウントクラインのピノ・ノワールのブラン・ド・ノワール(白ワイン仕立て)と相性が良かったです。他のワインだとフルーティーすぎて感じてしまいました。コクがあるので生臭さは感じません。


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さより、松貝にはフランケンのビッケルシュトゥンプのブントザントシュタインのジルヴァーナーが良かったです。トーンが一緒という合わせ方です。
ここまでの3種類は比較的どのワインとも合わせられました。マリアージュというよりはそばに合って色々なお寿司を愉しめるワインです。
そしてその中でも相性が良いタイプ、というのが見えてとても興味深かったです。

やわらかさがありコクもある平貝とはザールのファルケンシュタインのリースリングの自根のファインヘルプとの相性が抜群でした。甘いからだけでなく、うまみ、深み、があるからこそでした。

しかし一種類だけ、どのワインとも合わなくてそのままお寿司自体を味わったほうがよいというものがありました。桜漬けの春日子鯛にワサビ漬けがのったものです。複数の要素があるためどこかの要素とぶつかってしまうのです。こういったものはやはり日本酒が許容範囲となります。ワインを無理に合わせるのではなく、食事をより楽しむためのワイン、なので合わせないという選択肢もあってよいと思いました。


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花びらの形に切り込みを入れている烏賊は、ラインヘッセンのグッツラーのリースリングのグローセスゲヴェックスと相性が良かったです。硬質だけどやわらかさと深みがあるというのがポイントです。ブランドノワールでも違和感はありません。
GGはグリーンアスパラのスープとも相性が良かったです。アスパラとリースリングは少し難しいのですが、上のクラスの複雑みのあるワイン、だからこそです。


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河豚の生春巻き寿し白子ソース、という和食のお店ならではのものです。ファインヘルプもよいのですが、アールのマイショスの村名ワインのピノ・ノワールと相性が良かったです。蛍いかの天ぷらとも合わせられました。
先にボトルと共に写っているめじまぐろですが、赤を想像すると思うのですが、ジルヴァーナーのほうが相性がよかったです。厚みのあるキャラクターとなるブントザントシュタイン(雑色砂岩)土壌、暑かった2018年で果実味の濃さがある、があるこそで、ムッシェルカルク(貝殻石灰)土壌だったりどのジルヴァーナーでも合わせられる、というわけではなくこの造り手のこのワインだからこそ、かと思います。

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お寿司の合間には河豚のから揚げなどのこういったお料理も。寿司も一品料理も他にももう少しありましたが写真を撮っていないものもあります。

ピンポイントで合わせての喜び、お寿司が美味しくてそこに寄り添う形で楽しめるワイン、色々な形で食事の時間をお愉しみいただけました。
天ぷらもそうですが、ネタが多いのではワインと合わせることを考えるのが難しくなるのですが、いい流れでうまくいったと思っています。もちろん、正解を出すことが重要、ではないのですが、参加された方が楽しまれてなおかつ自分の良い経験にもなった会となりました。

イベントページはまだ作成しませんが、徳竹での会は7月5日に川魚をテーマにした会を計画しています。


上記の中でワインにはネットショップの商品ページのリンクを貼っています。
先のビッケルシュトゥンプ、ファルケンシュタイン、ヨステンウントクラインのワインは新入荷のワインで、他に数種類入荷しています。2月に入荷したワインにはNEWと表示されています。
本数は少ないですがフランケンのロゼもあります。

ネットショップは通常通り営業しています。
通常15,000円以上のお買い上げで送料無料なのですが、現在は8,000円以上で送料無料としています。3月末までとしていましたが期間は延長します。
6周年記念の3本セットも好評販売中です。規定数に達し次第終了となります。

ヴァインベルク店主がピックアップと梱包をしていますが、手を洗いアルコール消毒をしてからボトルを触って梱包いたします。
ワイン会のような料理でなくてもヴァインベルクのドイツワインはお楽しみいただけます。そして会の内容から参考になる合わせ方、ポイントもたくさんあるかと思います。
また、辛口が中心の品揃えとなっていますが、リラックス、落ち着けるような甘みのあるワインも多数ございます。

ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


最後に今後の会についてです。

4月11日の新宿リースリングでの6周年記念会は、外出自粛期間となりましたので、延期とさせていただきます。状況が落ち着いた後に同じような形式で開催できればと考えております。

4月18日の青山一丁目マールツァイト(ドイツ文化会館一階)での「ソーセージ以外のドイツ料理で遅めのランチ」は、今の時点では、席の距離を話しての開催予定、と考えております。
https://www.facebook.com/events/200033368076467/

5月は、30日西麻布Alternativeにて「オルタナティブなフレンチの会」を計画しています。
https://www.facebook.com/events/607812566731007/

まだイベントページは作成していませんが、5月17日にはケーニッヒのお店でシュパーゲルの会を企画しています。吉祥寺か武蔵小金井のお店となります。18時開始、会費8,500円の予定です。

これらは参加者を募集していきますが、状況により中止、変更等の可能性もございます。

5月24日には田崎真也ワインサロンにてドイツワインセミナーを行う予定ですが、まだ募集は開始しておらず、日程変更の可能性もあるかもしれません。


今後ともヴァインベルクをよろしくお願いいたします。
おうちにいらっしゃる時間も長くなっていると思いますが、過去のブログ記事もこの機会に読んでいただけるとうれしいです。



posted by ヴァインベルク at 22:30| ワイン会報告 | 更新情報をチェックする