2014年07月20日

和食のお店でドイツワイン会 相性の結果の報告です

ワイン会などにも来てくださっているお客様の提案で和食のお店でワイン会をすることとなり平日の夜に開催しました。
料理との相性などで発見や面白いことがたくさんありありましたのでこのブログで紹介したいと思いました。

お店は銀座8丁目(新橋寄りです)の樂然さんです。
隠れ家的なお店の雰囲気がよく、料理はこだわっているわりにお値打ち感があり、料理だけでも満足できるお店でした。

ワインは7種類用意しました。和食とあわせてみたいワインをピックアップしました。
料理の内容は食材や味付けなど軽くリクエストはしましたが、味付けなどで合うワインが変わってくるので、実際に食べながらワインの順番は決めていくことにしました。

① ロゼ ブリュット ゼクト N.V ゾルター Solter 
 Rose Brut Sekt 12.5% Rheingau 

② ロートリーゲンデン ファインヘルプ 2012 ベルンハルト アイフェル Bernhard Eifel
 Riesling  Rotliegenden 11.5% Mosel

③ ヴァイサーブルグンダー 2012 ベルンハルト アイフェル Bernhard Eifel
 Weisser Burgunder 12%  Mosel

④ シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) ゾンネンベルク 2011 ファルケンシュタイナーホーフ Hofgut Falkenstein
Spätburgunder Niedermenniger Sonnenberg  Spätlese trocken 12.5%  Saar

⑤ トリッテンハイマー アポテーケ トロッケン 2012 ベルンハルト アイフェル Bernhard Eifel
 Riesling  Trittenheimer Apotheke  Spätlese trocken 12% Mosel

⑥ ゾンネンベルク ファインヘルプ 2012 ファルケンシュタイナーホーフ Hofgut Falkenstein
Riesling  Niedermenniger Sonnenberg  Spätlese feinherb 10.5%  Saar

⑦ モーゼル アウスレーゼ 1995 ルーデス Hermann Ludes
 Riesling  Thrönicher Ritsch 9.5% Mosel

⑦以外はヴァインベルクの自社輸入です。⑦はシュパーゲルの会で提供したものと同じものです。
今回全くワインのボトルの写真を撮っていないことに帰ってから気がつきました。最後にボトルを並べたのですが参加者と一緒には写ったのですが、自分でボトルだけの写真を撮るのはすっかり忘れていました。

上記リストは参加者に配ったワインリストではなく実際に提供した順番で書き出しました。
ひとつの料理にひとつのワイン、ではなくその料理にこれも合うかなーというものを同時に開けたり次の料理にもあいそうということで決めたりもしました。


写真 (31).JPG

前菜です。
いきなり豪華でびっくりしました。
鴨のタタキ、牛肉、タラの西京焼マグロなどがあります。
最初はゼクト(スパークリングワイン)にすることは決めていたのですが、リースリングのゼクトよりもロゼのほうが和食と合うかなーと思い①のロゼを選んでいました。
このロゼはわりとニュートラルな味わいで甘みもないので万能に合わせられると思っていたのですがまさにその通りでした。肉や魚、少し強めの味付けでもばっちりあいました。
ソースのものよりは素材そのものがフィーチャーされている料理のほうがあうのもわかりました。
この前菜のプレートではもう一種類開けようと考えたのですが、肉類や味付けの強い魚が大半を占めていたので無難に赤かなーとも考えたのですが、赤は後半に合わせてみたい料理が合ったのと白ワインでチャレンジしてみたいということをふまえて結論を絞り出してみました。
そして甘みとボリュームで合うのではということで②のファインヘルプを選びました。
内心かなりドキドキしていましたが選んで大正解でした。鴨のジューシーさや味噌などの味付けと残糖分、肉や魚に負けない力強さがぴったりはまりました。
このロートリーゲンデンは僕が輸入したアイテムの中では料理と合わせるのが比較的難しいと思っていたのですがだんたんとポイントがわかってきました。今回の料理の他にも煮物、白身魚のムニエルやポワレとも合わせやいと思います。

