2018年07月20日

北海道出張の様子 ワイン会、試飲会、ぶどう畑、動物園

7月中旬に北海道に行ってきました。その様子をざっと書きます。


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夕方に到着しその日の夜は札幌でワイン会でした。
ソムリエの池田さんが規格のワイン会で、会場は前から面識のあるドイツワインをメインに扱っている祥瑞札幌でした。
静かにしているつもりだったのですが、20人弱と会場が満席となった中の参加者のみなさんが興味を持ってくださったので、造り手、土壌の話、残糖と収穫糖度、酸の関係の話など色々と熱を持って話して、皆さんに喜んでいただけました。
ドイツらしい料理も出てきて、アイスバインとはマルティンの深みのあるリースリング、ヒューナーベルク・トロッケンととても相性です。
芽キャベツとベーコンのソテーとアイフェルのロートリーゲンデンの相性の良さにも驚きました。


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翌日にはワインコンプレックスサッポロという試飲会に出展しました。
ずっと応対する、というかなんじではありませんでしたが、ヴァインベルクのブースに来てくださった方はとても関心を持ってゆっくりと試飲されていました。おいしい、とみなさんが素直に口にしていたのがうれしかったです。
色々な系統の方とお話ししました。北海道の飲食店でもっと気軽にドイツワインが飲めるといいなあと思っています。


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土曜日の夜は滝川のプティラパンでワイン会でした。。ワインの造り手などもいらっしゃる仲のいいグループの集まりでの企画で、ヴァインベルクとしての会はもう3回目となりました。みなさんとても楽しみにくださっていて、今回も和気あいあいした雰囲気で、料理もワインもよくて、とてもいい会となりました。
今回は、マニアックなドイツワインというお題をいただいていたので、ふだんのヴァインベルクの会とは異なるラインナップです。それでもドイツワインの魅力が伝わっていたと思います。
フランケンのバッフスとシュヴァルツリースリングはヴァインベルクのワインではありません。ヨステンウントクラインのリースリングとピノ・ノワールは少量のみ入荷したものですが、近日中にネットショップでの販売を開始し醸造所を訪問した時のこともブログに書きます。最後の2本は王道なタイプですが、日本ではあまり出会わない系統かと思います。落ち着きがあり風格も感じました。


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魚介系の前菜とフランケンの白ブレンドのファインヘルプのトゥウェンティーシックス、ファルツのシュピンドラーのソーヴィニヨンブランがいい合わせ方でした。
肉の前菜とは樽の風味と果実味のバランスがすばらしいミッテルラインのリースリングと相性が良かったです。


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マスにはいくらものっていて、ワインと合わせるのは難しいのでは、という話をしていたのですが、クナウスの亜硫酸無添加のトロリンガー2015が、同じトーンで風味もあっていて、違和感なく楽しめてびっくりしました。
メインは鴨肉でしたが、アールのピノ・ノワールとばっちりでした。


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後半は、千葉ヴィンヤードの千葉さんと行動していました。ドイツワインからワインの栽培、醸造の世界に入った方なので、必然として知り合いになりそれ以来何度も会っています。北海道に来た時には岩見沢、滝川では彼に案内をしてもらっています。
千葉さんは昨年ワインを初リリースしました。ぶどうはその前から育てているのですが、その苦労をたくさん聞いています。今年は雨が多く日照時間が少ないので花が落ちてしまっていてだいぶ収穫量が減るということです。品種ごとの違い、苦労の話も色々と聞きました。
消費者は、できたワインこそが全てになりますが、どうやってできたのか、ということを知るのも大切なことだと思います。特に家族経営の中、小規模の生産者のワインは、人柄もワインに出るので知ったほうがワインを飲む上でも楽しいかと思います。ヴァインベルクではドイツワインの生産者のそういった部分をできるだけ伝えられるようにと考えています。


最終日は旭川動物園へ。
途中まで土砂降りでしたが、途中で止みましたし満喫しました。


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姿がかわいい、だけでなく、生態が見れた時がよかったです。
見せ方や説明文などで、動物園の愛も感じられて、評判がいいのがよくわかりました。
シロクマなどのもぐもぐタイムも見ることができました。
北海道に生息する動物もいくつもいたのですが、ぶどう畑に出没する動物もいて、千葉さんは天敵だと話していて、かわいい、だけでなく色々な側面があるとあらためて思いました。


ラーメンも何杯か食べましたし、北海道を満喫しました。
ドイツワインに関しては、みなさん抵抗なく受け入れてくださっているので、もっと北海道にもドイツワインの良さが広まるといいなあと思っています。バッフスやケルナーという北海道で作られているワインだけでなく、ドイツを知ってほしいなあと思っています。

東京は連日暑い日が続いていますが、少し離れられてよかったです。でも温度差(湿気も含めて)がすごくて、戻ってきてから少し弱っています。



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2016年07月23日

ドイツでの造り手との食事とそういった時間をすごして想ったこと

6月のドイツ出張では造り手と一緒に食事をすることが今までより多かったです。事前に流れがわかっていた時だけでなく流れで一緒に食事をとることになったこともありました。


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ヴュルテンベルクのクナウスでは、前回と同様にゲストハウスに泊めていただきお家で一緒に夕食を食べました。1時間以上畑を一緒に周り(そのことはあらためて)、スーパーマーケットで夕食の食材を買いに行き、キッチンで話をしながらアンディが夕食を作ってくれました。ふだんは奥さんが料理するのですがたまに料理をするそうです。
豚肉をバラ肉で巻いたものがメインで、軽くゆでてから炒めたシュパーゲルとサラダでした。シンプルですが手がこんでいておしかったです。
もちろん食事をしながら彼のワインも数種類飲みました。ストイックに試飲をすることも大事ですが、リラックスしてゆっくりと飲むことでわかることもあり、クナウスのワインの場合はそういうふうにして試飲するほうが向いていると思いました。


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モーゼルのマルティン・ミュレンでは朝から畑仕事だったということで試飲の途中で一緒に昼食をとることとなりました。
想像以上のドイツ飯でびっくりしましたがよい経験でした。長方形の茶色いものは白身魚のフライです。じゃがいもは20年前にはマルティンはこの量を一人で食べていたそうです。今でもかなりの量を食べていてじゃがいもだけは量が必要と言っていました。日本人にとっての白米のような存在だと思えばわかりやいと思います。
食事をとりながらそれまでに飲んだものをもう一度飲んだり、これが合うだろうと別のものを出してくれたりしていました。料理はありふれたものですが、ワインと組み合わせることによって特別でそして幸せになれる食事となりました。


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ザールのファルケンシュタインでは、醸造所で試飲した後に、ファルケンシュタインをアメリカに輸出している手伝いをしているラースがワインをセレクトしているアジア料理の店に3人で一緒に行きました。パクチーを多用しているベトナム系の料理ですが、酸味と果実味のあるリースリングがとても合いました。ファルケンシュタインではいつも醸造所で試飲と軽く昼食をとるだけだったので、異なるシチュエーションでワインを飲めて、彼の感想も聞けたことはよい経験でした。


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今回は造り手の方と外食となるとイタリアンを食べることが多かったです。ドイツ人はイタリアンが好きというのを実感しました。
画像はラインガウのリューデスハイムで食べたピザです。イタリアでも日本でも食べるものとは食感やトッピングが違いましたが、ドイツだから大味、ということはなくおいしかったです。
他にもパスタを何回か食べました。

というように今回は観光客が望むようなドイツ料理(といってもソーセージや豚肉料理だけではありません!)はほとんど食べていません。でもドイツ人日常の食生活を体験できて、それはとても良い経験だと思っています。
食事だけでなく、今回は招かれているという感覚のない、彼らの日常の中に私が混ざっているというような状況が多く、ふだんの生活にふれることができたのがとてもよかったです。観光で行ったり、大きい会社相手だとなかなかこういう体験はできないと思います。
日本人のところにも泊めてもらったのですが、そこではカレーライスや炊き込みご飯を食べていました。一緒にドイツワインは飲んでいましたが。

試飲の際にはテクニカルな話が中心になってしまうのですが、食事などの時間を共にすごすことにより色々な話ができるのがとても重要なことだと思っています。好きな食べ物や好きな音楽の話をしたり、意外な趣味があったりと、彼らのことをより知ると、どうしてこういうワインを造っているのか、ということにつながりを感じられるようになるのです。人柄と造るワインがつながってくるのです。そういったことを理解することはインポーターとして醸造所とそのワインを伝えるためには重要な要素だと思っているのです。説明や想いを伝えるときに言葉の中に自然と説得力が生まれているのではないかと。
せっかくはるばるドイツまで来て造り手と接するのだから、畑のこと、栽培のこと、醸造のことだけでなく彼ら自身を知ることが直接会うことで最も大切なことだと思うようになっています。

また、深くふれていると、親や奥さんが病気になったり、家が火事になったりと、それぞれが苦労していて苦悩もかかえていることも感じてしまいます。おいしいワインを造ってもらってそれを選んで日本に届けてみなさまが喜んで飲む、という循環をしているわけですが、同情などいろいろな感情をいだくことによってうまく循環がしなくてなっていまう可能性があると思っています。例えばこちらの醸造所のワインを多く使おうなどと。でもそうなるとうまくビジネスとしてまわっていかなくなるかもsれないのです(自分がうまくいかないとそれぞれの醸造所にも次回の購入の延期などしわ寄せがきてしまうのです)。
でも自分の仕事は良いワインを選び造り手の想いを届け、日本のみなさんがそのワインを手にとって飲んでくださり幸せな気持ちになってもらうことです。そうなることが造り手が一番喜んでくれることなので、自分がやるべきことをするだけだ、という考えに至りました。

ヴァインベルクとしては、販売しているワインが売れればよいというだけはなく、造り手の想いも一緒に伝えること、伝えられるような醸造所のワインを選ぶことが大事だと思って仕事をしています。ワインがおいしくなければ意味がないわけですが、それだけではない、という部分が、こういうようにわざわざ説明しなくても意味を持っているようなことになっていればいいなあと思っています。

後半は少し抽象的な表現も含まれてしまいました。はっきり言うことによって異なった解釈をされて誤解されてしまう部分もあるかと思ったからです。



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ラベル:醸造所訪問
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2015年11月11日

ドイツフェスティバルのドイツワインブース大成功でした

10月末から5日間青山公園にてドイツフェスティバルが開催されました。オクトーバーフェストのようにビールがメインのイベントではなく、パンや雑貨の販売、ドイツ企業や協会の紹介ブースもあるドイツを体感するというのがコンセプトのイベントです。
今年はドイツワイン基金のバックアップがありドイツワインブースを出店することができました。どういった形にするかを模索し、最終的にはドイツワインジェレネーションさんに各インポーターがワインを卸して販売をするという形になりました。
5つのインポーターのワインを扱うこととなり、ヴァインベルクのワインも扱ってもらいました。
それだけではなく、イベントの運営との調整やワインリスト選定、開催中の販売やワインの管理などでこのブースに関わらせていただきました。


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ビールのブースはたくさんある中、グラスワインとして提供するワインのブースをこのイベントで出すのは数年ぶりのことで、どのくらい売れるかが予想できなったので不安の中スタートしました。
しかし蓋を開けてみれば大盛況で、本当にたくさんの方にブースに立ち寄りワインを注文してくださいました。
用意していたカップが3日目でなくなってしまったりとうれしい悲鳴が続出でした。5日間が終わり燃え尽きていましたがドイツワインのブースを出店することができてよかったと心から思っています。
少なくとも2000杯は出ていて、それ以外にホットワインだけで1000杯以上を提供しました。
トップクラスの醸造所、さまざまな品種や味わい、といったいくつかの角度からワインを選び常時15種類以上の中からグラスワインとしてお飲みいただけるようにしました。ドイツワインの紹介としてできるだけのことはできたかと思います。
ドイツワインをあまり飲んだことがないたくさんの方にドイツワインを飲み知っていただき、ドイツワインに興味があり立ち寄られた方にもおいしくて素晴らしいドイツワインを紹介することができました。

ドイツワインに辛口や赤があることを知らない方もまだ多いのですが、たくさんの人が集まる場でそういったワインを知ってもらえたことはとても大きいことだと思います。
そして実際、辛口ワインのほうが杯数は出ていました。辛口といっても色々なタイプがドイツワインにもあり、お客さんの好みを聞いておすすめを紹介して提供することもできました。


ヴァインベルクのワインは在庫が少なくて、モーゼルの辛口や中辛口や赤は紹介することができませんでした。来年はどういった形でドイツワインブースを出店することになるかはわかりませんが、来年も関わることができて、ヴァインベルクが輸入している自信を持って提供することができるワインももっと紹介できればと思っています。
また、もっとドイツワインのことを知ってもらえるような展示や紹介文があたったほうがいいなど、反省点やアイディアもあるので、今回のことを次回のこういったイベントに生かせればと思っています。

このイベントを通して強く思ったことは、日本には輸入量が少なくなっていてドイツワインにマイナスのイメージを抱いている人もいますが、ドイツワインは終わっていないし終わらせない、ということです。求めている方はたくさんいるし、まだ知らなくて知ったら好きになる方もたくさんいらっしゃるのがよくわかりました。
ドイツワインの魅力の虜になりこの素晴らしいドイツワインを広めようと思っている人はたくさんいます。これからも協力してがんばっていきますのでよろしくお願いします。


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2015年02月05日

ヴァインベルクのワインはなぜモーゼルが中心なのかということについて

一言でドイツワインと言っても、モーゼルやラインガウといった北の産地とバーデンなどの南の産地では味わいが異なります。
その地に適しているぶどう品種が異なる場合もありますし、同じぶどう品種でも土壌や気候といった条件によって全く異なる味わいになります。
フランスワインといってもボルドーとブルゴーニュでは別物ということを考えればおわかりいただけるかと思います。
ドイツでも南のほうは温暖な気候で、北のほうは冷涼でより厳しい環境でぶどうは育っているのでその違いは味わいに大いに影響を与えています。
気候条件とともに味わいに影響を与えている重要な要素が地質です。
その畑の土壌によって水のはけ方や保湿などの条件が変わりぶどうの実の性質が変わります。また、科学的にはっきりと証明されているわけではありませんが、ミネラル分など土壌の栄養を根が吸収してそれが実の味わいにも影響を与えていると言われています。
そのことによって南と北で離れた地域でも土壌が同じだと同じ系統の味わいを感じられることもあるのです。なので一概に北と南では全く異なる味わいである、とは言うことができません。とはいってもシーファー(スレート粘板岩)土壌は北のほうにしかないので(ごく一部だけファルツなどにも存在しますが)、冷涼な地域のドイツワインの特徴としてシーファー土壌のワインを上げることなどは間違ってはいません。

ドイツワインは13地域に分かれています。それぞれに特徴ということができるポイントがあるのは、気候や土壌によるものです。
それなのに、なぜヴァインベルクでは現在モーゼルとラインガウのワインしか扱っていないのか、ということについて少し書きたいと思います。

まず、大きな理由として、自分がドイツワインに出会ったのはこの地域だったことということがあります。この地域のリースリングワインに惚れ込みました。自分の根底にはこの地のリースリングの味わいがあります。
そしてこの地域のワインや醸造所には精通しているといえるくらい知識と経験を得ました。多くの人が知っているような造り手だけではなく、あまり知られてないけれど素晴らしい造り手もたくさん知るようになりました。輸入して取り扱う場合、その点も大きな武器になるので、モーゼルから取り扱いを始めたということがあります。

趣味としてドイツワインを飲んでいた時もモーゼルやラインガウの地域だけでなく、ファルツやバーデン、フランケンなどのワインも飲んでいますし、リースリング以外の品種も飲んでいます。それらの地域のワインも今後取り扱う予定でいます。
しかし、産地ごとに扱わなくてもドイツワインの多様性は感じていただくことができるとも考えているのです。
それが冒頭で書いたように、味わいは気候と土壌の影響を受けるということで、ひとつの地域でもそれらの要素で多様性を表現することができます。ぶどう品種によってバラエティも広がります。

モーゼルはリースリングの産地と言われていますが、近年は他の品種の栽培も増えてきています。温暖化により栽培がしやすくなったこと、造り手が好奇心を持ってチャレンジをするようになったことが理由に挙げられます。
ヴァインベルクが輸入しているワインでもピノ・ノワール、ドルンフェルダーといった赤ワイン品種や白でもピノ・ブランやピノ・グリがあります。
特に扱っているピノ・グリ(ドイツではグラウブルグンダーと呼ばれています)は、ドイツぽくないボリュームのある味わいでドイツワイン好き以外にも好評です。

このようにモーゼルではあるけれども幅の広い味わいのワインが造られるようになっています。もちろんこれらの数はリースリングに比べれば少数ではありますが、ドイツワインを紹介する場合にこういうったものをラインナップに入れておけば多様性を示すことができるのです。
モーゼルといえばシーファー土壌ですが、品種が違えば味わいが異なり幅が広がりますし、シーファー土壌ではないところもありそういった畑のワインでも幅が広がります。
現在は品切れとなっていますが、ベルンハルトアイフェルのロートリーゲンデンは急斜面の畑ですがシーファー土壌ではなく砂岩が風化した赤底統(ドイツ語でロートリーゲンデン)という土壌でした。厚みとボリュームがあって典型的なモーゼルのリースリングとは少し異なる味わいでした。ロートリーゲンデンではラインヘッセンや南のほうの地域にも存在する土壌なのです。

このようにモーゼルだけでも幅広い味わいを提示できて色々な好みを持つ方に対応することができると思っています。
幅広いといってもモーゼルらしさも味の中に感じられて、それが僕は好きですし、わかる方にとっては興味深いポイントとも思ってもらえてポイントにもなっていると考えています。

シーファー土壌のリースリングでも、モーゼルの中でも気候条件や畑の斜度や向きによって味わいはかなり異なります。現在は名称がモーゼルと一括りにされていますが、モーゼル、ルーヴァー、ザールで味わいが全く異なるということでおわかりいただけるかと思います。狭い地域でも、隣の畑であっても味わいが変わるのがリースリングの魅力です。説明すると長くなるので別の機会に書きますが、シーファー(粘板岩)の色が異なるだけで味わいに差が出るのです。
テロワールに加えて造り手の個性によっても味わいは大きく異なります。丁寧に育てたぶどうとそうでないものの質が異なるのは当然ですが、醸造方法によっても大きく差がでてきます。発酵の仕方や時間(天然酵母と人口酵母の選択も含めて)、熟成がステンレスタンクなのか木樽(1000リットル樽ではなく小さい樽を選ぶという選択肢も含めて)なのかということによって違いが出てきます。
現在ヴァインベルクではモーゼルは3か所の醸造所を取り扱っています(モーゼル2カ所ザール1カ所)。これらの造り手はそれぞれ特徴があり味わいが異なり、それぞれに良さがあります。前に書いたように畑や醸造方法により違いが出てきているのですが、それだけではなく性格や人柄による影響というのも大いにあるということが生産者と接していて確信を持ってきています。しっかりと造っているワインには造り手の心が大きく影響するということです。

このようにモーゼルだけでも多様なアイテムを提示することができています。実際にさまざまな好みの方の気に入るワインが見つかっているので、産地を広げるだけが重要なことではないと感じています。
リースリングは食事に合わせづらい、他の品種のほうがよいという印象の方もいると思いますが、ヴァインベルクで扱っている造り手のワインはやわらかい、またはやさしい味わいになっているので料理、特に和食や日本人の家庭の食卓の料理にも合わせやすいです。

今後はモーゼルにはない味わいの素晴らしいドイツワインも紹介していきたいと考えていて他の地域の造り手のワインも取り扱う予定ですので楽しみにしていただきたいです。


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ドイツワインショップ ヴァインベルク
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オープン1周年記念のリースリング3本セットを2種類販売しています。
同じ期間(2月12日までのご注文)に代引き手数料無料キャンペーンもしています。



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2015年01月02日

新年のご挨拶

まずは年末のメールマガジンの冒頭で書いた内容を載せます。

2014年の1月に最初に輸入したワインが届き販売を開始してからもうすぐ1年が経ちます。
おかげさまでたくさんの方にヴァインベルクのドイツワインを飲んでいただきました。気に入ってくださったという声をたくさん聞くことができました。そしてこの1年だけでも多くの出会いがありました。ひょんなことからお知り合いになった方も多いですが、お知リ合いになれてよかったと思う方がたくさんいらっしゃいます。ワインの輸入、販売を始めたから知り合えた方もしますし、前からのお知り合いもあわせてヴァインベルクのワインでよりドイツワインを好きになっていただけた方もたくさんいて、ドイツワインの輸入、販売を始めてよかったと実感しています。出会ったすべての方に感謝しています。
今後もみなさまの期待に応えられるよう素晴らしいドイツワインを紹介していけるようがんばります。2015年もよろしくお願いいたします。


ということで販売を開始して1年、なんとかやってこれました。これからも大変な道が続いていくと思いますが、ドイツワインの素晴らしさをもっと日本の方に知っていただくために頑張っていきます。取引している醸造所のワインを日本の方に紹介できるのはとても嬉しいことで、造り手のためにも頑張っていかなくてはと思っております。
ワイン会なども今後も精力的にやっていこうと思っていますので、今まで参加されたことがない方もぜひご参加ください。
ワイン好きの方にも認めてもられるワインを選んでいる自信はありますが、ドイツワインの経験、知識が少ない方にも気に入ってもらえる、よりドイツワインを好きになってもらえる、興味をもらえる、というような基準でワインを選んでいるので、そういった方にも気にいっていただけるワインが厳選して輸入したワインの中から必ず見つかるはずです。
ドイツであることにこだわっているというよりは、ドイツワインだからこそ、ドイツワインにしかない味わいの素晴らしいワインを紹介していきたいという気持ちでやっています。
幅広い選択肢があるのもドイツワインの魅力です。辛口から甘口、白も赤もスパークリングワインもおいしいドイツワインがあります。今年は新しい醸造所の輸入も考えていますし、ヴァインベルクを応援していただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。


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発送は1月7日から再開します。
新入荷のワインは順次ホームページに掲載していきます。
1月10日の試飲会もよろしくお願いします。



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