2017年02月28日

アンディの滞在時のこと

クナウスの当主アンディが日本に来るに当あたって、前回書いた通り、ワイン会でもさまざまな料理を経験してほしいと思い会のセッティングをしましたが、ワイン会以外でも、日本や日本の食文化を知ってほしいということでできるだけ多くのものを食べてもらえるように考えました。
事前のやりとりで、嫌いなものはないかと聞いたら、なんでもウエルカム、日本の食を楽しみにしているとの返事がありました。
今回の投稿はワイン会以外の彼の滞在のことを少し書きます。あまりワインの話はない内容です。

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合流して最初に連れていったのはすき焼きでした。
生たまごも問題がなく、長時間のフライトで疲れていてもしっかりと食べていました。漬物も抵抗がなかったそうです。
持ち込みを許可してもらっていて、クナウスのトロリンガーはすき焼きにとてもあいました。甘みのある味わいと軽いけれどコクのあるロゼタイプのトロリンガーは、とても好みの合わせ方でした。
1週間前にボドリングしたという白品種のブレンドを持ってきたということだったので、これも早速飲んでみることに。瓶詰めと飛行機での移動でボトルシックがあるはずなのですが、フレッシュ感もありとてもよい味わいでした。2016年産からは一部は上記のようなラベルになる、という話も聞きました。
この後にここでコーヒーを飲んだのは、欧米の感覚だなあと思いました。


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ケータリングでの寿司での会の時にとても喜んでいて、最終日にも彼のリクエストで回転寿司に行くことになりました。
ドイツにも寿司はありますが鮮度がよくないので、魚好きの彼には日本の魚介はとてもうれしかったようです。ネタを見ながら選んでいるのはとても楽しそうでした。
寿司会の時にはたいら貝がとてもよかったと言っていて、ここでも何種類か貝を食べていました。そしてお気に入りは何かと聞いたら生だこという回答でびっくりしました。ワイン会でもタコを食べる機会があったのですが、食感も味わいも好きなようです。そして中トロで始まり中トロでしめていました。
ここまで何でも食べていたので納豆巻もチャレンジしてもらいました。食べられるけれどたくさんはいらない、とのことでした。

築地にも連れていって、場内の魚市場も歩きましたが、売っているのを見るのがとても楽しいと言っていました。大きな貝があったのですが、それが夜に食べたたいら貝だとわかって喜んでいました。


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ラーメンも食べました。本当は何種類か食べてほしかったのですが、スケジュール的に一軒しか行けそうになかったのでどこにしようか迷いましたが、築地場外にある幸軒にしました。カウンターだけの昔ながら雰囲気、昔ながらの醤油ラーメンだけど洗練された味わい、ということでここに決めました。上手に箸を使いながらおいしそうに食べていました。
今回、しゅうまい、餃子、豚まんなども色々なタイプを食べる機会がありました。
他にも、たらの白子やホタルイカの沖付けなど沖漬けなど色々なものを食べましたが、いらない、というものはありませんでした。豆腐はあまり好きではないようでしたが。

日本酒を飲む機会も何回かあり、興味深く飲んでいました。アンディは、食べ物もですが辛口のものが好みで日本酒も甘く感じるものはあまりとのことだったのですが、数値ではなく、原酒などなら少し甘みがあってもおいしく飲んでいたのは興味深かったです。これはワインが酸度や残糖の数値だけでなく、それらのバランスや天然酵母での発酵などと色々な要因があるのと同じことだ思いました。
京都の伏見では、ミュージアムと蔵の見学もして、より日本酒のことを知ってもらえました。

ビールも好きで、最終日には特にたくさん飲みました。
彼の色々な面を知ることができて、とても興味深かったです。

観光地も少しは知ってもらったほうがということで、短時間ですが浅草にも行きましたし京都では清水寺に行きました。
その他には繁華街やちいさな商店街を歩いたりといろいろと日本を見てもらいまいました。アンディはアジアが初めてということで、多くの刺激があったようです。
今度来るときはもう少し長く滞在したいといううれしい言葉も聞くことができました。



クナウスのワインのご購入はこちらから。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
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2016年03月16日

ビッケル・シュトゥンプ醸造所訪問その1 フランケンmeetsトスカーナイベント潜入編

この春新しく輸入した醸造所のワインが入荷しました。フランケンのビッケル・シュトゥンプBickel Stumpfです。
2015年の冬にドイツに行く時に、今後輸入したい候補として挙げていてコンタクトをとって醸造所を訪問することとなりました。そして輸入することとなり今に至るわけです。

醸造所やワインの紹介はその2のところでするつもりですが、その前に醸造所のあるフリッケンハウゼンに2日間滞在した中の1日目の出来事を書きたいと思います。
話を伺って試飲をするという約束をしたの週末にはToscana meets Frankenというイベントを醸造所が企画しているのをVDPのサイトのイベントページで知っていました。当初はヴュルツブルクのイベントに参加するつもりで、フリッケンハウゼンでは日帰りの滞在を考えていたのですが、こちらのほうが面白そうという直感が働き、夕方にこの街に着きイベントに参加し宿泊して翌朝再び醸造所を訪れてあらためて話を聞きながら試飲をしました。

このイベントは、トスカーナ(イタリア)料理をフランケン(ビッケル・シュトゥンプの)ワインで楽しむという食事会です。地元の人を中心としたこの醸造所の顧客の方が参加されていました。この日は金曜でしたが、翌日も同じ内容で行われるとのことでした。

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19時に醸造所の前に行くと参加者が集まっていました。テーブルがありそこで受付をしウエルカムドリンクを飲んで待つという形のようでした。セッコ(発泡ワイン)かグリューヴァイン(ホットワイン)を選べましたが、寒い中での屋外でしたのでホットワインを選びました。白でしたが、醸造所でホットワインを飲むのが初めてでしたが、クリアーでピュアな味わいでとてもおいしかったです。
しばらくすると、この醸造所を立ち上げた先代(今の当主のお父さん)が挨拶をし、それから中に入りました。写真の一番左に写っている方です。黒でびしっときめていてかっこよかったです。


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会場はワイナリーの建物の地下にあるケラーです。500年前からあるそうです。
参加者は50人弱で、料理の提供など、裏では大忙しだったようです。一族総出(2家族)に加えて料理担当の方もいましたが、相当大変だったのがすぐにわかりました。翌日はさらに人数が多くて1階のスペースも使用したとのことでした。


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メニューです。左が食事、右がワインです。ワインはウエルカムドリンクを除くと5種類でした。


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前菜です。これだけでも量が多く種類も豊かで満足できたのですが、この後にパスタ(アラビアータ)、お肉、デザートとありかなり満腹になりました。ドイツでフルコースを食べるのは久しぶりで、あらためてドイツすごい、と思ったのでした。

最初のワインはTwentysix Weissです。トロッケンではなく残糖が少しあるのですが、こういったイベントで気軽に飲むにはとてもよいワインです。そして飽きずにずっと飲んでいられます。
2本目も同じシリーズの赤でしたが、こちらはパスタに合うワインいうふれこみです。でもアラビアータがとても辛くて、ワインと合わせるという次元ではなかったのが少し残念でした。その感想を翌朝伝えたら、料理担当の方に話をしていたので、翌日の会では調整があったかもしれません。


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メインの豚肉です。付け合わせだけでもけっこうな量です・。肉がかためだったので完食するのに少し苦労しましたが、白(ジルヴァーナー)、赤(シュペートブルグンダー)の2種類のワインを飲み比べながら楽しめました。
この時出た2009年のシュペートブルグンダーを輸入することにしたのですが、飲み始めて30分ごろに一段と美味しくなりびっくりしたというのが決め手でした。いわゆるウスウマ系ですが、内に秘めている華やかさもありました。試飲だけだったらこのワインを選らばなかったかもしれないので運命だと感じています。


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デザートの後にリースリングのアイスヴァインが提供されました。
若すぎるとは感じず、おいしく飲むことができました。他の産地と同様温暖化によりアイスヴァインを造るのが難しくなってきていて、この2012年に久しぶりに造ることができたという貴重なワインです。この後13、14もだめだたようですが、15は収穫できたという報告が各産地であるのでここも成功したかもしれません(この時はまだでしたが)。


