2019年03月11日

醸造所訪問 ラインヘッセンのグッツラーGutzler その2リープフラウミルヒのオリジナルの畑見学と醸造所での試飲の感想

前回に引き続き、新入荷のラインヘッセンのグッツラーの醸造所を訪れたことを書きます。

前回は畑をまわった時のことと畑の話を書いていきました。
醸造所での試飲の話の前に、醸造所を離れた後に寄った畑のことから書いていきます。


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醸造所を離れた後に向かったのはヴォルムスWormsです。
なぜ、ここを訪れたかというと、グッツラーも所有しているリープフラエンシュティフト・キルヒェンシュトゥックLiebfrauenstift Kirchestückの畑を訪れるためです。
この畑はリープフラウミルヒLiebfraumilchのオリジナルの畑です。リープフラウミルヒと名付けられていたここの畑のワインの評判がよく、リープフラウミルヒの名前だけが自由に使われるようになり、まわりの畑でそれほど質のよくないワインでもリープフラウミルヒとして売り出され、イメージが悪くなってしまいました。
このオリジナルの畑はヴォルムスの街中にあります。まわりは住宅ばかりで他の畑は郊外にあります。
前にある高い建物が聖母教会です(この街の有名な大聖堂とは異なります)。この塔の影が届くところまでがリープフラエンシュティフト(聖母修道院の)キルヒェンシュトゥック(教会の区画)の畑とされていたそうです。
現在は塀に囲まれていて大部分はファルケンベルク社が所有して、その中の0.2ヘクタールをグッツラーも所有しているのです。


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この畑の後方、もう半分の部分です。
2000年代からこのオリジナルの畑を見直そうという動きがあり、ファルケンベルクもこの畑のぶどうはマドンナとは別のワインとしてリリースするようになりました(現在は独立して別会社が所有しています)。
土壌がよいというだけでなく、現在は栽培はビオ(オーガニック農法)に転向していて畑自体の改善も行われています。
ヴァインベルクで輸入しているこちらの畑から造られているリースリングのグローセス・ゲヴェックス(GG)のワインはこちらです。


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試飲の話に移りますが、この醸造所を訪れる数日目にはマインツのでのVDP試飲会で当主にはお会いしていて試飲もしていました。
奥さんと一緒の写真ですが、醸造所を訪れた時にもいらっしゃいましたが、このご夫婦の関係性がとてもよいのです。奥さんのほうが主導権をにぎっているようなかんじなのですが、やさしい旦那さんといいバランスでいい空気感のお二人です。

ということで、新しいヴィンテージは一通り飲んでいたので、醸造所では試飲していないものを中心に飲みたいと伝えていて、試飲していたいものでは輸入する可能性のある気になっているものだけもう一度試飲をさせてもらいました。
まだ試飲していないものでは前年のヴィンテージだけかと思っていたのですが、自根のアルテレーベンのジルヴァーナー、リースリングとシュペートブルグンダーのグローセス・ゲヴェックス(辛口の最上級の格付け、GG)が在庫のあるヴィンテージがいくつかあるそうで、複数のヴィンテージのを試飲することができました。

ジルヴァーナーは、最近のヴィンテージは木樽で発酵、熟成で、以前はステンレスタンクでの発酵、熟成で、年の熟成感だけでない違いも感じることができて興味深かったです。
2017年はかなり樽の風味があり、これはこれでいいかなとも思ったのですが、数量が少ないということもあり、結果的にはぶどうの魅力をより感じられる2016年産を輸入することにしました(こちらです)。

リースリングのGGは、モアシュタインとキルヒェンシュトゥックは全くキャラクターが異なるのでどちらも入れたいと考えていて、それぞれの気に入ったヴィンテージのものを入れることにしました。
モアシュタインは、他の著名な醸造所のGGもありますし、グローセスゲヴェックスらしい高貴さのあるものを入れたいと考えていて、試飲した中で一番若かったのですが、自分のイメージに近かったので2016年のを輸入することにしました。熟成しての良さよりもヴィンテージによるぶどうの質で若い2016年を選ぶことにしました(こちらです)。
キルヒェンシュトゥックは、おととしに2014年のを空輸で少量入れていてその時にも感じていましたが、やわらかい味わいで、GGというイメージにとらわれないほうがよく、このリープフラウミルヒのオリジナルの畑の特徴が出ているワインを選んだほうが良いと考えました。飲んだ中では一番時間の経過していた2012年産が、まろやかさや深みがあったので好みだったので、このワインを輸入することにしました(実際には一本持ち帰って日本であらためて飲んで輸入する決断をしました)。

赤のシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)はモアシュタインとブルンネンホイスヒェンの畑のGGがリリースされているのですが、どういう方向のを入れたいと意志はなく試飲していきました。色々なタイプがありとても興味深かったのですが、どれか一種類となると濃さと深みがあるほうが良いかなあと思い、現行で販売できるワインとしてなかなか見つけることができないタイプの2010年のブルンネンホイスヒェンを選ぶことにしました。樽、ヴィンテージ、ドイツワインだから、という前置きが必要ない、このワイン自体の良さを感じてほしいなあと思えるワインでした。量は多くはないけど在庫はあるとのことで、少量ですがこのワインを輸入することができました。
モアシュタインの赤も魅力があるので次回は輸入できたらと考えています。


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というわけで、気がつけばGGだらけでこような試飲のラインナップになっていました。
ラベルが異なるのは、赤の入っているラベルはラベルが変わる前のヴィンテージ(おそらく2013年産以前)です。
こんなに開けてくれて申し訳ない、と言ったら、自分(当主のミカエル)も試してみたかったから、という答えが。ただ、途中で顔を出した奥さんは、開けすぎだ、というオーラを出していました・。
熟成してこそ魅力のあるワインにという意図でワインを造っているので、意図的に一定数は売り切れない残しているそうで、ヴァインベルクとしてもそういうワインを輸入することができてよかったです。一概には言えませんが、バリック樽を使用していて樽の影響が強めのワインは熟成させたほうが良さが出てるので、彼の考え方には共感できます。

GGは特にヴィンテージでの味わいの差が大きかったのですが、栽培の段階を重要視しているので、気候などの影響によるぶどうの違いがワインにも表れているためです。バリックということが特徴のひとつになっていますが、色々なヴィンテージを飲んだからこそ、彼がぶどう自体の、自然ということを大事にしているのがよくわかりました。

また、そのような差の大きいワインで試飲した中での彼の好みを訊いたら、2013年産など果実味が前に出ていないワインを挙げていたのは興味深かったです。
そしてその質問で、どのヴィンテージも自分の好みの方向に仕上げようとするのでなく、あくまで収穫したぶどうの良さを活かす造り方をしているということも感じ取れました。

バリック樽が特徴の醸造所ではありますが、バリックを使っていないリースリングのグーツヴァインgutwein、ジルヴァーナー、バリックの影響を感じないリースリングのGGと、果実味のある白ワインを魅力的だと感じて、結果的にはそういったワインのほうが多く輸入しています。バリックの使い方だけが特徴の生産者ではないのです。
とはいえブルグンダー系の白やシュペートブルグンダー以外などバリック樽を生かしたワインも数多くあるのですが今回は選べなかったので、次回の輸入の際にはそういったワインも紹介できればと考えています。
輸入したグーツヴァインのシュペートブルグンダーはバリック樽は使用していますが、果実味とのバランスが素晴らしくそういった当主のセンスも輸入してるワインから感じ取っていただけるかと思います。

低い声で静かに話すミカエルの人柄がヴァインベルク当主は大好きで、ワインへの考え方も今回の訪問でよりわかってもっと好きになりました。人柄がワインに表れているのもこの醸造所とそのワインが大好きな理由でもあります。


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最後に、本文とは関係ありませんが、訪れた時にお出迎えしてくれた猫の写真を。

輸入した各ワインのネットショップの商品紹介のページへのリンクは本文中にはってありますが、下記からもグッツラーのワインのページをご覧いただけます。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


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2019年03月03日

醸造所訪問 ラインヘッセンのグッツラーGutzler その1ケラーと畑見学

新入荷となるラインヘッセンのグッツラーGutzlerの醸造所を訪れた時のことを書きます。
訪れたのは2018年の5月で、1年近く前のことになってしまうのですが、ワインが日本に届いて販売するタイミングのほうが良いと考えていてここまで書いていませんでした。

醸造所はグントハイムGundheimという小さな村にあり、所有している畑もその周辺に点在しています。ラインヘッセンの真ん中から少し南寄りのエリアです。
醸造所には、マインツからニアシュタインなどのライン川沿いを通る南下する路線でオストホーフェンで降りて、バスで15分ほどでグントハイムニ向かいました。

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グントハイムは、特に何があるというわけではない住宅地の小さい集落なのですが、落ち着いていて好きな街並みです。バイエルンやヴュルテンブルクなどの木組みの家とはまた異なる良さがあります。
こういう小さい村にもパン屋さんがあり、そこで造っていて、朝食がてらに食べたパンもおいしかったです。


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グッツラーの醸造所兼住居の入り口です。
VDP(ドイツ優良生産組合)にも加盟しているのでその印もあります。

1年前のプロヴァインやこの数日前のマインツでのVDP試飲会でも会っているので、簡単に挨拶をかわして、お土産を渡してから、ケラーを見せてもらいました。


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ステレンレスタンクなどのある醸造設備を一通り見せてもらってから木樽の並ぶ部屋へ。
バリック樽が並んでいてびっくりしました。この時で300あると言っていた気がします(もしかしたら500かもしれません)。ドイツの家族経営の小中規模の醸造所でこれだけたくさんバリック樽(300リットル前後の大きさの木樽)があるところはそう多くはなく、僕は初めての体験でした。
ワインはそれなりに試飲などで飲んで知っていたのですが、醸造所の知識は事前にあまり入れていなかったのですが、この醸造所は大半をバリック樽にて熟成させています。バリックフォーラムというグループにも所属しています。
白ワインの試飲が多かったですし、赤もそこまで樽が強いという印象はなかったので少し意外でした。
もちろん、新樽ばかりでなく、ワインの格や品種によって、樽は使い分けています。画像の奥に少し大きい樽が見えているのですが、これはトノーと呼ばれている600リットルくらいの樽も白ワインに使用しています。伝統的な1200リットルのシュトゥックとその半分のハルプシュトゥックというドイツでは一般的に使われている木樽は使っていないそうです。また、グーツヴァインのリースリングなどはステンレスタンクで熟成されています。
この部屋は数年前に建てたということなのですが、砂利を敷いてあったりと空気を通すようになっていて、熟成に適した環境の部屋になっているそうです。
柱のマークは、VDPの辛口の最上級の格付けのワインとなるグローセス・ゲヴェックスGrosses Gewächsにつけることができるマークです。

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現当主のミカエル・グッツラーMichael Gutzlerです。先代のお父さんから引き継いでいます。
生産本数は年間11万で、ラインヘッセンでは少ない方、と言っていましたが、ドイツ全体で言ったら家族経営の中では中規模の量と言えます。ラインヘッセンは急斜面でないところが大半なので作業がしやすいので各生産の栽培面積は多くなっているようです。


この後、ドイツに旅行に来ているドイツワイン好き2人と合流し、ミカエルの車で畑をまわりました。


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まず訪れたのはドルン・デュルクハイムDorn-Dürkheimにある畑です。ここの目玉はなんと樹齢80年以上のジルヴァーナーです。フィロキセラの害を逃れた自根です。
先々代のミカエルの祖父から大切に受け継いでいるエリアです。先々代はジルヴァーナーはこの土地に向いていると考え、その後も栽培しやすい後輩品種が生まれてもこのジルヴァーナーは植え替えずに守られています。
プロヴァインでこのジルヴァーナーを飲み気にいったのもこの醸造所を選んだ理由の大きなひとつです。

ただ、寿命で実がつかなくなってしまう樹に加え、2017年の遅霜でかなりの本数がやられてしまい、自根の樹はだいぶ減ってしまったそうです。2017年はトノー2樽分しこの畑のジルヴァーナーは生産できなかったそうです。
だめになってしまった樹のところには画像のように新しい樹が植えられていました。


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ミカエルは説明の合間には、それぞれの畑でぶどうの樹の生育を気にしていました。この時期は葉っぱが出始めているところでした。樹齢が古いからかここのジルヴァーナーは生育が遅めでした。


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移動してヴェストホーフェンWesthofenへ。この村名は、ケラー、ヴィットマンといった著名なワイナリーのグローセスゲヴェックスGG(ブルゴーニュのグランクリュに相当)のワインで聞いたことがある方も多いのではないかと思います。有名なのはモアシュタインMorsteinキルヒシュピールKirchspielの畑かと思います。画像はモアシュタインのグッツラーの所有する区画です。
ラインヘッセンの大半はレス(黄土)ローム(粘性の高い、粘土を含む土壌)なのですが、ヴェストホーフェンのエリアのグローセスゲヴェックスのワインにすることができるVDPによってグローセラーゲGrosse Lageに認定されている畑はカルクシュタインKalksteinが含まれている土壌のです。これらの区画だけ土壌が異なり、そして偉大なワインを造ることができる土壌なのです。
先の2つの畑の他に、ブルンネンホイスヒェンBrunnenhäuschenアウラーデAulerdeの畑もGGにすることができる畑です。
これらは隣接しているのですが、それぞれに土壌の個性が異なるようです。といっても大きく異なるわけではなく、基本はトンメルゲル(粘土質の泥灰土)に石灰岩Kalksteinが混ざっている土壌です。その中で、レスロームが多かったり、地下に水が流れていたり(モアシュタイン)、酸化鉄で赤くなっている石灰岩も含んでいたり(ブルンネンホイスヒェン)と少しずつ異なるようで、それはワインのキャラクターの違いにも表れているようです。
まだヴァインベルク店主はまだそこまでその違いは把握していないので土壌の説明はここまでにとどめておきます。

グッツラーもヴェストホーフェンには多く所有していて、モアシュタインはリースリングとシュペートブルグンダー、ブルンネンホイスヒェンからはシュペートブルグンダーのGGをリリースしています。隣の区画がヴィットマンだったりもします。


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グッツラーが新しく畑を開墾した時に地下から掘った石灰岩だそうです。このように地面にはたくさんの石灰岩が混ざっています。


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ブルンネンホイスヒェンにあった井戸です。これが泉の小屋という畑名の由来につながっているのかもしれません。


車で各畑を移動していると、あまり整えていなくてかなりワイルドに生えていて明らかに自然派系の生産者だろうと思われる区画があったり、急斜面のモーゼルよりも栽培の仕方の幅がかなり広かったのは興味深かったです。
いい畑ですが、そこからできるぶどうは、造りての考え方によって大きくベクトルが変わり、生まれるワインも幅ができます。これがワインの面白いところです。
グッツラーはEUのビオの認定は取得していて、雑草は低めに刈っていました。


もう一か所グッツラーが所有する畑を見たのですが、そのことと試飲での感想は次に書きます。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com



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2018年12月09日

新入荷のバーデンのフランケンシュタインの醸造所を訪問した時のこと

バーデンのフランケンシュタインのFreiherr von und zu Franckensteinのワインが入荷し販売を開始していますので、5月にこの醸造所を訪れた時のことを書きます。

この醸造所をやりたいと思ったのは、前回のブログでも少し書いたように昨年のプロヴァイン試飲会でのことでした。
知り合いがこの醸造所のことを言っていたので、VDPのエリアの中にあったこの生産者のブースにも訪れました。
そうしたら、自分の好みでしたし、後でも書きますが土壌違いでのワインをリリースしていること、そして生産者の家族がとてもいい方たちだったので気が合いそうと思い、ここと取引をしたいと思いました。当主のお父さんとは30分近く、僕のつたないドイツ語でやりとりをして、これは想い出として印象に残っています。ちなみに隣のバーデンの有名生産者のブースでは通訳付きで日本からのグループが試飲していました。
そして今年ドイツを訪れた時に醸造所を訪れて、正式に輸入することを決めたのでした。


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醸造所はオッフェンブルクOffenburgにあります。
ライン川に近く、数キロ離れたキールからは橋を渡るとフランスのストラスブールにすぐに行けることができます。
駅を降りてまずは昼食でおすすめしてもらったレストランヘ。オッフェンブルクの中心地まで来ました。
木組みの家もありました。後で畑に向かう途中にも観光地ででなくもふうつに木組みの家はありました。そのあたりの雰囲気はヴュルテンベルクのクナウスの醸造所があるヴァインシュタットWeinstadtに似ていると感じました。


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紹介してもらった伝統的レストランではシュパーゲル料理。シュパーゲルに付け合わせを合わせるような感覚で魚や肉と書いてあり、ビーフステーキにしてみました。盛り付けもおまけみたいなかんじになっています。
肉質もよく、新鮮なシュパーゲルもおいしく、オランデーズソースも他にはない味で、大満足でした。
フランケンシュタインのワインはグラスで飲めないか訊いたらシュペートブルグンダーがあるということでいただきました。
薄め、軽めですがコクがありこの料理にもありました(地元用のグーツヴァインなので輸出はしていないものです)。


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レストランに車で迎えに来てもらい、郊外の畑に向かいました。
案内してくれたのは今年からこの醸造所で働いているレオンさんです。
ゼクトを持ってきてくれて、畑で一緒に飲みながら話を聞きました。

この醸造所は、フランケン男爵という名の醸造所で、13世紀から続いているとされています。その男爵の家系が所有していて、ワイナリーは2008年年からはフーシュレ家が任されています。1926年からVDP(高品質ドイツワイン生産者連盟)に加盟しています。
物語のフランケンシュタインは全く関係がありません。

この醸造所は数キロ離れた畑は、花崗岩、片麻岩と土壌が異なっていって、それがこの醸造所の大きな特徴と言えます。
花崗岩はバーデンでも点在していますが、片麻岩で地質が混ざっていないのはバーデンではこのエリアだけということでした。ドイツの他の産地でも片麻岩の土壌は少ししかないと思います(オーストリアにはたくさんあります)。

最初に訪れたのは、先の画像のZell-Weierbachにある畑です。こちらは花崗岩土壌(グラニートGranit)です。
標高は高めで、遠くにはアルザスのシュトラスブールも見ることができました。


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畑には十字架もありました。
けっこうな急斜面のところもありましたが、トラクターなどが間に入って作業をするとのことでした。
岩がごつごつしているシーファー土壌のモーゼルでは考えられいことです。ただ、昨年もトラクターの転倒事故が起きたりとかなり危険みたいです。それでも全て手作業にするよりは効率がよいので機械は入れるのだそうです。収穫は選定が必要なので手摘みです。


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10分くら車で移動して片麻岩土壌(グナイスGneiss)のBerhauptenにある畑へ。
シュヴァルツヴァルト(黒い森)はすぐそばにあるそうです。
画像からもわかるように農薬はほとんど使わないほぼビオの栽培です。


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こちらは畑は縦にはそれほど長くはありませんでした。
シュペートブルグンダーやリースリングはどちらの畑にもありましたが、ミュラートゥルガウやムスカテラーといった品種はこちらのみに植えられているそうです。
この先にはモミの木が栽培されていてびっくりしました。


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そして醸造所へ向かいました。
数年前にオッフェンブルクの街に近い今の場所に引っ越したそうです。
写真は撮っていませんが、入ったところには広めの販売場があります。


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その奥はケラーです。
今回輸入したワインはステンレスタンクでの醸造ですが、GG(グローセス・ゲヴェックス)などはバリックでの熟成で、ワインが入っているたくさんの木樽がありました。


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2階は試飲スペースです。こちらで試飲しながら質問をしたりもしました。
あらためて、土壌違いのワインを試飲するととても興味深かったです。
その中で、販売するとしたらどれが魅力的か、と考えながら試飲しました。
GGクラスでも素晴らしいワインがいくつかあったのですが、今回は日本の方へのお披露目ということで、わかりやすいタイプとしてオルツヴァイン(村名ワイン)で4種類輸入することを日本に帰ってから決めました。
せっかく土壌違いでそれぞのワインがあるので、シュペートブルグンダーはグナイスグラニート、それぞれの土壌で同じ価格のオルツヴァインを輸入することにしました。
ムスカテラーは悩んだのですが、日本でどういう食事と合わせるのか興味がある、と言っていたので購入することを決めました。
和食全般に合わせる、というのは難しい気がしていますが、日本の食卓で使いやすいワインだと思いました。


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試飲の途中で当主のシュテファンさんが来たので、パーティなどもできる広い庭で写真を撮りました。
2018年は生育が早く、訪れた5月は、前年のワインのボトリングまでの作業と栽培の作業が重なってとても大変で、僕との時間をとることができなかったと言っていました。


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数日前のマインツでのVDP試飲会では3人で写真を撮りました。
輸入した2017年のグラウブルグンダー(ピノ・グリ)は、この時も、あらためて醸造所で飲んだ時も好印象だったので輸入することにしました。


ヴァインベルクが扱うとしてもとてもよい醸造所だということがわかりました。
真面目で実直でやさしいワイン、とても好きです。
これからは、日本のみなさまの反応や食事と合わせた時のことなどをお知らせしていきたいと思っています。

ワイン名にリンクははりましたが、下記からもネットショップのファルケンシュタインのワインをご覧いただけます。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


posted by ヴァインベルク at 21:27| 醸造所紹介 | 更新情報をチェックする

2018年07月22日

Josten & Klein醸造所訪問 アールのピノ・ノワールとミッテルラインの白ワインの造り手

ヨステン ウント クラインJosten&Kleinのワインが入荷しましたので、4月末に醸造所を訪れた時のことを書きます。
この造り手は、ヨステンとクラインが2011年に立ち上げた醸造所です。昨年のプロヴァインで試飲会で気に入ったので今年のドイツ出張で訪れました。きれいな味筋で好きな系統だからなのですが、アールで赤ワイン、ミッテルラインで白ワインと2つの地域のワインがあるのも魅力的だと思ったのです。

アールを訪れれるのは2回目でした。アールはドイツワインの産地の中では北に位置していますが、赤ワインの産地で、他の国のピノ・ノワールに引けをとらないし、醸造所のトップクラスのワインでも他の国に比べて価格が優れている、と思っている産地です。
朝6時すぎにヴィースバーデンを出発し、レマーゲンでローカル線に乗り換えてヴァルポルツハイムへ。駅でマーク・ヨステンと合流しました。
昨年のやりとりはもう一人のクラインさんとしていたのと、醸造所の住所はレマーゲンだったのですがアールに来てと言われていて、疑問を持っていたのですが、その答えが合流して車に乗っている間にわかりました。
今年になってヨステンさんは離れて別の醸造所で働くことになって、一人での運営になったそうです。そして費用削減、規模を縮小すること、自宅に近いということで、自宅のあるマイショス近辺のヴァルポルツハイムを本拠地にしたそうです。
ふとわいた疑問で、醸造所名はこのままにするの?と聞いたら、変えることも考えている、とのことでした。別れた理由までは今回はふみこんで聞きませんでした。


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醸造施設があり、樽、ボトリングしたワインを置いているスペースは工業地帯の一画の倉庫でした。
この条件で何の問題もない、とのことで、ヴァインベルク店主もそう思いました。何の不自由もないようでしたので。
ここで2時間近く立って試飲しながら話をしていました。
試飲会のブースでの会話やメールではそこまでお互いのことがわかっていない状態だったので、ここでお互いの考え方などを色々と話すことができました。
その中で、マークがかなり強調して話していたことは、時間が必要、ということでした。ここでの話も含めてすでにブログの記事にしているのですが、樽での熟成を長めにしてボトリングは他のところより遅め、飲んでほしいのも収穫の翌年(赤ワインは2年後)では早い、というようなことです。時間が経ってこそ、我々のワインは本領を発揮する、ということをずっと言っていました。
そういった流れもあり、リリースして一番若いワインだけでなく、前のヴィンテージのワインもいくつか試飲することとなりました。
プロヴァインでは白はバレルサンプル(瓶詰め前のもの)の2016年産、赤は2015年産だったのですが、その時の試飲でも良さを感じていたのですが、もっと時間の経っているワインを飲むと、彼らの目指しているワインがよくわかりましたし、その魅力も感じることができました。
そして、輸入するのに選んだワインは、試飲会で気にいった2016年産のグラウブルグンダーとリースリングの甘口カビネット、2015年のオルツヴァインのピノ・ノワールでしたが、別のものを選びました。
色々と話をしてヴァインベルク店主の好みや日本のマーケットの話などをする中で、後半は2014年産を中心に試飲する流れとなりました。2015年産も試飲しましたが、暑い年だったのでより強さ、濃さがあるため、この1、2年で飲むには2014年産の方がよいという話にもなっていきました。
樽の風味の話にもなって、ドイツではリースリングでは樽の風味はつかない方がよいというのが一般的で、1000リットル(フーダー)、1200リットル(シュトゥック)の大樽でも、2回目、3回目だと風味がついてしまうのでなるべく避けるのですが、ここはそこまでそういうことは気にしていないということが印象的でした。その風味も含めていいワインになっていると感じているのだと思いました。
ヴァインベルク店主は、リースリングの樽の風味には少し過敏になっているので、強すぎるとあまり良い印象ではないのですが、2011年の醸造が最初の時はリースリングも新樽に入れたそうで、そのワインも飲みましたが、私は苦手でした。彼は時間が経てばあまり気にならなくなる、と言っていましたが、そのことに関しては同意はできないです。
ここの赤ワインに関してはそこまで樽の強さは感じなかったというのも印象的でした。
ドイツワインの樽の使い方についてもブログの記事にしています。


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色々な話をした後はマイショスMayschossの畑へ。
モーゼルなどと同じような急斜面の畑が広がります。
アールは東の方は緩やかな丘陵の畑が広がり、西のこちらの方は、こういった渓谷で険しい雰囲気となっています。シーファー土壌なのは後者のほうです。


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マークです。やさしい雰囲気が出ています。
このあたりがラーヒャーベルクです。グローセスゲヴェックスにも指定されているメンヒベルクのほうが陽当たりが強く濃いワインになる傾向にあるのですが、こちらの畑は、風通しがよく、エレガントなワインに仕上がる傾向にあり、こちらの畑のワインのほうがヴァインベルク店主の好みの条件の畑だと感じています。


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このように近くで見ると急斜面、モーゼルのようなシーファーの砕けた石がごろごろしている土壌だということがわかります。


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一通り話を聞いて質問した後は、マイショスにあるお宅へ。事前に聞いていなかったのですが、奥さんが料理してくださっての昼食とのことでした。近くのどこかで軽く食べようと思っていたのですが。
豚肉の香草焼きを作ってくださり、ゆっくり飲みたいワインを4本選んで持ってきていてそれらを飲みながらの昼食でした。輸入した2種類以外にソーヴィニヨンブランとグラウブルグンダーを持っていきました。
お宅の窓からは畑も見えて、いい場所に住んでるなーと思っていました。


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マイショスの駅の目の前には畑が広がっています。
ここからヴュルテンベルクに向かったのですが、その間がなかなか大変だったのですがそのことはここでは書きません。


というような半日を経て、2種類のワインを空輸で選びました。

ステンレスタンクでの発酵、醸造ですが火山性の土壌とマセラシオンによってミネラリックでハーブの風味があり、そのニュアンスと果実味が一体となった他にはないタイプのリースリングです。

まろやかでコクのあるエレガントなピノ・ノワールです。アールの王道と言えると思います。バリック新樽で17か月熟成。

それぞれのワインの説明と醸造所のことはリンクした商品ページに書いてあるのでそちらもお読みいただけるとうれしいです。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


posted by ヴァインベルク at 19:12| 醸造所紹介 | 更新情報をチェックする

2017年05月07日

テュンガースハイムを訪れて ビッケル・シュトゥンプ醸造所訪問2017年3月

今回はフランケンの醸造所ビッケル・シュトゥンプBickel Stumpfです。
2015年の冬に訪れたのはショップとゲストルームのあるフリッケンハウゼンFrickenhausenだったのですが(その時の記事はこちら)、醸造設備はテュンガースハイムTuengersheimにあり、この2つの地は地質が違い(ムッシェルカルクとブントザントシュタイン)、そのことをウリにしている生産者なのでテュンガースハイムにも行ってみたいと思い実現しました。
テュンガースハイムを案内するのは特別な人だけということでしたが受け入れてくださり感謝しています。
当主の娘で営業担当のメラニーはフリッケンハウゼンに住んでいますがこのために来てくれて、テュンガースハイムに住んでいる当主の息子で栽培、醸造担当のマティアスもボトリングで忙しい中対応していただきました。
フリッケンハウゼンはヴュルツブルクの南、テュンガースハイムは北に村があり35キロ離れています。共にマイン川沿いの小さな村です。


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テュンガースハイムの駅でメラニーと合流し、醸造所へ向かう途中で旧市街を通りました。
これは旧市街の入り口の門です。


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フリッケンハウゼンのほうが観光地としては華やかさがありますが、より古い建物でこじんまりとしていて趣がありました。
どちらも小さい集落だったのですが、フリッケンハウゼンは川と丘の間の平地は少なくて住居にできる土地が狭いけれど、テュンガースハイムは土地があり、畑がどんどんなくなり旧市街のまわりにどんどん住居が増えているそうです。ヴュルブルクからも通勤が容易な距離で土地代も安いから人気な場所だそうです。


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醸造所でマティアスと合流して3人でベンツのトラックに乗り畑を案内してもらいました。
テュンガースハイムの中心の畑はヨハニスベルクJohannisbergで、急斜面の部分がたくさんあり、それらの最良な部分にはジルヴァーナーが植えられています。ビッケル・シュトゥンプのジルヴァーナーは樹齢30年から50年くらいのが多いそうです。
モーゼルやラインガウの良い畑にはリースリングが植えられているように、フランケンではジルヴァーナーが植えられています。
古くなり植えかえられている区画がいくつかあったのですが、どこもジルヴァーナーが植えられていると言っていました。
フランケンは品種の多様性も魅力だと思っているのですが、日本人が思っているよりもフランケンの人はジルヴァーナーに思い入れがあるような気がしました。
ビッケル・シュトゥンプは緩やかな丘や平地には赤ワイン用のぶどうも植えています。エアステ・ラーゲのシュペートブルグンダーや4種類の品種のブレンドのロート・ヒューゲルもテュンガースハイムの畑のぶどうから造られています。


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マティアスと。写真を撮る時にドイツの生産者には「リースリーング」と言われることが多いのですが、フランケンなのでジルヴァーナーとメラニーが言っていて笑っていたのです。
前日までモーゼルにいたので、急斜面がモーゼルっぽいだろと言われたのですが、モーゼルやラインガウよりもヴュルテンベルクに雰囲気が似ていると感じました。ヴュルテンベルクのクナウスが所有するヴァインシュタットも丘がいりくんでいて似ているのです。ヴュルテンベルクとフランケンは形成された地質年代は異なりますが三畳紀に分類されていて同じような地形の成り立ちだからかそう感じたのだと思います。


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テュンガースハイムの地質はブントザントシュタイン(雑色砂岩で)、地質の色で地面が赤く見えるところもあります。
しかし標高の高いところはこのように白くなっているところもあります。頂上のところにはムッシェルカルク(貝殻石灰質)の岩があり、その砕かれた石が転がっているのです。
ヴュルテンベルクでは同じ畑でも標高によってコイパーの中でも形成年代が異なり地質が異なるように、フランケンでも同じようなことがあり、このテュンガースハイムはムッシェルカルクとブントザントシュタインの境の場所なのです。
地面の下のほうはブントザントシュタインだけれど上の層はムッシェルカルクというところもあり、樹齢が若い樹は特にムッシェルカルクの影響が強いという区画もあると思います。
この畑は何の土壌、と一言で表しても、単一でない場合には区画や樹齢などによっては代表的ではない要素が含まれることもある、というのがよくわかる例となりました。
ビッケルシュトゥンプのジルヴァーナー・ブントザントシュタインのワインはブントザントシュタインの影響がわかりやすく出ているように感じました。


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醸造所に戻り樽試飲をしました。木樽は1000リットルの古樽です。
樽は外に出していて、シュポンターン(自然発酵)でまだ発酵しているものの活動を促すために冬を越すと少し気温の高い外に置いておくそうです。
2016年産からはテュンガースハイムのリースリングからもGGをリリースするそうです。ジルヴァーナーもフリッケンハウゼンだけでなくテュンガースハイムで上のクラスのもリリースしたいと言っていました。まだ若い樹のがもっと良い質になってきてからということだと思います。


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室内にはステンレスタンクがたくさんありました。この他にもまだあります。
左のタンクは、トゥウェンティ―シックスなどブレンドでリリースしているワインを、別々のタンクで発酵させていたものを一緒にする時に使用しています。そこに入っていた2016年産の26ロゼも試飲しました。2015年産はシュペートブルグンダーのみでしたが2016年産はブレンドだそうですが、味の違いはあまりわかりませんでした。2016年産のほうが少しだけ甘く感じたというくらいでした。
ジルヴァーナー・ブントザントシュタインのワインは2つのタンクのをブレンドしているとのことだったのですが、別の区画ということだったのですが、残糖感や果実味がかなり異なっていて驚きました。この違いで深みを出しているということでした。
この日の数日後にブレンドしてボトリングすると言っていました。


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2人のお父さん(当主)もいらしていて対応してくださいました。
こうやって歓迎していただけるのはとてもうれしいし、がんばってビッケルシュトゥンプを売らなくてはという気持ちになります。


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ボトリングなどの準備で大変な男性2人とは醸造所でお別れして、メラニーとヴュルツブルクに行き昼食を一緒に食べました。
私はこちらの地方の伝統的な野菜と共に食べるボイルしたソーセージを注文しました。ヴァイスブルストとふつうのソーセージの中間くらいという印象を受けました。
メラニーは生の牛肉をたくさんの香辛料を混ぜて食べるタルタルステーキを注文していました。たまに食べたくなるそうです。
メラニーとゆっくり会話するのは初めてだったので色々と話ができたいし彼女の性格もわかってよかったです。他の醸造所の女性とは全く異なるタイプということがわかりました。アイフェルのアレキサンドラ同様、彼女も数年前に出産し育児と仕事の両立をしています。
兄弟の対比も面白かったです。メラニーは愉快でちょっと抜けいているかんじがあり、マティアスはストイックでワイン造りが全ての中心、といったかんじで、この2人の組み合わせがいい方向に向かせている、ということを感じました。


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連れ来てもらったレストランは観光名所になっている橋のところにあります。立地だけでなく料理もワインも質が良いのでまた来てみたいと思いました。
ここでメラニーとお別れしました。彼女は南のフリッケンハウゼンに戻っていきました。
ビッケルシュトゥンプでどのくらい時間をとるかわからなかったので、この日はヴィースバーデンに戻る時間までは他に予定を入れていなったのですが、4時間くらい時間があったので、久しぶりに世界遺産のレジデンツの中を見学したり、ユリウスシュピタールの居酒屋でゼクトとスープを楽しんだり、ビールを飲んだり、といつもぎちぎちなスケジュールなので久しぶりにゆったりとした時間をドイツですごすことができました。予約していたICEの運行がキャンセルになっているというハプニングはありましたが、事前にネットで気がついたので大きな支障はなくヴィースバーデンに戻ることができました。
1日もいないフランケンでしたが、充実した時間をすごすことができました。


今回紹介したビッケルシュトゥンプからは4種類のワインが入荷してネットショップに掲載しています(newとなっているのが新入荷です)。
http://weinbergwine.com/24.html
どのワインもタイプが異なり魅力的なワインです。
ジルヴァーナーは2014年産はブントザントシュタインのみ輸入しましたが、今回の2015年産は同格のオルツヴァインのムッシェルカルクもブントザントシュタインと共に入荷しています。

5月13日の新宿リースリングで15時から17時まで開催するヴァインベルクの試飲会でもこれらの4種類はお飲みいただけます。
事前申し込みは不要ですのでお気軽にお越しください。詳細は下記をご覧ください。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com





posted by ヴァインベルク at 20:35| 醸造所紹介 | 更新情報をチェックする