 
写真 (30).JPG

次はお刺身です。
マコガレイ昆布締めとキス酢締めです。
これも②とばっちりでした。醤油ともあうのですが煮切った日本酒によるたれとの相性が抜群によかったです。
③のヴァイサーブルグンダー(ピノ・ブラン)でも同じような印象でした。やわらかい口当たり、そしてピノ・ブランをほのかに感じる余韻が白身魚の刺身とぴったりと合うと思いました。ふつうのピノ・ブランと刺身を合わせるのはなかなか勇気がいると思いますがこのワインならば自信を持ってすすめられます。やさしい味わい、やわらかさがうまく合います。樽が利いているものとは相性はよくないと思います。
前菜には枝豆豆腐(最初の写真に見切れて写っています)も出たのですが、これは②とはすれ違っているかんじがして全く合わなかったのですが、③とは融合していて抜群に相性がよく感じました。おそらく甘みと土壌が関係しているからだと思います。
③は逆に牛肉とは全く合いませんでした
論理的にそれらの理由が語れると相性のことを話すときに武器になるおですがそこまでの技量はまだ持ち合わせていません。もっと勉強します。


写真 (29).JPG

お次は鶏肉と野菜の焼き浸しです。
冷たい料理ですがそれでも④のピノ・ノワールの赤ワインとの相性は抜群でした。
今までに何度も書いたり言ったりしていますが、この赤はふつうのセオリーで合わせるような料理とは合わないことが多く、ふつうは赤ワインとはあまり合わせようと思わない料理のほうが相性がよい場合が多いのです。
⑤のリースリング・トロッケン(辛口)もこの料理の時に提供しましたが、こちらも違和感は全くなかったです。
どちらと合わせたほうがよいのかが判断がつかなかったので、参加された8人(自分を含む)に提供した赤と白、どちらと合わせたほうが好きかを聞いてみました。
その結果は半々に分かれました。
感想を聞いてみたところ、さっぱりと食べるのに合わせる感覚だと白、ワインと料理をじっくりと堪能するなら赤と合わせる、という意見でまとまりました。
この赤はわりと軽めではありますがそれでも果実味、タンニンがうまく料理と融合し食事(その時間と意味で)にふくよかさを与えてくれていました。
料理によって白と赤、両方合うワインのタイプはかなり異なるでしょうが(赤白両方が合う場合がないほうが多いかもしれません)、上記で書いたような感覚はあてはまると思います。
それをわかりやすく経験できたのは良かったと思います。そしてそれがセオリーがあまり通用しない赤ワインで感じられたのもよかったです。
また、⑤のリースリングはフルーツトマトとよく合うという声をいただいたので試してみたのですがばっちりでした。このワインの甘さのない果実みと2012年らしい酸味による部分が大きいと思います。
このワインは魚や肉よりも野菜にあわせたほうが良さが出ると思っているのですが、その良い一例となりました。生トマトの冷製パスタと合わせてみたくなりました。


写真 (27).JPG

きんぴら、蒟蒻ぜんまい、らっきょうと茗荷のあえ物の惣菜3種です。
これらは間違いなく⑥のファインヘルプと合うと思ったのですがそのとおりでした。
醤油、みりん、砂糖の味付けとこの甘みを感じるファインヘルプはばっちりでした。このワインが和食、日本食と合うといっているのはこの点なのです。
ただ、甘みがあれば合うかというとそういうわけではなくて、②のファインヘルプだとボリュームによってうまく合わない気がします。酸と甘みのバランスが重要なポイントです。
また、食材、素材だけで決まってくるかというそうではなく、微妙な味付けでも変わってきます。今回のお店はわりとしっかりめ、強めの味付けだったのですが、もう少し軽い味付けならば残糖の少ないリースリング・トロッケンのほうがこれらの惣菜でも合う気がしました。なんとなくですがシーファー土壌のものよりはファルツやバーデンなどの少し重ための土壌のほうがよいかと推測します。