さらっと書いていきましたが、19時に集合し、ここを出たのは日が変わった1時前でした。もっと遅くまでいた方もたくさんいらっしゃいました。料理の提供に時間がかかるからということもあると思いますが、誰も長いとは感じずこの時間を楽しまれていました。まさにスローフードです。


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一緒の席になった方たちとも打ち解けて楽しい食事の時間となりました。

ギターを弾いたりituneで音を流しながら歌う方がいたのですが、それに合わせて大合唱したり、ご夫妻でダンスをしたり、と日本では見ることができない光景が広がっていました。ヨーロッパの文化を体感できた会でした。ヨーロッパの方はこういう会などで育児を終えた後の余生を楽しむ方が多いとのことでした。食事とワイン、だけではなくその会自体が楽しいことであり目的そのものであるということを感じることができました。
その楽しむ食事の中に自然とワインがとけこんでいることも素晴らしいです。というかそれが当たり前なわけですが。

こういった一般消費者向けのワイン会に参加するのはドイツでは初めてだったのですが、とてもよい経験をすることができました。長丁場だしハードではありましたが、ワインの存在意義のひとつに触れることができたかなあと思っています。

次回はこの醸造所について紹介していきます。


ビッケル・シュトゥンプのワインは3月21日の週からネット販売を開始する予定です。


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2015年05月16日

シュパーゲル(白アスパラ)づくしのワイン会のお知らせ

ワイン会(食事会)のお知らせです。
昨年好評だった永田町ビッテでのシュパーゲル(白アスパラ)の会、今年も開催します。
ドイツ、オートリアの星付きレストランで修行経験があり今年マイスター資格取得のためにお店を休業して数か月間渡独してパワーアップした日見オーナーシェフのシュパーゲル料理をお楽しみいただけます。

日時 6月13日(土) 18時30分開始
場所 ビッテ (最寄駅、南北線溜池山王、千代田線国会議事堂前、永田町)
http://www.bittebitte.jp/access/
会費 9000円

シュパーゲルのスープとリースリング辛口
定番シュパーゲルのボイルとフランケン・ジルヴァーナー
肉料理シュパーゲル添えとザール・シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)

これらを軸に、ワインは甘口1種を含む5、6種類を予定しています。
肉料理はこの季節ならではの鹿料理の予定です(変更の可能性もあります)。
シェフのこだわりによる本場の太いシュパーゲルとドイツワインを堪能できる会です。

参加希望の方でFacebookをやられている方はこのイベントページの「参加する」のクリックをお願いします。面識のある方はそれだけでエントリーOKです。面識のない方はこちらからメッセージを送らせていただきます。追加情報もFacebookのイベントページに投稿していきます。
メールやホームページの問い合わせフォームなどでのご連絡でもかまいません。
直前のキャンセルをされる際にはキャンセル料をいただく場合がございます。
ヴァインベルク主催の会ですのでお店(ビッテ)への電話などでのお問い合わせ等はご遠慮ください。
質問等はヴァインベルクまでお問い合わせください。

席にかぎりがありますのでお早目の参加申し込みをおすすめします。
お一人でもお仲間とでも楽しめる会です。ドイツワインに詳しくない方も大歓迎です。


この会でも提供予定のフランケンのブレンフレックのジルヴァーナーを再入荷しました。昨年入荷して好評でしたので今年も取扱います。フランケンのジルヴァーナーの中ではやさしい味わいです(らしさを感じる風味もあります)。フランケン好きの方にはこういうものもあるというのを知っていただきたいのでぜひ飲んでいただきたいです。
シュパーゲルのボイルとオランデーソースなど濃いめのソースに合うワインです。フランケン好き以外の方にもお試しいただきたいです。


>追記

シュパーゲルの会、同じ内容での日程の追加が決定しました!

日時 6月18日(木) 19時00分開始
場所 ビッテ (最寄駅、南北線溜池山王、千代田線国会議事堂前、永田町)...
http://www.bittebitte.jp/access/
会費 9000円


13日の会とは提供するワインは上記のもの以外は異なるものを提供する可能性があります。一人当たりの総量は13日の会と同じになるように調整して準備します。
13日の会よりは小規模な人数での開催になると思います


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ラベル:ワイン会
posted by ヴァインベルク at 08:32| 日記 | 更新情報をチェックする