2016年08月04日

ヒルデガルト修道院を訪れて ツム・アインホルンでの食事会のご案内も

今回はヒルデガルトについてです。
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンHilldegard von Bingenは1100年代に活躍された修道女です。修道女としてだけでなく、医学、薬学、作曲、料理とさまざまな分野で功績を残していて現在でも各分野で名が知られています。彼女の意思を継いでいる修道院が現在はラインガウ地域のリューデスハイムの丘の上にあります。6月のドイツ出張ではこの修道院を訪れました。

なぜヒルデガルトに興味を持ったかというと、昨年ドイツを訪れた際に輸入することを決めたビッショフリッフェス・リューデスハイムBischoefliches Ruedesheimがヒルデガルトと関わりを持っているからです。この醸造所はリューデスハイムにある教会に併設されていて、この教会はヒルデガルトが建てたものなのです。その背景を知るためにヒルデガルトのことも調べていて、せっかく近くに修道院もあるのだから行ってみようと思ったのでした。
後述しますが、ヒルデガルトについての食事会をやろうと思い立ち、その時に提供するワインを入手する目的も兼ねてヒルデガルトの修道院St. Hilledegardを訪れることにしたのです。

訪れた日はドイツ出張の最終日で、夕方フランクフルトから帰国することになっていてこの日はそれまではリューデスハイムに滞在することにしていました。同じくリューデスハイムにある、取引先のスパークリングワイン専門の醸造所ゼクトハウス・ゾルターのベティさんにアテンドしてもらい、車でヒルデガルト修道院にも連れていってもらったのです。


IMG_0638.jpg

修道院は駅からツグミ横丁などのある市街、住宅街を超えた先のガイデスハイム方面(上流側)の丘の上にあります。


IMG_0643.jpg

この丘の大半はブドウ畑になっています。修道院のすぐ下もブドウ畑です。


IMG_0665.jpg

教会の入り口の正面から撮ったものです。
修道院はもともとライン川の反対岸、ビンゲンに修道院があったのですが閉鎖されていて、20世紀にこちら側に修道院が建設されていて、比較的新しい建物です。


IMG_0652.jpg

カトリックの教会です。奥にスペースがあり修道士が毎日早朝から数回決まった時間に祈りをささげています。


IMG_0654.jpg

側面には絵が描かれているのですが、真ん中はイエス・キリストについて、下の半円は
ヒルデガルトの逸話の場面について(病気の人を治す場面など)、生涯を紹介するように順番に描かれています。


IMG_0650.jpg

庭もとてもきれいでした。ヒルデガルトはガーデニングの分野でも名が知られているそうです。


IMG_9923.JPG

ショップが併設されていて、ヒルデガルトに関する色々なものを購入することができます。
その一角でワインが販売されています。これらのワインは修道女が畑を管理、ぶどう栽培をし醸造に携わっているものです(外部の男性も栽培、醸造に関わっているそうです)。畑は修道院周辺のクロスターベルクも含めて8ヘクタール弱を所持しています。
ワインを購入したいということをゾルターのベティさんに伝えたら、ヒルデガルトに連絡をしてくれたのですが、訪れた日はワインの責任者の方は不在ということだったので別の方に担当していただき試飲しました。
思っていた以上に種類がありました。軽く飲めるタイプに仕上げているスタンダートのラベルのシリーズに加えて、修道院やキリスト教に関するワードをワイン名にしていて、ヒルデガルトのシンボルをモチーフにしているデザインのラベルのワインも数種類あります。リースリングだけでも辛口から甘口までたくさんありその他に赤ワインなどもあります。そしてそれぞれのワインごとに複数のヴィンテージのものをを販売しているので膨大な数がありました。
全て試飲するわけにもいかないので、試飲しながらそこから気になっていくものを順に試飲していく形にしました。2015年産のリースリングはほぼ全シリーズ飲み、他のヴィンテージも数種類試飲しましたが、結果的には2015年産のワインでよいと思うものが多かったです。食事会で購入するように買ったのはリースリングのトロッケン、シュペートレーゼ・ファインヘルプ、甘口シュペートレーゼを選びました。単に質だけではなく、やわらかややさしさなど修道院ぽさがあるというのも選ぶ基準にしました。


