2017年05月26日

シュパーゲルのワイン会2017の様子

5月20日に永田町ビッテにてシュパーゲル(白アスパラ)のワイン会を開催しました。その様子をざっと書いていきます。
このシュパーゲルの会はヴァインベルクをオープンさせた時から毎年開催している恒例になっている会です(昨年の様子はこちら)。


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ワインは7種類用意しました。
15人の方が集まっていたので、最初の乾杯のゼクトは1本で少しずつ、その他は一種類につき2本用意しました。
シュパーゲルの会は、ドイツでも一緒に飲むことの多いジルヴァーナー、そしてジルヴァーナーのワインが多いフランケン、を中心としてワインを選んでいます。

1 リースリング・ゼクト/ゾルター
2 ヴァイサーブルグンダー/ベルンハルト・アイフェル
3 ジルヴァーナー アンナ・レナ/ブレンフレック (日野屋輸入)
4 ジルヴァーナー ムッシェルカルク/ビッケル・シュトゥンプ
5 ジルヴァーナー ブントザントシュタイン/ビッケル・シュトゥンプ
6 ロート・ヒューゲル/ビッケル・シュトゥンプ7 リースリング アウスレーゼ/ベルンハルト・アイフェル 

さわやかで少し暑くなってきているこの季節にぴったりなリースリングのゼクトで乾杯しながらざっと今回の趣旨を説明していきました。
近年日本でも白アスパラを食べられる機会が増えてきていますが、ヨーロッパ産の太いシュパーゲルは別物であり、こういうものだからこその良さがあること、そして、ドイツでは季節のものとして日常の中でたくさん食べる食材なので、ドイツでもこうやって質の高いワインとシュパーゲルを食べる機会はそうはない、というような話をしました。
ドイツでも太いシュパーゲルは人気があり高級レストランにまわるのがほとんどで、輸入にまわる量がないため、近年は質が変わらないオランダ産が日本に輸入されている中心となっています。


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前菜はシュパーゲルの冷製、チキン、生ハム、野菜のテリーヌです。
2のモーゼルのヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)はシュパーゲルや春の料理に合わせやすいのがわかってきたので今回このワインを選びました。
3のジルヴァーナーはヴァインベルクの輸入ではありませんが毎年このワインは提供して今年も選びました。
味筋は似ていてもやわらかく包み込む2とコクで合わせるタイプの3と料理との合わせ方は少し異なるのがわかって飲み比べは興味深かったと思います。


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シュパーゲルを茹でた出汁によるクリームスープはアルコール度数は13.5%と高いけれどやさしい味わいの4のムッシェルカルク(貝殻石灰質)土壌のジルヴァーナーと同調して、やさしさが溢れていてほっとする気持ちになれました。


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当初はメインと一緒に提供の予定だったシュパーゲルのボイルは混ぜないほうがよいのではということで別々での提供となりました。
定番のオランデーズソースです。以前、5のブントザントシュタインと白アスパラを合わせたときは冷製だったからかあまりよい相性ではないと思ったのですが、温かいものだととても良い組み合わせだと感じました。
他の白ワインとも相性がよくそれぞれ少しずつ異なる合わせ方となっていて、各々参加者は楽しまれていました。
格付けは同じで土壌違いの4と5のジルヴァーナーの飲み比べはみなさん興味深かったようです。好みはどちらかに集中するのではなくばらけていました。どちらも良いワインなので、好みやシチュエーションで選んでいただければと思います。


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メインはスペイン産の仔豚のグリルです。別のものの予定だったのですが、仔豚が手に入るということでシェフのご好意ご厚意でこちらとなりました。
肉質がふつうの豚肉とは異なり、皮もおいしく、みなさんとても喜んでいました。部位によっての違いが楽しめるのもよかったと思います。
赤ワインはフランケンの4品種ブレンドの6のロート・ヒューゲルです。店主が思っているよりも好評でびっくりしました。ドイツに住んでいた方たちも今まで飲んだドイツ産の赤ワインの中で一番おいしい、と言っていました。
軽さもあるけれどほどよい濃さの果実味のバランスが素晴らしいワインです。ドイツの赤ではピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)が注目されていますが、その他の赤ワインも少しタイプが異なる良いワインがたくさんあるのでヴァインベルクではそういった赤ワインも紹介しています。


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オーナーシェフの日見さんです。カットする前の仔豚も写っています。
お忙しい中、今回も特別なコース料理を組んでいただき感謝しています。
シェフの料理はやさしい味わいだからヴァインベルクのワインと相性がよいのでは、という感想を言っている方もいました。たしかにそうだなあとあらためて思いました。
シュパーゲル料理は6月もやっているので興味のある方はお店にお越しください(いつまでやっているかはお店に問い合わせしてご確認ください)。ドイツらしいシュパーゲルと料理が食べられるお店は東京ではまだ少ないので、白アスパラが好きな方はぜひ訪れていただきたいです。

デザートは自家製のイチゴのシャーベットで、ワインのしめは7の甘口アウスレーゼです。2015年とまだ若いですが十分楽しめる甘口ワインで、こういった会の最後にはちょうどよい甘みと濃さです。

今回も皆さんに喜んでいただけた会となりました。
別室でやったこともありヴァインベルク店主が料理の提供などもしていたのであわただしかったと思うのですが、料理とワインで満足されていたのでなんとかなりホッとしています。
来年もぜひやりたいと思っています。


6月の会は武蔵小金井の老舗ソーセージ店での会です。ソーセージだけでなく色々なお肉とドイツワインを楽しんでいただけます。バーベキューに合うドイツワインというテーマでもワインを選びます。リースリングだけでなく、ゼクト、ロゼ、ソーヴィニヨンなどを提供予定です。
下記のfacebookページがありますが、facebookをやられていない方で参加希望の方はホームページの問い合わせフォームなどからお申込みください。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com



posted by ヴァインベルク at 18:06| ワイン会報告 | 更新情報をチェックする