写真はありませんが最後は焼きおにぎりのお茶漬けです。
炊き込みご飯などご飯系には熟成して甘みの抜けてきているリースリングの甘口は合う、というのを東京ドイツワイン協会の和食の会で何度も実証して経験済みだったので、内容によって合いそうだったらご飯に⑦のアウスレーゼをあわせたいと思って持ってきていました。
出汁ものだったら間違いないということで、これを食べるときに躊躇なく抜栓して提供しました。
その結果、最初はばっちりだったのですが、時間が経つにつれ空気にふれて余韻の部分でふくよかな甘みがこのワインに出てきたのですがそれが邪魔をしているように感じるようになりました。
出汁がメインの料理には10年くらい経ったカビネットかほぼ甘みのなくなったシュペートレーゼかアウスレーゼのほうがしっくりくるというのがわかりました。


新たな発見がたくさんあってこの会をできたことに心から感謝しています。
そしてリースリング、特にトロッケンに関してはまだまだ色々な料理と合わせて経験、勉強をしていきたいと思いました。


ドイツワインは和食に合うと言われていますが、酸が前面に出るようなリースリングのトロッケン(辛口)は正直合わせづらいと思います。
なぜ合うのか?酸と甘みのバランスがポイントなのが一点。
もう一点は僕が輸入している醸造所のはやさしい、やわらかいタイプのワインが多いから合わせやすいということがあります。
醸造技術で味を作るのではなく、テロワール、自然の恵みを尊重して造られたワインはぶどうのエキスそのものであり、それが
出汁、うまみに重点がある和食にうまくフィットしやすいということがあると思います。そういったワインを造る造り手だからこそ和食との相性がよいのだと感じました。


参加された方には、ドイツワインをほとんど飲んだことがない方、甘口しか知らない方、20年以上ドイツワインを飲まれている方、和食のプロフェッショナルの方など色々な方がいらっしゃいましたがみなさん満足していただけたようでうれしかったです。。
僕は相性のことだけを考えていましたが、相性だけでなくワイン自体のクオリティの高さ、そしておいしさに喜んでくださっていました。「ドイツワインいいね」、という声をたくさん聞けてよかったです。

 
ヴァインベルクでは自ら主催するワイン会の他にお客様の要望によりセッティングする会も可能です。お客様のお知り合いを集めて会を開くことができます。お客様がなじみのご要望のお店で開けるというメリットもあります。今までにはシンガポール料理のお店でヴァインベルクのワインで会をやったこともあります。シンガポール料理の味付けととてもよく合いました。
ヴァインベルクのワインと合わせてみたい飲食店がありましたらお気軽にご相談ください。基本的にはこちらがいただくのはワイン代のみでOKです(内容や人数などにより条件は異なります)。

 
ヴァインベルクでは7月23日までドイツ優勝記念セール中です!
この機会にぜひお買い求めください。
 
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2014年06月26日

シュパーゲル(白アスパラ)料理のワイン会の感想

ヨーロッパでは春から初夏の季節はシュパーゲル(白アスパラガス、Spagel)が旬で、ドイツではこの季節には街中のレストランでシュパーゲルを使った料理を食べることができます。
今回会を利用させていただいた永田町のビッテさんでは定番のボイルの他に何品かシュパーゲル料理を提供しているのでこちらでワイン会を開かせていただきました。


写真 (27.jpg

7名の方にご参加いただきました。
ワインリストを簡単な表記で載せます。
① リースリング ゼクト N.V ゾルター
② リースリング アポテーケ シュペートレーゼ トロッケン 2012 ベルンハルト・アイフェル
③ ジルヴァーナー ”アンナレーナ” カビネット トロッケン 2012 ブレンフレック
④ リースリング Alex E  2012 ベルンハルト・アイフェル
⑤ リースリング アウスレーゼ 1995 ルーデス
⑥ ヴァイサーブルグンダー バリック 2011 ベルンハルト・アイフェル
⑦ ホーフベルク アウスレーゼ 2012 ファルケンシュタイナーホーフ

ワインは当初は6種類の予定でしたが、料理の提供が遅れたりということがあったの、予備で持ってきた5のモーゼルのアウスレーゼを場つなぎとして出すことにしましたがこのワインも好評でした。

