2017年07月29日

天ぷらとドイツワインの会の様子

丸の内の東京ビル(TOKIA)にある菊亭にてワイン会を開催しました。
12人の方が参加されました。初めてヴァインベルクの会に参加された方も何人かいらっしゃましたが、ワイン、料理の良さとその組み合わせをみなさん楽しまれていたようでした。


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ワインは6種類、ゼクトと甘口は1本ずつで、その他は2本ずつ用意したので食べ物とじっくりと合わせながらお楽しみいただけました。

最初のロゼのゼクトはフルーティーな果実味、最後のファルケンシュタインのシュペートレーゼは甘すぎず酸味と甘みが心地よい、と好評でした。



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前菜にはマルティン・ミュレンのパラディースを。丸みのある果実味のリースリング・トロッケンは鱧、自家製のさつま揚げなどこういった食べ物とはどれとも相性が良かったです。アスパラを豚肉で巻いて中華風の味噌で食べるものは、それだけでもとてもおいしかったのですが、ワインともやわらかさの部分で同調して相性がよかったです。


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天ぷらの提供が始まるころから3番目のラインヘッセンのグッツラーのリースリングのグローセス・ゲヴェックスをお出ししました。
天ぷらは同じトロッケンのリースリングでも2番目のモーゼルだとワインの果実味も少し前面に出てしまうのですが、このコクと深みのあるGGだと、落ち着いている味わいと違和感なく合いました。そしてどちらかというと魚介より野菜のほうが相性がよいと感じました。とはいえペアリングというよりは、食べながら合間に飲んで楽しむという感覚の合わせ方だと思いました。

このGGは一口飲んでの華やかさはありませんが、飲み続けていてしみじみおいしさを感じられるという感想がありました。



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天ぷら2順目はイカといんげんです。


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3順目は海老とズッキーニです。

ワイン4番目のクナウスのグラウヴァイセはこのあたりから。天ぷらにはシャルドネを合わすという方が昔からいらっしゃり、ワインにそこまで力を入れていない天ぷら屋さんにはシャルドネが多いということもあり、新樽熟成によるシャルドネもブレンドされているこのヴュルテンベルクの白を選び、相性を検証してみました。
どの食材でも、塩でもつゆでもというようではないと感じましたが、魚介系と相性がよいと感じました。個人的にはイカと塩、海老はどちらでも、穴子(画像はありませんが)は塩、という組み合わせが好みでした。

このワインは2014年産で、少し熟成してきているのですが、新樽の風味が薄くなってくると予想していたのですが、よりまったりとした雰囲気になっていて樽の風味も健在だったのですが、そういった味わいに魚介の複雑みがうまく同調していたと思います。といっても果実味もあるワインなので、他の国のシャルドネよりも天ぷらと相性はよいのでは、と思いました。



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5番目の赤ワインのクナウスのレンベルガーGは穴子の天ぷらの時からお出ししました。

つゆのほうが相性が良いと思いました。リースリングのように、ペアリングというかんじではなく、寄り添うように楽しめるといった感覚です。

そして、このお店でランチの時にかき揚げの天丼を食べた時に、これと合わせてみたいと思ったのがこのレンベルガーだったのです。創業当時から継ぎ足して使われている秘伝のたれがとても素晴らしく、このタレとの相性がこのワインがよいと思ったのです。

想像どおり、タレとも海老のかき揚げとも相性がよかったです。そしてごはんの甘みも、強すぎない果実味と同調して違和感がないというのも、特出すべきことだと思います。赤ワインでご飯ものと合わせるのはなかなか難しいと思うのですが、このワインは日本の家庭の食卓でも楽しめるワインです。もちろん白いご飯だけというわけではなくおかずが濃いめの味付けのほうがよいとは思いますが。

このワインは現在欠品中ですが、9月に同じヴィンテージで再入荷します。


そしてシュペートレーゼでしめて、お開きとなりました。

天ぷらは寿司と一緒で、ネタごとに相性が変わってくるのですが、寿司の会でも感じたように、ぴったりのペアリングだけでなく日本酒感覚の食事に寄り添う感覚の合わせ方も大事だと思いました。

