ワインの新入荷だったり、北海道、関西出張があったりしてなかなかブログの記事を書く時間がありませんでした。8月くらいまでは少し多めに投稿できるかと思います。
かなり経ってしまいましたが、3月のドイツでのことについて書き残したが少しであるので書きます。
個々の記事で載せていない写真とともに色々と書いていきます。
醸造所名のところに貼ってあるリンクはそれぞれの時のことを記事にしたものです。
個々の記事で載せていない写真とともに色々と書いていきます。
醸造所名のところに貼ってあるリンクはそれぞれの時のことを記事にしたものです。

マルティン・ミュレンが所有するモーゼル川沿いのパラディースの畑です。この畑に来てすぐにデジカメの電池が切れてしまい、デジカメで撮れたのはこの写真だけでした。
いつも船で川からか反対岸から見ていたこの畑ですが、斜面とシーファーのゴツゴツ感に本当にびっくりしました。数十メートルごとの区画よってシーファーの大きさや色などの特性が異なり、できるぶどうに差が出るということを目で見て理解することができたのも大きな収穫でした。
パラディースもヒューナーベルクも自分で足を運んだことで、思い入れもでき、特性がわかってワインの良さもより感じられるようになり、今までよりもこの2つの畑のワインへの想いは自分の中で強くなっています。

試飲ではいつものように次から次へと持ってきてくれて20種類以上を試飲しましたが、今回の最後は2000年のアイスヴァインでした。いつも最後はデザートワインで乾杯するのがお決まりとなりました。その雰囲気だけでなく本当に素晴らしい高貴な甘口ワインでした。酸と甘みのバランスが絶妙でした。日本でも飲んでいただきたいのですが、これは数が少ないので輸入して販売することができません。
その前に飲んだベーレンアウスレーゼも素晴らしかったのです。帰り際に輸入予定ではないものも含めて何本か購入をしたのですが、その時に私がこのワインを気に入ったのをわかってプレゼントとしていただいてしまったので、それを飲むのも楽しみです。こちらはもしかしたら輸入して販売するかもしれません。

試飲ではいつものように次から次へと持ってきてくれて20種類以上を試飲しましたが、今回の最後は2000年のアイスヴァインでした。いつも最後はデザートワインで乾杯するのがお決まりとなりました。その雰囲気だけでなく本当に素晴らしい高貴な甘口ワインでした。酸と甘みのバランスが絶妙でした。日本でも飲んでいただきたいのですが、これは数が少ないので輸入して販売することができません。
その前に飲んだベーレンアウスレーゼも素晴らしかったのです。帰り際に輸入予定ではないものも含めて何本か購入をしたのですが、その時に私がこのワインを気に入ったのをわかってプレゼントとしていただいてしまったので、それを飲むのも楽しみです。こちらはもしかしたら輸入して販売するかもしれません。
いくつか写真は載せましたが、急斜面なのがわかるものをもう一枚載せます。
急斜面というだけでなくこの畑のポテンシャルは本当に高いです。VDPに加盟している醸造所があれば間違いなくGGも名乗れるグローセ・ラーゲGrosse Lage(偉大なる畑)に認定されていると思います。そしてこの畑の樹は樹齢が古いものばかりだということもポイントです。
また、ファルケンシュタインのヘレンベルクもミュレンのヒューナベルクもVDPに加盟している醸造所が所有していれば同じくグローセ・ラーゲになっていると思います。そしてこれらの畑はどこも樹齢80年以上の樹がありなおかつフィロキセラの害を逃れた自根の樹がたくさん残っているのです。

同じような角度の写真を載せていますが、少し違う場所からのです。葉が出ていなくてもこの斜面と蛇行しているモーゼル川というだけでうっとりします。この写真を見るとまたモーゼルに行きたいなあという気持ちになります。
川沿いの道路からだけでなく丘の上や中腹だと、感動がさらに増すと思うので、モーゼル川に来た方はぜひ畑を登ってみてください(車でこういうところまで行けるところも多いですが)。

試飲して食事を一緒に食べた後には、バスが来るまで時間があったら散歩にいいスポットまで車で送ってもらいました。アポテーケのある側の丘の上は、川が蛇行して楕円になっている外側に位置していて絶好の撮影スポットなのですが、その内側のほうの岸です。こちらには教会があることは知りませんでした。ここで降ろしてもらっていつもとは違う景色を眺めていました。反対岸の村はライヴェンLeiwenです。

ザールのファルケンシュタインです。ラベルになっている建物とは別にケラーになっている建物です。下のところにケラーがあり木樽が保管されていて、上にはプレスマシンがあってそこで搾汁して重力で下の木樽に果汁が送り込まれていく仕組みになっています。

トリアーで息子のヨハネスとの食事の後です。アメリカとのパイプがあり彼の友人でもラースがここで顧客と一緒に私たちと別として食事していたので撮ってもらいました。
ヨハネスとは笑いが絶えない会話になるのですが、ワインの話となるとかなり真面目になります。
ファルケンシュタインのワインはブショネが他よりも多いという話をしたのですが、アメリカの顧客から言われることはなく、初めて聞いたそうでショックをうけてナーバスになっていました。その話が一通り終わった後でも気にしていたみたいで、後に2度その話を再び話題にしていました。ヴァインベルクが輸入する2016年産(赤は2015年産)はまだその段階では瓶詰めされていなかったので、今年からブショネの確立が減っていることを願っています。
この3つの醸造所では今回は共通して時間に関する話をしていてそれが印象的でした。
時間をかける必要がある、ということをどこともしていて、発酵させる時間、瓶詰めさせるタイミング、販売を開始するタイミング、飲み頃になるまでには時間が必要(辛口の場合の1年後や2年後という短いスパンの話も含めて)、というようなことをそれぞれと話していました。他の製品でも一緒ですが、時間をかければいいということではありませんが、時間をかけなければできないことがあり、商売という面よりもより良いものにするという想いが強く、そのために時間と手間をかけている、という気持ちが強く伝わってきました。
わかりやすい例を出すと、ファルケンシュタインでは、ある程度ぶどうが熟すまで収穫を待つ、ベルンハルト・アイフェルでは収穫翌年の3月、4月に販売を開始するのではなく、ボトリングはなるべく遅くし大半は6月から販売を始める、マルティン。ミュレンでは全てのワインを翌年から販売開始するのではなく、熟成させたほうが良いものは数年経ってから販売を始める、というようなことをしています。

フランケンのビッケル・シュトゥンプ、テュンガースハイムの畑です。
畑の写真はそこそこ撮ったのですが、べンツのトラックの写真を撮っていなかったのは少し悔いが残っています。かなりの悪路をこのトラックで進んだので貴重で不思議な体験でした。

お父さんと3人とのショットをこの後に撮り、そちらのほうが雰囲気がいいのでそちらを使っているのですが、こちらの兄弟だけの写真も日の目をみてほしいということで。
後ろの箱で日本まで運ばれます。右が26シリーズ専用で、こちらのほうが硬い箱なので安心できるので、なんだかなあと思っています(話はしていますが、今まで破損はないため現状維持となっています)。
醸造所訪問の時のはここまで、ここからはプロヴァインでの写真です。
ここからの醸造所名のリンクは、ネットショップの醸造所紹介もしくは商品ページへのリンクとなります。

ラインガウのゼクトの醸造所ゾルターのブースにて、Wines of Germanyの業者向けツアーに参加していた三沢さんと一緒に。
三沢さんが勤める赤坂の茜坂は、セレブール系列で和食とワインのお店で、ヴァインベルクのワインも扱っていいただいていて、プロヴァインでは合流してゾルターの案内と説明をしました。2001年のキュヴェなど、誰にでも出しているものではないものも試飲で出していただき、三沢さんも実りのある時間となったようでよかったです。ゾルター側とお互いテンションが高く会話をしていました。

モーゼルのエリアではSMWも出展していました。古酒によるゼクトも何種類も持ってきていました。80年代のリースリングのゼクトが素晴らしかったのですが、数がないそうで日本には輸入できないそうです。
1996年のエルプリンクのゼクトは、トロッケンはヴァインベルクが輸入していますが、ブリュットとブリュット・ナチュレ(ドサージュなし)もあり飲み比べできて比較が面白かったです。どれもそれぞれ良さがありました。わかりやすいのはトロッケンかなあとは思いました。
ブリュットは少量だけ輸入していて、8月5日昼の新宿リースリングでのゼクト(スパークリングワイン)のワイン会ではブリュット、トロッケン、両方提供予定です。興味ある方は、ヴァインベルクの会に参加されたことがない方もぜひご参加ください。お申し込みは下記facebookページかHPの問い合わせフォームからお願いします。
https://www.facebook.com/events/681453912050547/

VDPのエリアでも色々と試飲したのですが、その中で気に入って、スポットではありますが輸入を始めたのがラインヘッセンのグッツラーGutzlerです。前にも試飲会で飲んだことがあり印象に残っていたのですが、造り手の人柄も含めていいなあと強く思ったのでした。来場者にいたので、口調が酔っているかんじだったので(実際にはあまり酔ってはいないと思いますが)醸造所の人に話しかけられているとは思わなかった人が当主だったと判明した時にはびっくりしました。
空輸でスポットで輸入したのはこの画像には写っていない、自根のジルヴァーナーとリープフラウミルヒのオリジナルの畑のリースリングGGです。

ファルツのシュピンドラーの写真も。ファルツのいくつかの醸造所でグループを作っての出展で、壁には地図があり醸造所名とイラストが描かれてたいのですが、シュピンドラーのはおそらくウンゲホイヤーの畑名に由来しての怪物なのではないかと思います。ドラゴンというよりは怪物というくくりなのではと解釈しているのですが。
ここでも隠し玉も含めて色々と飲ませてもらいました。2016年産の入荷を楽しみにしていてください。

ラインガウのゼクトの醸造所ゾルターのブースにて、Wines of Germanyの業者向けツアーに参加していた三沢さんと一緒に。
三沢さんが勤める赤坂の茜坂は、セレブール系列で和食とワインのお店で、ヴァインベルクのワインも扱っていいただいていて、プロヴァインでは合流してゾルターの案内と説明をしました。2001年のキュヴェなど、誰にでも出しているものではないものも試飲で出していただき、三沢さんも実りのある時間となったようでよかったです。ゾルター側とお互いテンションが高く会話をしていました。

モーゼルのエリアではSMWも出展していました。古酒によるゼクトも何種類も持ってきていました。80年代のリースリングのゼクトが素晴らしかったのですが、数がないそうで日本には輸入できないそうです。
1996年のエルプリンクのゼクトは、トロッケンはヴァインベルクが輸入していますが、ブリュットとブリュット・ナチュレ(ドサージュなし)もあり飲み比べできて比較が面白かったです。どれもそれぞれ良さがありました。わかりやすいのはトロッケンかなあとは思いました。
ブリュットは少量だけ輸入していて、8月5日昼の新宿リースリングでのゼクト(スパークリングワイン)のワイン会ではブリュット、トロッケン、両方提供予定です。興味ある方は、ヴァインベルクの会に参加されたことがない方もぜひご参加ください。お申し込みは下記facebookページかHPの問い合わせフォームからお願いします。
https://www.facebook.com/events/681453912050547/

VDPのエリアでも色々と試飲したのですが、その中で気に入って、スポットではありますが輸入を始めたのがラインヘッセンのグッツラーGutzlerです。前にも試飲会で飲んだことがあり印象に残っていたのですが、造り手の人柄も含めていいなあと強く思ったのでした。来場者にいたので、口調が酔っているかんじだったので(実際にはあまり酔ってはいないと思いますが)醸造所の人に話しかけられているとは思わなかった人が当主だったと判明した時にはびっくりしました。
空輸でスポットで輸入したのはこの画像には写っていない、自根のジルヴァーナーとリープフラウミルヒのオリジナルの畑のリースリングGGです。

ファルツのシュピンドラーの写真も。ファルツのいくつかの醸造所でグループを作っての出展で、壁には地図があり醸造所名とイラストが描かれてたいのですが、シュピンドラーのはおそらくウンゲホイヤーの畑名に由来しての怪物なのではないかと思います。ドラゴンというよりは怪物というくくりなのではと解釈しているのですが。
ここでも隠し玉も含めて色々と飲ませてもらいました。2016年産の入荷を楽しみにしていてください。
ということで書き残したことなどを書いていきました。
あらためて造り手や畑の写真を見ているとまたドイツに行きたいという気持ちが強くなってくるのですが、今年中にはおそらく行けません。来年の前半には行ければなあと考えています。プロヴァインで気にいった別の2か所の醸造所もその時に伺えればと思っています。