料理との相性で印象に残った点を簡単に書いていきます。

最初はシュパーゲルの皮などで出汁をとっているクリームスープだったのですが、実際にあわせてみたところ明らかに相性の良かった③のリースリング・トロッケンをジルヴァーナーより先に出すことにしました。
成熟したぶとうによる甘み、ふくよかさがスープのコク、広がりととてもマッチしていました。

写真 (26).JPG

定番のボイル、オランデーズソースには②のフランケンのジルヴァーナーを合わせました。
シュパーゲルワインというものがあるくらいシュパーゲルとジルヴァーナーは相性が良いとされています。
一般的なフランケンのジルヴァーナーは力強さ、硬さがあるのですがこのワインはやさしさ、やわらかさがあるのですがそれでもこの料理にこの日のワインで一番合うのはこのジルヴァーナーでした。
シュパーゲルの軽い渋みとジルヴァーナーが合うのだということを感じました。オランデーズソースをつけたほうがなおさら合うというのも感じましたがそれはこのワインのやわらかい質感も影響していると思いました。

ビッテさんは手造りのニュルンベルガーソーセージを提供していますが、この炭火焼のソーセージとパワフルで甘みも少しある④のファインヘルプのAlex Eの相性が抜群でした。
炭火焼の香ばしさと、赤い土壌による力強さ、残糖を少し残しているファインヘルプの甘みがぴったりはまっていました。

写真 (28.jpg

メインは低温で煮込んだポークフィレのきのこクリームソース、シュパーゲルのボイル添えでした。
これに合わせた⑥はバリックで熟成させたモーゼルのヴァイスブルグンダーです。これは販売のために輸入はしていない非売品です。
やわらかい触感の肉には、このやさしい味のヴァイスグンダーがよく合っていました。樽由来の余韻の広がりとクリームソースもうまくからんでいました。
この醸造所は自分でレストランを経営しているのですが、典型的ながっちりとしたドイツ料理ではなくこういうタイプの料理を提供しているのですが、それらの料理とこのバリック仕立てのヴァイスブルンダーはよく合うのだろうと想像をふくらませています。
このワインはモーゼルぽさがないと思って購入はしなかったのですが、参加者にはとても人気でした。産地を気にせずおいしいものを飲みたいというニーズに答えられるワインだと思いました。

しめはふくよかな果実味のある⑦のアウスレーゼでクールダウンして会は終了しました。


会の終了後に後日発送ということでワインのご注文をいただいたのですが、自社で輸入しているワインより③と⑤のほうがご注文をいただいた本数が多かったです。
少し複雑な気分ですが、自分の選ぶの感覚があっていることの証明にはなっているので問題はありません。
③は在庫が残り一本になってしまいました。
再入荷するかは検討中です。
⑤の熟成して深みのでてきている1995年のアウスレーゼ(甘みは強くありません)はホームページには載せていませんが2800円で販売をしていますので欲しい方は直接お問い合わせください。

 
料理とワインの相性が予想以上にぴったりだったしワインの構成もよかったので自分自身としても満足できた会となりました。
自分自身がとても楽しめました。
ワインとの相性で楽しめたのはもちろんのこと、シュパーゲルをこうやって食べたことがなくて良い経験だった、ボイル以外もあってコースでシュパーゲルを楽しめたのがよかった、などと参加された方に賞賛の声をいただきました。

シュパーゲルの会は毎年の恒例にしたいと思いました。



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2014年06月19日

ヴァインベルク初夏の試飲会の様子

先日、ヴァインベルクの2度目の試飲会を新宿のリースリングで行いました。
大雨の日だったにも関わらず20名弱の方に来ていただきました。

今回は2回目の輸入で入荷した商品のお披露目が中心でした。

ラインガウのゼクト専門の醸造所ゾルターのゼクト(スパークリングワイン)を3種類入荷しましたが、そのうちの2種類を提供しました。

スタンダートなリースリングのゼクトは独特な風味が印象的です。少し酸味を感じますがフルーティで甘みもあるので気にはなりません。

もうひとつもリースリングですが、リューデスハイムの単一畑から、そしてほどよいう熟成感のある2008年というゼクトで、ドイツワイン好きの方からも珍しいという声が多く上がっていました。名前だけではなく、味のほうもリューデスハイムのスティルワインと同じような味わいを感じる高品質なものなので高評価をいただきました。

新入荷は他にはモーゼルのベルンハルト・アイフェル醸造所から2種類です。

ひとつはヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)です。モーゼル産のヴァイスブルグンダーの生産量は年々増えていますが、、日本ではまだあまり手に入らないのでみなさん興味深く飲まれていました。
シーファー土壌による深みとやわらかな味わいは他の産地のピノ・ブランとは異なるもので、土壌を感じる味わいであることの面白さと、純粋にこのワインのおいしさにみなさん惹かれていました。

もう一種類はロートリーゲンデンです。これは赤底統という砂岩が風化した赤い土壌の畑のリースリングです。
今回再入荷したヴルツェルエヒテをこの次に出したのですが、同じ畑ではあれど、こちらの自根と樹齢100年による複雑みと深みが印象的でロートリンゲンデンの印象は薄まってしまいました。ロートリンゲンデンだけを飲むとまたその良さがわかるのですが。

ザールのファルケンシュタイナーホーフのシュペートブルグンダーも初めて飲む方にも好評でした。
このワインは自信を持っておすすめできるドイツの赤ワインです。ドイツという枠をこえて勝負ができると自信を持って言えます。


希望者にご注文をいただいたのですが、注文は見事に種類がばらけました。
ヴルツェルエヒテが一番人気でしたが、その他はバラバラでした。
前回の試飲会の後の感想でも書きましたが、どれかに人気が集中するのではなく、ばらけるという事は、色々な方のニーズにこたえられていること、そしてどれも高い品質である証明だと思うので、選んだ身としてはとても嬉しい事です。

 
今後もこういった会は企画していきますので、ネットでいきなり買うのは勇気がいるという方は、ヴァインベルクが企画する試飲会やワイン会にぜひご参加ください。

このブログでも告知しますが、フェースブックページではタイムリーに更新をしていますので、フェースブックのヴァインベルクのショップページを「いいね」していただきフォローしていただけると嬉しいです。

今回紹介したワインはホームページの商品ページにリンクを貼ってありそちらでもっと詳しく紹介していますのでそちらもあわせてご覧いただきたいです。

sommerset.jpg

暑い時にもおいしく飲める3本をお得な価格にしたセットも販売しています。


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2014年03月19日

ワイン会での様子と感想 3月の2つの会について

3月は二度ヴァインベルクのワインを使ったワイン会に参加しました。
その時に印象に残った料理との相性や参加者の感想などを少し書いていきます。


3月の初めは、主催した方のお宅での手料理による会が計画されお招きいただきました。

① ゾンネンベルク ファインヘルプ 2012 ファルケンシュタイナーホーフ
② トリッテンハイマー アポテーケ トロッケン 2012 ベルンハルト アイフェル
③ パラディース トロッケン 2011 マルティン ミュレン
④ シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) ゾンネンベルク 2011 ファルケンシュタイナー ホーフ
⑤ パラディース シュペートレーゼ Jippi 2005 マルティン ミュレン
⑥ ファルケンシュタイナー ホーフベルク アウスレーゼ 2012 ファルケンシュタイナーホーフ

バルサルコ風味の人参サラダ、レンズ豆のスープ(ローストソーセージ入り)、海老芋と帆立の豆乳グラタンなどを作ってくださいました。

ソースなどで味を構成した料理ではなく素材を引き立てる味付け、味わいの傾向の料理が多かったのですが、そういったものと僕が輸入したモーゼルのワインとの相性が抜群でした。
濃厚にからみあうという合わさり方ではなく、ピュアなものどうし、お互いが引き立つようなからみ方をしていました。
それぞれのワインで合う料理は違うのですが、感覚としてはどれもそういった印象でした。

②はシュペートレーゼの完熟したぶどうによる辛口なのでわりとボディはしっかりしているのですが、がっちりとしたメインの肉料理よりは野菜に合うことがよくわかりました。素朴なものと合うようです。
また、白身魚や和食などの繊細な味付けの肉を使った料理にも合うと思います。

③はスープとの相性がよかったです。レーズンのような独特の風味で少し複雑味のある味わいがスープをうまく包んでいた印象です。

今回一番相性が良いと感じたのは④の赤ワインと豆乳のグラタンでした。
生クリームではなく豆乳だったから相性がよかったのではと考えます。まろやかさとわずかに感じる熟した果実味がとてもよく合わさりました。
この赤ワインは非常にピュアな味わいなので、しっかりとした味付けの肉料理だとワインが完全に負けてしまいこのワインの良さがわからなくなるのですが、こういったやさしい料理との相性が抜群などが証明されました。和食ともあわせやすいと思いました。一般的な赤ワインとは異なるセオリーで合う料理を考えなくてはいけませんが、合わせたときの楽しみ、喜びが大きなものとなるワインともいえます。

料理がおいしかったし、おだやかな雰囲気にあうワインたちで、ゆったりとした贅沢なランチの会となり、参加した9人の方はみな満足して帰られました。


中旬に行ったワイン会は僕が主催して、ドイツ、オーストリアビール輸入会社の直営の銀座のレストラン、ツークシュピッツェにて行いました。

① ゾンネンベルク ファインヘルプ 2012 ファルケンシュタイナーホーフ
② トリッテンハイマー アポテーケ トロッケン 2012 ベルンハルト アイフェル
③ パラディース トロッケン 2011 マルティン ミュレン
④ ヴルツェルエヒテ ローテンシーファー 2011 ベルンハルト アイフェ
⑤ シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) ゾンネンベルク 2011 ファルケンシュタイナー ホーフ
⑥ パラディース シュペートレーゼ Jippi 2005 マルティン ミュレン

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先のワイン会もですが、スパークリングワインのかわりに少し甘みを感じる①のファインヘルプからスタートさせたのですが、それがとても好印象でした。疲れた体にほのかな甘みとフレッシュな酸味が活力を与えるようでした。「甘い」わけでないので食事にも合わせることができます。
このように最初でも、たくさん飲んで飲み疲れた後でもよいですし、食事との相性もそれほど選ばないので非常に使い勝手が良い一本です。

④の100年の自根のファインヘルプがかなり好評で、会の後にご注文いただいた参加者が全員このワインをそれぞれ2本以上ご購入いただきました。4100円という価格は、普段飲みにしては高いと感じられる方が多いと思いますが、実際に飲むとこの価格でも安すぎると感じるくらいの品質だということがおわかりいただけたようです。
アップルとシナモンの風味のほのかに甘みのある味付けの豚肉のスペアリブとの相性が抜群でした。ふわっとくる甘みとうまく合い、内面にある力強さが肉に負けなくてつい合っていました。
このワインは次の輸入でも入荷する予定ですが現在は本数が非常に少なくなっています。
http://weinbergwine.com/7_11.html

⑤のシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)も好印象でした。ドイツワイン好きだけではなくドイツワイン以外もよく飲まれている方から好評価をいただけるのがとてもうれしいです。ドイツにもこういった赤ワインがあるということを知ってもらいたいという想いで入荷したので、好意的な反応がとてもうれしいのです。

この会は、アカデミックな視点でワインを飲まれる方、詳しくはないけれど経験の多い方、ドイツワインが心底好きな方、などさまざまな視点でワインを楽しまれている方が集まった会となりました。当然それぞれのワインに対する感じ方は異なるのですが、おいしいという前提での意見ということが共通していたのがとてもうれしかったです。
販売している側が意図した反応である必要はなく、飲まれた方が喜んでいただけることが重要なことで、その望みをかなえられるワインたちであることを実感するすることができたのは自分にとって大きな喜びで、今後がんばっていくための糧ともなりました。


今後もワイン会を企画していきたいと考えています。料理やシチュエーションで同じワインで印象が異なるので、一度参加された方もぜひ何度もご参加いただきたいです。さまざまな楽しみ方をご提案できればと考えています。
また、自分にとっても反応を間近でみられることは重要な経験となっています。


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2014年02月20日

お披露目試飲会での個々のワインの感想



試飲会に来て下さった方が話していたワインについての感想や様子を見ていて感じた僕の印象などをそれぞれのワインについて書いていきます。

トリッテンハイマー アポテーケ トロッケン 2012 アイフェル
スッーと体に入ってきて飲みやすいがしっかりコクがあるのがよい。
抜栓してすぐと少し経ってからで変化があるのと、飲み口はよいけど凝縮した味わいで多角度の感じ方ができるので、最初に飲んだ時と一通り飲んだ後で再び飲んだ時の印象が全く違うと言っていた方がたくさんいました。

パラディース トロッケン 2011 ミュレン
独特の風味があって面白い(これは貴腐のついたぶどうが混ざっていることによるものです)。
ドイツワインに慣れ親しんでいる方には一番親しみやすい辛口だったようです。

ゾンネンベルク ファインヘルプ 2012 ファルケンシュタイナーホーフ
自分も感じたように、最初の印象では甘いと感じる方もいるようでした。でも飲み進めると酸がしっかりあることで飲み飽きずその甘さがちょうどよく感じるようになっていきます。

ヒューナーベルク トロッケン 2012 ミュレン
ワイン好きの方にこのワインの品質の高さがわかっていただけました。グローセス・ゲヴェックス級の品質ということに納得されていました。
舌の肥えたドイツワイン好きの方にぜひ飲んでいただきたいです。

シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) ゾンネンベルク 2011 ファルケンシュタイナーホーフ 赤
果実味に頼らない造りにみなさん好印象でした。こういうドイツの赤ワインをもっと入れてほしいという声がたくさんありました。
ふだん他の国のワインを飲まれているワイン好きの方も、若いブルゴーニュを飲むならこのワインを飲むほうが断然よい、まだ若いのに凝縮感があるのも素晴らしい、と絶賛されていました。

ヘレンベルク シュペートレーゼ 2012 アイフェル
甘さがよいし、複雑味があって飲みごたえがあるのもよい。
多くの方に受け入れられる甘口ワインという印象です。

パラディース シュペートレーゼ 2005 ミュレン
熟成しているのを感じさせないフレッシュさがすごい、甘さと他の要素のバランスが素晴らしい。
抜栓してから一時間もすると熟成を感じさせるまろやさかが出てきて、この時のバランスが僕は好きです。
甘いだけではないこの甘口ワインはワインを飲みなれている方にもぐっとくる要素があるはずです。甘いのは、と敬遠している方にも飲んでいただきたいです。

ホーフベルク アウスレーゼ 2012 ファルケンシュタイナーホーフ
ドイツワイン好きの方々に大好評です。ザールらしさを感じると喜ばれていました。
ザールらしい酸があるだけでhなくクオリティの高さも認められました。
ドイツワインの甘口が好きな方にはぜひ飲んでいただきたいです。


僕が意図していたチャームポイントに気がついてその部分を気に入ってくださる感想が多かったのがうれしかったです。
前回書いたように、必ず何本かは気にいいってくださるワインがあったので、ドイツワインをあまり飲まれていない方、ドイツワインの味わいが好きな方、ドイツで今のドイツワインに飲みなれていて本物を知っている方、それぞれ嗜好の異なる方々でも気に入るポイントが見つかるワインを揃えているという自信にもつながりました。

また、温度や何口か飲むと印象が変わったりと、一瞬では魅力がわからないようなワインが多かったので、じっくりと飲んでほしいとも思いました。

個々のワインについての情報はこれからも書いていきます。ドイツでその醸造所を訪問した時のこともこれから書いていきます。


感想をみて気になったワインがある方は下記のリンクから購入することできますので当ネットショップのホームページをご覧ください。各ワインについての詳細、説明も書いてあります。
ベルンハルト アイフェル
マルティン ミュレン
ファルケンシュタイナーホーフ
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