その点では少しコクと深みのあるリースリング(今回は入れませんでしたがファインヘルプも)や軽めだけれどタンニンと果実味のある赤ワインがよいのかなあと思いました。次回開催することになった時にはジルヴァーナーやブルグンダー系の白(ピノ・グリ、ピノ・ブラン)とも試してみたいと思いました。

こういった会になれていないお店だったのでご迷惑をおかけした部分もありますが、対応してくださり感謝しています。

参加者もその場の雰囲気を楽しんでくだり、良い会になったと思うのでホッとしています。


今後のワイン会のお知らせなどはひとつ前の記事をごらんください。




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2017年07月17日

蕎麦とドイツワインの会の様子

中井のグリーングラスで5月、6月にそばとドイツワインの会を開催しました。
産地別のこだわりの蕎麦と静岡おでんなどのおつまみ、静岡の日本酒を提供しているお店です。来店した時の会話の中でそばとワインを合わせると面白いのではということでワイン会を開催することとなりました。蕎麦屋でワインというのは増えてきてはいますが大半はそば以外の料理と合わせるのがメインになっていて、そばにワインを合わせるということに焦点を合わせるという少し先進的なコンセプトでやることとなりました。といっても蕎麦だけでは物足りないので、蕎麦の前にはおつまみもお楽しみいただける会としました。
座敷いっぱいを使うと12人で満席となるのですが、一回目の開催を発表したらすぐにお席が埋まり、好評だったので、お店の常連の方に告知をして2回目も開催しましたがこちらも満席での会となりました。


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最初の会では6種類、ゼクトとアポテーケは1種類1本でしたので少量ですが、他のワインは2本ずつ用意したのでいくつかの料理の組み合わせを楽しんでいただいたり、ひとつの料理と複数のワインの組み合わせを楽しんでいただきました。
ムッシェルカルクのジルヴァーナー、リースリングのゼクト、モーゼルのリースリング・トロッケン2種、レンベルガー、ファインヘルプ、とわりとヴァインベルクの代表的なラインナップとなりましたが、どのワインも、料理と合わせなくてもおいしいとも言っていただきうれしく思いました。


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最初のおつまみにはビッケル・シュトゥンプのムッシェルカルクが包容力がありどの料理でも楽しめました。和食の味付けの料理に対して、このワインはマリアージュというよりは日本酒のように寄り添う形で楽しめることができます。

写真は撮っていませんでしたが、自家製豆腐とおからにはモーゼルのトロッケン2種、ミュレンのリヴァイバルアイフェルのアポテーケが相性よかったです。フルーティーというほどではない果実味と甘みがちょうどよかったです。
そばをフライパンで焼いたもの(その名も焼きそば)は、おいしいのですが、塩味と焼いた風味はビールや日本酒のほうが相性がいいと個人的には思いました。出汁巻き玉子も提供されたのですが、この焼きそばと一緒に食べるとガレットみたいになります。そうなるとワインと合わないわけはなく比較的どのワインでも違和感がなかったです。


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煮込んだ出汁を継ぎ足して使っていて、醤油の他に牛すじなどの出汁などにより黒くなった出汁が特徴的なのが静岡おでんです。青のりと魚粉をかけて、味噌をつけて食べます。この会では、大根、ちくわ、牛すじの提供となりました。
このおでんにはクナウスのレンベルガーが合うと直感的に思ったのですが、参加者はおでんに赤ワインとびっくりされていたようですが、その組み合わせの良さを実感して、みなさんとても驚きそして喜んでいられました。
強くはない果実味、少しタンニンも感じるほどよい濃さが、この出汁や煮込みの食感、味わいと相性がよかったです。


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そばには、一杯目に提供したジルヴァーナーに加え、酸と甘みが調和しているファルケンシュタインのヘレンベルク・ファインヘルプをセレクトしました。組み合わせの感覚を感じてもらうためにグリーングラスでそばの時に出している日本酒も少量提供していただきました。
グリーングラスでは通常2種類の産地の異なるそばを提供していて、そのままや塩で最初は食べてそばの風味や味わいの違いを感じてもらうということをしています。
この会は栃木と福井のそばでした。栃木のほうがややフラットで、福井のほうが香りが強く感じました。
ワインを合わせてどちらのそばとどうだったというのは、その時々の状態などにもより異なるので細かい感想は書きませんが、どちらということではなくワインと合わせた際のおおまかな感想だけ書きます。

何もつけなかったり、塩の場合には、ファインヘルプがいいなあと思いました。そばのうまみを引き出しなおかつ同調しているように感じました。でもつゆをつけるとそのバランスが崩れてしまいました。
ジルヴァーナーは塩だけでなくつゆをつけても違和感はありませんでした。ペアリングというよりはそばと楽しめるワインといったかんじで、グリーングラスでそばの時に提供している比較的フラットな日本酒と同じような感覚でした。このジルヴァーナーは少し度数が高いのもポイントかと思います。この会の前に、リースリングのトロッケンとそばを合わせてみたのですが、ワインの果実味が出すぎて感じてしまったので、このワインのほうがよいかと思い選びました。
赤ワインを少し残してそばと試した方もいらっしゃり私も試してみましたが、このレンベルガーだと果実味が出すぎてしまいました。タンニンが強いものだとワインが勝ってしまいますし、つゆにも合わせるという観点で、赤ワインであればある程度熟成していて枯れ気味のワインのほうが合わせやすいのかな、という想像ができました。

そばとの組み合わせは、私の考察などは最初は言わずに、各々のやり方で楽しんでいただきました。相性というだけでなく
それぞれの方が楽しめる、というのもワインを飲む楽しみだと思っているので、その光景はとてもよかったです。そして、この蕎麦との組み合わせの会では、なぜそう感じるのかというような解説はしますが、ひとつの答えを出す必要がないので、ワイン会としては面白いひとつのコンテンツだと思いました。

参加者だけでなく、グリーングラス店主とヴァインベルク店主とても新鮮な感覚があり面白いとも思えたので、色々とチャレンジもしたいから今後も定期的にやっていこうという話になったのでした。


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そして一か月後にほぼ同じような内容でやるということになりました。
前回の会と同じようなタイプだけど、違うワインで合わせてみたいというものをセレクトしたり、グリーングラスの常連が中心ということでふだんあまり出していない料理を提供したり、ということでコンセプトは一緒ながら内容はけっこう異なっていてとても面白かったです。

この会は平日の20時開始と少し遅めのスタートを設定しているのですが、その30分前からウエルカムドリンクという形も含んでの一杯目を提供していて、一皿目の料理をお出ししています。
この会ではミュレンのパラディースにしましたが、お仕事終わりの疲れている体、和の雰囲気には、このやわらかく心地よい丸みのある果実味はとても合っていると思いました。しめ鯖、枝豆、ズッキーニとも相性がよかったです。このワインはもっと和食でアピールしたいと思いました。
その後の豆腐は今回はジルヴァーナー(前回と同じムッシェルカルク)と合わせました。他のところで合わせたりしても感じていますが、このワインは和食系は本当に万能です。比較的やさしい味わい(でも出汁の強さはあってもよし)の料理のほうが、とは思いますが。


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今回の変わり蕎麦は、鴨のミートソースの和えそばでした。原価がかなりかかるそうで、ふだんはあまりやらないそうですが、常連の方が多いということも今回提供していただけました。
これには果実味によるボリュームのある芳醇な辛口がいいと思いアポテーケ・トロッケンを合わせました。料理、ワインそれぞれでおいしいのですが、合わせることによって格が上がるような相性でした。


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静岡おでんとは、前回のレンベルガーGが一時欠品となってしまったので、フランケンの赤、ビッケル・シュトゥンプのロート・ヒューゲルにしました。でもレンベルガーGより果実実の濃さがあり少し重たさのあるワインなので、感覚が変わると思い、打ち合わせをしに伺ったときに一度合わせてみました。お肉と合うだろう、ということで試してみたのですが、スライスの豚しゃぶだとワインの強さが前に出てしまうので、角煮風のほうがよいのではということで決定しました。
味の濃さや食感によりスライスよりも相性がよかったです。余韻も合っていました。洋食の肉料理と赤ワインを合わせているような感覚になりとても面白かったです。味が染みている大根との組み合わせもよいです。
今回も赤ワインと静岡おでん、とても喜んでいただけました。よく食べている静岡おでんがが、異なる印象になったのでとても面白かったという感想をいただきました。


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今回の蕎麦は埼玉と長崎です。希望の方は追加で鹿児島のも頼めました。
前回もそばと合わせたジルヴァーナーはそのままか塩、アダムのファインヘルプは塩でもつゆでも楽しめました。同じファインヘルプでも、ファルケンシュタインよりもコクと強さがあるのでつゆをつけても合うのかなと思いました。
どちらかというと風味がより豊かな長崎のほうがワインには合うのかなと思いました。逆に日本酒は強くないそばのほうが合わせやすいのかとも。
赤ワインは埼玉でつゆ、が個人的には一番よかったです。

今回も正解はないけど、なんとなくセオリーは見えてくる、という形になっていて面白かったです。そばもワインも少しの要素の違いによって全く異なる結果になることがあるので、無限の組み合わせがあり答えを導いていくことは難しいのですが、正解を出すことでななく過程を楽しむということと同時に、なんとなく方向性が見えてくることも楽しみのひとつになってきました。


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グリーングラスの店主の関根さんです。飄々としたした雰囲気でありながら、そば、料理への思い入れは強くストイックな方です。関根さんおの協力があってこそ良い会になっているのでとても感謝しています。
話しているとどんどんアイディアが出てきて、今後の会もとても楽しみです。


グリーングラスでの次回の会は9月1日金曜に決定しています。同じ20時からです(19時半から提供は開始)。会費は7,500円です。
料理の流れは一緒で、ワインは今までとは異なるものを提供しようと考えています。
詳細、お申し込みはfacebookのイベントページからお願いします。facebookをやられていない方はホームページの問い合わせページからのお申込みも可能です。早くお席が埋まってしまう可能性もあるので満席になってしまっていた場合にはご容赦ください。
https://www.facebook.com/events/127397611200399/



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2017年05月26日

シュパーゲルのワイン会2017の様子

5月20日に永田町ビッテにてシュパーゲル(白アスパラ)のワイン会を開催しました。その様子をざっと書いていきます。
このシュパーゲルの会はヴァインベルクをオープンさせた時から毎年開催している恒例になっている会です(昨年の様子はこちら)。


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ワインは7種類用意しました。
15人の方が集まっていたので、最初の乾杯のゼクトは1本で少しずつ、その他は一種類につき2本用意しました。
シュパーゲルの会は、ドイツでも一緒に飲むことの多いジルヴァーナー、そしてジルヴァーナーのワインが多いフランケン、を中心としてワインを選んでいます。

1 リースリング・ゼクト/ゾルター
2 ヴァイサーブルグンダー/ベルンハルト・アイフェル
3 ジルヴァーナー アンナ・レナ/ブレンフレック (日野屋輸入)
4 ジルヴァーナー ムッシェルカルク/ビッケル・シュトゥンプ
5 ジルヴァーナー ブントザントシュタイン/ビッケル・シュトゥンプ
6 ロート・ヒューゲル/ビッケル・シュトゥンプ7 リースリング アウスレーゼ/ベルンハルト・アイフェル 

さわやかで少し暑くなってきているこの季節にぴったりなリースリングのゼクトで乾杯しながらざっと今回の趣旨を説明していきました。
近年日本でも白アスパラを食べられる機会が増えてきていますが、ヨーロッパ産の太いシュパーゲルは別物であり、こういうものだからこその良さがあること、そして、ドイツでは季節のものとして日常の中でたくさん食べる食材なので、ドイツでもこうやって質の高いワインとシュパーゲルを食べる機会はそうはない、というような話をしました。
ドイツでも太いシュパーゲルは人気があり高級レストランにまわるのがほとんどで、輸入にまわる量がないため、近年は質が変わらないオランダ産が日本に輸入されている中心となっています。


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前菜はシュパーゲルの冷製、チキン、生ハム、野菜のテリーヌです。
2のモーゼルのヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)はシュパーゲルや春の料理に合わせやすいのがわかってきたので今回このワインを選びました。
3のジルヴァーナーはヴァインベルクの輸入ではありませんが毎年このワインは提供して今年も選びました。
味筋は似ていてもやわらかく包み込む2とコクで合わせるタイプの3と料理との合わせ方は少し異なるのがわかって飲み比べは興味深かったと思います。


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シュパーゲルを茹でた出汁によるクリームスープはアルコール度数は13.5%と高いけれどやさしい味わいの4のムッシェルカルク(貝殻石灰質)土壌のジルヴァーナーと同調して、やさしさが溢れていてほっとする気持ちになれました。


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当初はメインと一緒に提供の予定だったシュパーゲルのボイルは混ぜないほうがよいのではということで別々での提供となりました。
定番のオランデーズソースです。以前、5のブントザントシュタインと白アスパラを合わせたときは冷製だったからかあまりよい相性ではないと思ったのですが、温かいものだととても良い組み合わせだと感じました。
他の白ワインとも相性がよくそれぞれ少しずつ異なる合わせ方となっていて、各々参加者は楽しまれていました。
格付けは同じで土壌違いの4と5のジルヴァーナーの飲み比べはみなさん興味深かったようです。好みはどちらかに集中するのではなくばらけていました。どちらも良いワインなので、好みやシチュエーションで選んでいただければと思います。


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メインはスペイン産の仔豚のグリルです。別のものの予定だったのですが、仔豚が手に入るということでシェフのご好意ご厚意でこちらとなりました。
肉質がふつうの豚肉とは異なり、皮もおいしく、みなさんとても喜んでいました。部位によっての違いが楽しめるのもよかったと思います。
赤ワインはフランケンの4品種ブレンドの6のロート・ヒューゲルです。店主が思っているよりも好評でびっくりしました。ドイツに住んでいた方たちも今まで飲んだドイツ産の赤ワインの中で一番おいしい、と言っていました。
軽さもあるけれどほどよい濃さの果実味のバランスが素晴らしいワインです。ドイツの赤ではピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)が注目されていますが、その他の赤ワインも少しタイプが異なる良いワインがたくさんあるのでヴァインベルクではそういった赤ワインも紹介しています。


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オーナーシェフの日見さんです。カットする前の仔豚も写っています。
お忙しい中、今回も特別なコース料理を組んでいただき感謝しています。
シェフの料理はやさしい味わいだからヴァインベルクのワインと相性がよいのでは、という感想を言っている方もいました。たしかにそうだなあとあらためて思いました。
シュパーゲル料理は6月もやっているので興味のある方はお店にお越しください(いつまでやっているかはお店に問い合わせしてご確認ください)。ドイツらしいシュパーゲルと料理が食べられるお店は東京ではまだ少ないので、白アスパラが好きな方はぜひ訪れていただきたいです。

デザートは自家製のイチゴのシャーベットで、ワインのしめは7の甘口アウスレーゼです。2015年とまだ若いですが十分楽しめる甘口ワインで、こういった会の最後にはちょうどよい甘みと濃さです。

今回も皆さんに喜んでいただけた会となりました。
別室でやったこともありヴァインベルク店主が料理の提供などもしていたのであわただしかったと思うのですが、料理とワインで満足されていたのでなんとかなりホッとしています。
来年もぜひやりたいと思っています。


6月の会は武蔵小金井の老舗ソーセージ店での会です。ソーセージだけでなく色々なお肉とドイツワインを楽しんでいただけます。バーベキューに合うドイツワインというテーマでもワインを選びます。リースリングだけでなく、ゼクト、ロゼ、ソーヴィニヨンなどを提供予定です。
下記のfacebookページがありますが、facebookをやられていない方で参加希望の方はホームページの問い合わせフォームなどからお申込みください。



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posted by ヴァインベルク at 18:06| ワイン会報告 | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