ヒルデガルト修道院は、日本のガイドブックには書かれていないのですが、リューデスハイムを訪れる方はぜひ訪れてほしいです。景色もよいですし、ショップではお土産にてきしたものもたくさんあります。
バスなどがないので車で来ることになりますが、リューデスハイムの市街で自転車をレンタルして訪れる、というのもひとつの案だと思います。


このヒルデガルトをテーマにした食事会を9月2日に開催します。
会場となる六本木一丁目にあるツム・アインホルンは日本で最も有名なドイツ料理のレストランです。オーナーである野田シェフは、ハーブを使ったヒルデガルトの料理のレシピをまとめた本を刊行しヒルデガルトの料理を広めることにご尽力されています。
そういうことがあり、ヒルデガルトのワインの会をできないかと打診したところ快く引き受けてくださいました。
ワインはヒルデガルトのワインだけでなくヴァインベルクが輸入するラインガウのワインも提供します。

ヒルデガルトゆかりのワインと料理の集い
9月3日(土) 18時開始
場所 ツムアインホルン (最寄駅 六本木一丁目、神谷町)
http://www.zum-einhorn.co.jp/indexx.html
会費 1万円

料理 根セロリのサラダ 野菜のタルト メバルのバター焼き 仔羊とレンズ豆の煮込み かぼちゃのタルト

ワイン Solterのゼクト St.Hildegardのリースリング、トロッケン、ファインヘルプ、甘口の3種 Bischoefliches Ruedesheimのリースリング・トロッケン、アスマンズハウゼンのピノ・ノワール赤の2種 計6種類を予定

料理とワインは都合により変更となる場合があります。

申し込み方法
参加希望の方で宮城と面識のあるかたfacebookページの「参加する」のクリックをお願いします。面識のある方はそれだけでエントリーOKです(こちらから確認のメッセージは送らせていただきます)。もしくはメール等でご連絡ください。

面識のない方は、「参加する」をクリックされても、こちらからメッセージを送ってもフィルターがかかってしまう場合があるのでヴァインベルクのページにメッセージを送っていただけるとスムーズにやりとりができますので協力お願いします。もしくはinfo@@weinbergwine.comに参加希望の旨をご連絡ください。面識のない方はこちらからお振込みのご案内をし、お振込みされた時点でエントリーとさせていただきます。面識のある方とそのお知り合いの方が同行される場合には状況により対応させていただきますので一度ご連絡をお願いします。
当日のトラブルをふせぐためにご協力お願いします。


2日前からのキャンセルではキャンセル料として6,000円をいただきます。事前にお振込みされた方の場合はキャンセル料を差し引いた差額を返金という形で対応させていただきます。

ヴァインベルク主催の会ですのでお店(ツム・アインホルン)への電話などでのお問い合わせ等はご遠慮ください。

席にかぎりがありますのでお早目の参加申し込みをおすすめします。
お一人でもグループでのご参加でも楽しめる会にします。
ヒルデガルトのワインを日本で飲める機会はめったにありません。
ヒルデガルトについてだけでなくラインガウ、リューデスハイムについても話をしようと考えていますので、ワイン好きの方にもお楽しみいただける内容となると思います。6000円で販売しているアスマンズハウゼンの2011年のピノ・ノワールは多くの方に飲んでいただきたい素晴らしい味わいです。
ご参加お待ちしています。

facebookイベントページ


次回はヒルデガルト修道院を訪れた後のリューデスハイムでの滞在について書きます。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com



タグ:醸造所訪問
posted by ヴァインベルク at 14:14| ドイツでの様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする