シュパーゲルのワインセット、ワイン会と6月のワイン会のお知らせをまとめます。
Facebookで繋がってる方の投稿でもよく見かける白アスパラ、ドイツではシュパーゲルと呼ばれています。本当はヴァイスシュパーゲルですが、白はヴァイスをつけないで、緑の時にグリューンシュパーゲルと言うことで伝わります。
ドイツでは4月の中ごろから6月の初めくらいまでがシーズンで、年によっては少しずれますが、今年も日本にもドイツ産のシュパーゲルが輸入されています。ぶっとくて、太さだけでなく味が濃くて、国産などとは別物ととらえていただければと思います。
毎年恒例のドイツ産のシュパーゲルとヴァインベルクのドイツワインのセットは今年も販売しています。入荷は続いているようなので販売期間の5月末までご注文の受付はできそうです。

実際にワインセットを試しましたのでその感想です。
まずはシュパーゲル自体、太さにあらためて驚きますが、味もしっかりうまみがあり、国産だったりのものとは別物と考えていただければと思います。この太さだと、ドイツの市場で買うフレッシュな細めなものを大量に食べるのともまた異なる良さを感じていただけると思います。
今年のセットは、大小両方に入るのがムッシェルカルク(貝殻石灰土壌)のジルヴァーナー、大セットのみに入るのがファルツのリースリング・トロッケンです。
このジルヴァーナーはふくよかでまろやかなのですが、うまみのある太いシュパーゲルとからみあってワインと融合します。このワインはアルコール度数が13%ありますが、ただアルコール感が強いから、というだけでない要素の相性の良さがあります。国産などのシュパーゲルだとワインを強く感じてしまうのですが、このシュパーゲルだからこそばっちりです。
リースリングは酸があるけれどフルーティなのですが、野菜に合いそうなイメージはありますがこのシュパーゲルだとワインが際立つ印象がありました。ですがオランデーズソースや豚や牛のお肉と一緒にシュパーゲルを食べるととても合います。お肉は赤というイメージがある方もいらっしゃると思いますが、濃い味付けでないお肉料理は白も相性が良く、このシュパーゲルとお肉料理の組み合わせにはこのワインはばっちりです。
ドイツではシュパーゲルと一緒にシュニッツェルや魚のフライなどをセットのしたメニューがレストランにはありますが、お好みの合わせ方とこのワインをお楽しみいただきたいです。
それでは今年のシュパーゲルセットのご案内です。
シュパーゲル8本とワイン2本の大セット、シュパーゲル4本とワイン1本の小セットの2種類です。
小セットにはフランケンのビッケルシュトゥンプのジルヴァーナー・ムッシェルカルク2020が、大セットには加えてファルツのシュピンドラーのフォルスター・リースリング・トロッケンが入ります。
ヴァインベルクのネットショップからではなく、下記のリンクからのご注文となります。
発送元も異なりますので他のワインと一緒に送ることはできません。
佐川急便のクール便でのお届けとなります。

そして、流通経路は異なりますが、このぶっといドイツ産のシュパーゲルを何本も食べられる食事会をヴァインベルクで企画しています。
シュパーゲルの会は毎年企画していて、最近はケーニッヒでやっています。
シュパーゲルとお肉屋さんの料理
5月29日(日)18時開始 武蔵小金井ケーニッヒ 会費10,000円
お肉屋さんでソーセージも製造していて、シュパーゲルと共においしいお肉もお楽しみいただけます。
シュパーゲルはお一人3本は、と話していて、冷製は冷製ソーセージなどと一緒に、ボイルはトリュフソースと、などと考えています。ワインと一緒に料理構成は島崎さんと相談して決めていきます。一枚目の画像は以前の会で撮ったものです。
そしてもちろんヴァインベルクのドイツワインもたっぷり飲めます。ジルヴァーナーはもちろん入れますが、アールのピノ・ノワールも入れます。
毎年早くに満席になることが多いのですが、今年はまだ少なめです。そして今のままだと中止にになってしまうかもしれません。
22日に決行かどうかの判断をしますので迷っている方はそれまでに参加表明をお願いします。
下記はfacebookのイベントページのリンクです。

6月もワイン会を企画しています。
前回好評だったこちらでの会、食材を変えて再びやります。とても評判のよかった担々麺も提供予定です。
白の辛口、中甘口、赤ワインだけでなく、今回はアロマティックな品種の白ワインも入れる予定です。

ヨステンウントクラインのアールワインを堪能する会
6/26 新宿リースリング 13時開始 会費8,000円
アールとミッテルラインのワインを造っているヨステウントクラインのみでの会を企画しました。
昨年の洪水の被害があり注目もされていますので、よりアールのことを知っていただける内容とします。大半が2015ヴィンテージで少なくとも4種類の赤ワインを提供します。
大山鶏の照り焼きやウナギ料理などこの会のための特別料理も用意していただきます。
最後に、4月末に到着した新着ワインのご案内です。
下記2つの醸造所です。Newとなっているのが新入荷のワインです。
ビショッフリッヒェス・リューデスハイムのロットラント2012、シュロスベルク2016、アウスレーゼ2015、クナウスのレンベルガー2019は同じヴィンテージのワインで再入荷しています。
ビショッフリッヒェス・リューデスハイム(ラインガウ)

ネットショップでスマホ用の画面になる場合はPC用を押して切り替えていただくと各ワインの詳細の解説もご覧いただけます。
プラウザによってはウイルスソフトで警告が出たりしてご迷惑をおかけしています。もうまもなくリニューアル予定です。
ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com
http://weinbergwine.com