2015年05月04日

ドイツワインまつりの様子とワインの感想

4月の最後の週末の土日には国連大学前の広場にて毎週末開催されている青山ファーマーズマーケットにて「ドイツワインまつり」が開催されてました。ドイツワインを扱うインポーター、酒屋、ドイツ関係の飲食店がマーケットの一部にまとまってそれぞれがブースを出しました。このイベントにヴァインベルクも出店させていただきました。
初めて開催するイベントだったので出店者も主催者も不安がありましたが、おかげさまでたくさんの方に来ていただきました。


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ドイツワイン目当ての方だけでなく、ファーマーズマーケットにいらした方も立ち寄ってくださり、どのブースも常に人がいる状態で盛り上がっていました。
ヴァインベルクとしての一出店者としてだけでなく、ドイツを愛しその魅力を伝えているものとして、ビールなしでドイツワインだけでこれだけの人がいらして楽しんくださっていたことはとても嬉しく思いました。


ヴァインベルクとしては9種類のボトルを用意し、うち5種類は常にその場で飲めるグラス売り、それ以外の中からも1本ずつ代わる代わるグラス売りをしました。


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ヴァインベルクのブースに立ち寄っていただきワインを飲んでくださったワインの感想などを少し書いていきます。

暖かい気候だったのでゼクト(スパークリングワイン)は出すべきだと思ったのですがスタンダートの2種類は完売もしくは在庫僅少だったので思い切ってボトル売価は5000円を超えるレゼルヴのゼクトをグラス売りしました。700円という手ごろな価格だったこともありたくさんの方に飲んでいただきました。
熟成感と木樽の風味のあるあまりふれる機会のないスパークリングワインをみなさん喜んでいただけました。

気軽に飲める辛口としてたくさんの方に飲んでいただきました。ソーセージにも合いしましたし、こういった昼、屋外のイベントに最適なワインです。

おすすめは何ですか?と訊かれた時に、辛口でなければという人以外にはこのファインヘルプを薦めていました。
言葉で説明するより騙されたと思って飲んでみてくださいと言い頼んでいただき、飲まれるとみなさんおいしいと笑顔で答えてくださいました。
わかりやすくなおかつ深みがあるので、うんちくとか必要ない多くの方に飲んでいただきたいおすすめのワインです。
甘みを感じますが、酸味などほ他の要素もあるので甘ったるくはないので、多くの方の印象のドイツの甘口ワインとはかけ離れていて衝撃と魅力を感じていただける自信があります。

ドイツにしては少し濃い目の赤ワインも好評でした。やわらかさもあるので飲みやすいという方もいらっしゃいました。
すいすい飲めるけどコクもあるので、おかわりしてくださった方も何人もいらっしゃいました。
自分も試飲して今がかなり飲みごろだと思いました。

気まぐれワインとして両日ともグラスワインとして提供した中で一番反応があり評判がよかったです。800円と今回のグラスワインの中では一番高い設定でしたがその質に満足していただけたようです。
気まぐれワインは4種類やりましたが、飲んだ方で気にいってボトルを購入してくださったのはこのワインが一番多かったです。
嫌なところが見つからない本当によくできたきれいなリースリング辛口です。


他の店舗にもドイツワインがたくさんある中で自分のところだけお客さんが来なかったらどうしようと不安に思っていましたが、おかがさまでヴァインベルクにも多くの方が立ち寄ってくださりグラスワインを飲んでいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、いくつかのブースの中で飲んだ中でここのワインが一番おいしいと何人の方にも言ってくださったことが本当にうれしかったです。

いくら言葉で魅力的なことを書いても伝えられないことはあるので、こうやって実際に飲んでくださり魅力を体感していただける機会があることはとても大切です。そして、少しかもしれませんが確実にドイツワイン、ヴァインベルクのワインのファンを増やすことができました。


こういったイベントは積極的に出店したいです。ワイン会でもヴァインベルクのワインをお飲みいただけることができます。
そういった機会に多くの方にヴァインベルクのワインと店主のドイツワインの情熱を感じてていただけたら、と思っています。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


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2015年03月22日

お花見、外飲み、昼飲みに楽しめるワインを紹介します

お花見など野外で飲むのにも適した季節になってきましたので、外で、もしくは昼に飲むのにおすすめのワインを紹介します。
そういうシチュエーションでおいしく、楽しめて飲めるワインのポイントはわかりやすさと気軽さだと考えます。
世の中には良いワインはたくさんありますが、料理との相性が重要、グラスを選ばないと良さがわからない、というようなワインはしかるべきところで飲まないと本領が発揮できません。質の高いワインだからといってどこでもおいしく飲めるとは限らないのです。飲んでパッといいと思えるもののほうが野外で飲む時にはよいと思います。
そういったことをふまえてヴァインベルクで輸入しているワインでのおすすめを紹介します。


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辛口のリースリングのおすすめはこちらです。ヴァインベルクが現在取り扱っている他のリースリング・トロッケンのような深い果実味はありませんが、場所やシチュエーションは関係なく同じように楽しむことができます。食事との相性もあまり気になりません。気軽に飲めるという説明をしていますが、液質が軽いわけではなくグーツワインとしてはしっかりとした味わいです。
スクリューキャップなので野外や昼などにすぐに飲みたい時にも向いています。


場所を選ばず理屈はいらずにおいしく感じられるワインです。
やや甘口としていますが、ドイツワインを飲み慣れている人には甘すぎず食事とも合わせられ、辛口ワインをふだん飲まれている人には食事はいらずにワインのみで甘口ワインとして楽しむこともできます。


現在ヴァインベルクでは2種類の赤ワインを扱っていますが、外飲みにはこちらをおすすめします。
濃いめですがタンニンが強いわけではないのでわかいやすく万人受けする赤ワインだと思います。
飲む温度もあまり気にすることはないので外飲みにも向いています。


甘口の中で万人受けするのはこちらです。ドイツワインファン以外にも気に入ってもらえると思います。
濃い甘みですが酸味もあるので重たくは感じません。


ロゼのゼクトもあるのですが現在在庫が僅少となっています。甘みがほとんどなくて食事に合わせやすいです。


外で飲む場合には持ち出すまでは冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。できれば現地で氷水などで少し冷やせるとよいのですが、4月くらいまでの気温ならば一度冷やした状態からならば上記のワインはおいしく飲むことができます。
また、昼間に軽く少しだけ飲みたいという方は、これらのワインは2、3日はおいしく飲めますので無理に開けた時に飲み切らなくても問題ありません。ただし抜栓後に保管する時は冷蔵庫でお願いします。


4月5日日曜にはお花見ワイン会を企画しています。
代々木公園 12時原宿門付近集合
会費 2,500円

ヴァインベルクのワインを用意します。食事は各自持ち込みでお願いします。
新宿リースリングと共同開催となりましたので簡単なおつまみも用意します。
詳細はフェースブックのイベントページに記載しています。フェースブックをやられている方は参加申し込みはこちらでお願いします。申し込み、問い合わせはヴァインベルクか宮城のメールでも承っています。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com/

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2015年02月01日

取り扱っている甘口ワインの紹介

甘いものが話題になる時期ですので甘口ワインを紹介します。

前回の記事ではドイツの甘口ワインとは何なのかということについて書きました。
今回は実際にその例を紹介していきます。
ドイツの甘口系は生産量の半数以下、そしてその中でも大量生産品ではない甘口ワインはわずかです。そんな生産量は少ない甘口ワインこそが世界に誇れるワインです。
そういった甘口ワインをヴァインベルクでも取り扱っているので紹介していきます。

まずはヴァインベルクの自社輸入ワインです。


おそらく今扱っている中で一番多く支持をいただける甘口はこのワインだと思います。わかりやすいおいしさです。
やわらかく心地よい甘みですが、酸もあるので甘ったるくは感じないですいすいと飲めてしまいます(けして酸っぱいわけではありません)。
コストパフォーマンスもすばらしいです。


まろやかな甘口ワインです。熟成して深みは出てきていますが、健全なぶどうから造られているのでまだまだフレッシュさがあります。このバランスが絶妙です。
先のヘレンベルクと同じくシュペートレーゼの中では糖度が高めですが直線的な甘みはそんなにありません。余韻で口の中に心地よい甘みが残ります。メロンの風味があります。
ふだん他の国のワインを飲まれている方にも気にいっていただける一本です。


若いうちからおいしく飲めてなおかつ個性もある味わいです。ザール地方特有の酸が良いバランスになっています。アウスレーゼとしては甘みは強くは感じませんが癒される味わいです。
これを飲んだドイツワイン好きのほとんどの方に気に入っていただけました。


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甘口リースリング3本セット  特別価格8,500円
ショップオープン一周年記念としてリースリング3本セットを販売していますが、甘口セットも用意しています。
上記の3つの醸造所のワインです。
ファルケンシュタインは上記で紹介したホーフベルクではなく別の畑の2013年産のアウスレーゼです。こちらのほうがよりフレッシュな味わいです。


今まで紹介したワインとはカテゴリーは違い、甘みはあるけれど甘口ワインではないといったものです。ふだん甘口ワインを飲まれていない方にはこの程度でも甘いと感じるかもしれません。
シュペートレーゼの糖度のぶどから造られているので果実みがしっかりしていて、心地よい程度の甘みがあります。
単独で飲んでもすいすい飲めるおいしさですが、食事に合わせてもお飲みいただける程度の残糖です。


国内インポーターから仕入れたもの

丁寧な造りでモーゼルらしさのある伝統的な甘口を造っている家族経営の小さな造り手です。ゴーミヨでも評価が高く毎年のように昇格し3つ房まで上がってきています。その割には値段は安くコストパフォーマンスに優れています。
このワインは20年経過しているので、甘みは抜けてきていますが深みはありホッとする味わいです。
糖度のある甘口ワインが熟成するとどうなっていくのか、というのをわかりやすく理解できる一本です。


ラインヘッセンのアイスワインです。凝縮した濃い甘みが口の中に広がります。ボリュームのある甘みなのでデザートは必要なくこのワイン自体がデザートなるくらいの満足感があります。
アイスワインは早朝に氷点下6度以下に凍ったぶどうを収穫して造られたものですが、リースリングのアイスヴァインはとても貴重なために高価となるのですが、ラインヘッセンということで安価で入手できるおすすめのアイスワインです。モーゼルよりも酸味はなく、若い時からおいしく飲むことができます。


現在はこれらの甘口ワインを販売しています。
辛口系のドイツワインの素晴らしさを広めることを中心に活動していますが、甘口ドイツワインも素晴らしいので、まだ「手造り」の甘口ワインを飲まれたことがない方にぜひ飲んでいただきたいです。
それぞれ甘みの感じ方が違うので好みに合わせてお選びください。

ヴァインベルクではスイーツとドイツワインの会を開きまして、その感想をブログに書いていますのでそちらも参考にしていただきたいです(こちらです)。
甘すぎるワインは甘いスイーツとは合いませんが、スイーツの甘さによっては甘口ワインと合わせることができます。その際にはワインの酸も重要となります。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com/
オープン1周年記念のリースリング3本セットを2種類販売しています。
同じ期間、2月上旬まで代引き手数料無料キャンペーンもしています。



posted by ヴァインベルク at 01:18| 商品紹介 | 更新情報をチェックする

2015年01月23日

初春の試飲会の様子です

先日の試飲会について書きます。
新たにワインが入荷したのでたくさんの方に飲んでいただきたいということで試飲会を開きましたが、おかげさまで20人以上の方に来ていただきました。


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混雑は予想はしていたのですが、それでも対応に追われていて来てくださった方とゆっくりとは話すことができませんでした。
とはいえ感想を聞けたり、質問にお答えることはできました。ふだんはネットショップでのみで販売している少しでも実際に話をすることができてよかったです。


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辛口系の白ワインを中心に10種類提供しました。
リースリング・トロッケン(辛口)3種
グラウブルグンダー(ピノ・グリ)
リースリング・ファインヘルプ(中辛口、やや甘口)2種、
ドルンフェルダー
シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)
ゼクト・ロゼ
リースリング・甘口アウスレーゼ


気に入ったワインはその場でご注文していただき後日発送、という形をとったのですがご来場されたほとんどの方にご注文をいただきました。初めてお会いした方も多かったのですがそういった方からもご注文いただけたことはとても嬉しかったです。
ご注文いただいたアイテムは見事にばらけていました。前回の試飲会の感想でも書きましたが、分散したということはそれぞれの好みやシチュエーションに合ったワインを提供できているということで、なおかつどれもよいワインであるという証明になっていると思うので喜ばしい結果です。

以下は各ワインについて書いています。


各アイテムの購入された人数は均衡していたのですが、その中でグラウアーブルグンダー・トロッケンが一番多くの方に購入していただいたアイテムです。
モーゼルでグラウブルグンダー(ピノ・グリ)はあまり栽培されていなくて、ピノ・グリでシーファー土壌というのもあまりなく、その上バリックの新樽で仕入れているというレアな組み合わせのワインで面白いと思い仕入れたのですが、味わいもとても好評です。僕自身も現地で醸造所で飲んだ時より美味しく感じました。
アルコール度数が14.5%もありふくよかで、なおかつまろやかな味わいはモーゼルのきりっとスタイリッシュなリースリングとは異なる味わいですが、ふだん他の国のワインを飲まれている方にも好評でした。ドイツ、モーゼルにはこういったワインもあるということを知ってもらえるアイテムになっています。


同じ価格帯の辛口リースリング、ベルンハルト・アイフェルのアポテーケ・トロッケンマルティン・ミュレンのレッターライ・トロッケンは同じ人数の方にご購入いただきました。どちらも人気がありホッとしています。
同じモーゼルのリースリング辛口で、選ぶ人間が同じなので好みの傾向があるのですが、それでも醸造所によって味わいが異なり飲む方の好みが分かれる、というのは面白いことです。
共通する点もありますが、異なる点では、アイフェルのほうがやさしい味わいでやや深みがあり、ミュレンのほうはよりフレッシュ感があります。


ファインヘルプのリースリング2種類はドイツワインをふだん飲まれている方に特に好評でした。
ミュレンのパラディースは甘みはあまり感じずミネラルや酸と甘みが一体となった味わい、ファルケンシュタインのゾンネンベルクは少し残糖が多め甘みを感じてホッとできる味わいで、それぞれの方の好みでお選びいただいていました。
これらのファインヘルプは、ワインはあまり得意ではない、という方でも受け入れられる飲みやすくやわらかい味わいです。


ドルンフェルダーの赤は、ドイツに毎年行かれている方から、この品種で初めておいしいと思ったという感想をいただきました。


ヴァインベルクが仕入れるワインの中では高額なミュレンのリースリング・ヒューナーベルク・トロッケンファルケンシュタインのシュペートブルグンダー・ヘレンベルクもそれぞれ複数の方にご購入いただきました。5,000円前後の価格のワインでも良いものであえば購入していただけるという自信になりました(かといってこの価格帯を中心にするつもりはありませんが)。
これらのワインはワイン愛好家の方にも誇って出すことができます。ヒューナーベルクはリースリングの辛口の素晴らしさを知っていただくために、ヘレンベルクのピノ・ノワールは涼しい地域の赤ワインが好きな方に飲んでいただきたいです。


上記で挙げたワインは商品名にリンクを貼ってあり、クリックするとネットショップの商品ページをご覧いただくことができます。
今後も各ワインの紹介はこのブログでもしていきます。
すでにいくつかの会で料理とともに試していますので次の記事ではその感想を書いていきます。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com/

オープン1周年記念のリースリング3本セットを2種類販売しています。
同じ期間、2月上旬まで代引き手数料無料キャンペーンもしています。


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2014年10月16日

ドイツ滞在報告を兼ねたワイン会のレポート

帰国後一度目のヴァインベルクのワイン会を開きました。
手持ちのワインを提供するだけではなく、ドイツ滞在の話と現地で入手したワインを提供する、という付加のある会としました。

7名の方に参加していただきました。一度か二度しかお会いしたことがない、あるいは初めて実際にお会いしたという方が大半でした。ドイツワインをあまり飲んだことがない方が多かったのですが、ドイツワインにより興味を持っていただけるような会となりました。それがどういう面かということもこの記事で書いていこうと思います。


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今回は6種類です。

①ピノ キュベ ゼクト 2009 ゾルター Solter

Pinot Cuvee Sekt12.5% Rheingau  辛口  現地調達

② トリッテンハイマーアポテーケトロッケン 2012 ベルンハルトアイフェル Bernhard Eifel

Riesling  Trittenheimer Apotheke  Spätlese trocken12% Mosel 辛口 3,350

③ ヴァイサーブルグンダー 2012 ベルンハルトアイフェル Bernhard Eifel

Weisser Burgundertrocken12% Mosel 辛口  3,150

④ Alex E2012 ベルンハルトアイフェル Bernhard Eifel

Riesling  Longuicher Maximiner Herrenberg Alex E12% Mosel 中辛口  3,800

⑤ アルテンベルク カビネット 2013 オテグラーフェン Othegraven

Riesling  Kanzemer Altenberg  Kabinett8%  Saar 中甘口  現地調達

⑥ ファルケンシュタイナーホーフベルク 2012 ファルケンシュタイナーホーフ Hofgut Falkenstein
Riesling  Falkensteiner Hofberg  Auslese
8%  Saar 甘口  3,600


お店はドイツ、オーストリアビールのレストラン、ツークシュピッツェでしたのでウエルカムではビールを提供してもらい、開始時間になったところでゼクト(スパークリングワイン)で乾杯し会を始めました。

ゼクトは現在3種類取り扱っているゾルターを再び訪れた時に気に入って持って帰ってきたものです。
ドイツでメジャーなピノ品種3種、ピノ・ノワール、ピノ・ブラン、ピノ・グリをブレンドしています。
ピノ・ノワールからもほとんど果皮の色がないのでほぼ白ワインです。上品で雑味がなくきれいな味わいです。かぼちゃのペーストと鴨の燻製にも問題なく合いましたし食事とも合わせやすい使い勝手のよいゼクトだと思いました。手作業で一本ずつ貼っているというSのシールの外見も好きです。このゼクトは来年の輸入の時に入荷する予定でいます。


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2皿目はサンマのマリネ、ツヴィーベルクーヘン(玉葱のキッシュ)、ライ麦入りのチロル風スープで、このプレートには②と③のワインを合わせて楽しんでいただきました。
スープと甘みのあるツヴィーベルクーヘンには少し甘みを感じる②のリースリング・トロッケン、さんまのマリネとは③のヴァイスブルグンダーの組み合わせが個人的には好きでした。マリネの酸味と魚の風味が少し複雑味と広がりのあるヴァイスブルグンダーのほうが包み込むようになって合うと思いました。

アポテーケ・トロッケンは残糖の数値としてはドイツでは辛口(トロッケン)のカテゴリーなのですが、甘いと感じる参加者の方が多かったので、糖度の高くなった熟したぶどう(シュペートレーゼ)によって造られているので実際の糖分はアルコールになっていて糖分は少ないので直線的な甘さはないけれど甘みを感じる、という説明をしました。
また、その場では説明しませんでしたが、酸の数値が高いもの(基準は定められています)は他のヨーロッパの辛口よりも規定の残党数値が高いというのも甘く感じる場合のある理由のひとつでもあります。ただし酸とのバランスで感じる味わいとしては少し糖分が高くても辛口に感じるということでの規定なので、甘さを感じるのは収穫したぶどうによる影響のケースのほうが多いのではないかと思います。

シーファー土壌から造られているあまりないヴァイスブルグンダーも今回も好評でした。他の国のワインに近い味わいの要素もあるのでドイツワインを飲みなれていない人にも親しみやすい味わいなのだと思います。


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メインはイエガーのリキュールを使ったキノコクリームのローストポークです。
これが少し残糖のあるリースリングとばっちりでした。ソースに直線的な甘さはないのですが、絶妙な甘みと風味、複雑さがうまくワインの甘さ、まろやかさとからみました。④と⑤どちらのワインとも合いました。

④は食事に合わせることを前提として造られているファインヘルプタイプで、⑤は甘口に分類されるカビネットです。
ただし、最近はファインヘルプなどの明記のないカビネットでも食事に合わせられるようなテイストを意識造られているものも少なくありません。甘いものよりも食事に合わせられるワインのほうがドイツ国内では圧倒的に需要があるからです。
2013年産のモーゼルは、その傾向に加えて、あまり糖度が上がらなかったためか直線的に甘いと感じるカビネットは少なくて、それが甘さが控えめに感じる食事にも合わせられるカビネットが多かった理由にもなっていると思います。
このザールのカビネットは控えめに感じる甘さとはいえ、急斜面のアルテンベルクらしい直線的な力強い果実味と凝縮感のある甘みがあり、そしてこの醸造所らしい上品なきれいな味わいで、完成度の高いカビネットだと思いました。このワインはVDPモーゼルの試飲会で気に入りその後にショップで見つけて購入したものです。


僕の会や東京ドイツワイン協会の会では赤ワインを一種類も出さないことがあるのですが今回も質問されました。
現在は自社輸入の赤ワインの在庫が少ないから、ということも今回赤ワインを出さなかった理由のひとつでもあるのですが、白ワインでも十分に肉料理とも合わせられると思っているからです。
そして今回は辛口タイプの白ワインを先に持っていって、メインは残糖が少しある白ワインとの組み合わせを体験してもらいたいという意図のある選び方にしました。
ワインを合わせる場合には肉の種類や調理法だけでなくソースが相性に重要な要素であるのですが、甘みのあるワインでも合うようなソースにしてもらい、こういう組み合わせもできるということを知ってもらいたかったのです。
実際、相性がよく参加者にもこういう合わせ方もありだということを納得してしただけました。内心は合わなかったらどうしようと思っていたのでホッとしてます。


しめは、若いながらも癒される味わいのザールのアウスレーゼです。
そんなに甘くない紅玉の林檎ケーキと一緒に食べてもどちらも良さが消えずにおいしくいただけました。


今回もアットホームで楽しい会となりました。
楽しいだけでなく、書いていったようにドイツワインの魅力や良さ、ポイントを知っていただき、説明もできたのでワインショップのワイン会としてもとても良い形になったのではと思っています。
毎回そうですが今回も僕自身も楽しむことができました。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com






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