クナウス来日、ワイン会の様子

何回かにわけてクナウスの来日の様子を書いていきますが、まずはワイン会の様子です。

集まる方も料理も異なる会を6回行い約80人の方に参加していただきました。
和食や彼(当主のアンディ)の住んでいる地域の郷土料理(シュヴァーベン料理)など色々なタイプの料理で会をして、アンディ自身にも興味深いと思ってもらえるように会をセッティングしました。
一つの会では7種類前後のクナウスのワインを提供しました。輸入している全種類ではなく、その中からその時の参加者や料理の内容に応じてリストを決めました。
販売用とは別に事前に1ケース別にワインを送ってもらっていて、彼のところの高価格帯のRのワインなどもワイン会では提供しました。


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会の始まりには、醸造所の説明などをしてもらいました。
画像のローゼンタールでの会は、英語の堪能な方に通訳を頼みましたが、他の会ではヴァインベルクの店主が通訳をすることもありました。やっていて思ったのは、忠実に訳すことよりも、いかにそのワインや醸造に関する内容をわかりやすく伝えるかということが大事だということでした。ざっくりした訳をすることはありましたが、彼が何を伝えたいかということを理解することとワインの説明としては丁寧に、ということを心がけていました。


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会の途中では、座りながら新しいワインが出てきたらそのワインの説明をしてもらいました。
木樽の大きさや新樽の比率というのはクナウスのワインにとっては重要なことなので、そのことやぶどうの樹齢などのデータをそれぞれのワインで話していましたが、そのぶどう品種が彼の醸造所でどういう位置づけにあるのか、ヴィンテージのことなども話してもらい、全体を通して聞いていくと彼のワインや醸造所のことを知れる内容になっていました。

食事もしっかりと食べてもらい彼自身にも楽しんでもらえました。特に気に入った料理はおかわりをしているのが印象的でした。


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店主の知り合いのドイツワイン好きの仲間や業界の方による会もしたのですが、この会は寿司職人の方にケータリングに来てもらっての会でした。アンディは魚が好きということと、リラックスした雰囲気の会もやりたいと思っていたのでこの会をセッティングしました。
ネタごとにマッチングするということは事前では考えず、食べながら合わせるワインを考えて楽しんでもらうというスタイルをとりました。そのネタに対してアンディがどういうワインを選ぶのか、というのがどういうアプローチでそのワインを選んだのかが見えて興味深かったです。また、トロリンガーSの繊細だけどそれないの濃さのある赤が合わせやすいネタが多かったのも興味深かったです。
どの会が一番印象的だったかと聞いたらこの寿司の会と答えていました。寿司が彼のお気に入りだったこと、英語とドイツ語でのワインの会話がとても楽しかったようです。

また、この会だけでなく、日本人の作る料理や和食とクナウスのワインの相性がよいことはアンディにも感じてもらえました。
出汁やうまみということを彼にも説明したのですが、日本食、和食のそういった部分と彼のピュアでやさしいけれど芯のあるワインが相性が良い理由であることを理解してもらえました。


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試飲会でも参加者の反応が聞けて興味深かったです。
レンベルガーGがとても万能で多くの方に受け入れてもらえることを再認識しました。
リースリングGは2015と2014があったのですが(2014は飲食店用に少しだけ輸入したもので、試飲会では途中までの提供となりました)、2015年は雨が少なく暑くてボリュームのある年だったので例年に比べてボリュームのあるワインになっていて、どちらが好きかというのが試飲会、ワイン会の参加者で半々に分かれていたのが興味深かったです。
トロリンガーのと亜硫酸無添加のWithout allも両方提供した会ではアンケートをとったのですが、すべての会を通すとほぼ半々くらいに分かれていました。こちらのほうは特に今までどういったワインを飲んでいたか、ふだんはどういうワインを好んで飲んでいるか、によって好みがわかれているのがわかりました。Sのほうは亜硫酸が入っているとはいえ、残留数値が25㎎ととても少なく、それでも味わいの差が明白で、それによって好みがわかれていました。
上記のリースリングとトロリンガーは、どちらがより好きかはアンディとヴァインベルクの店主でも意見が分かれています。
とはいえどちらも魅力的なワインであり、どちらのワインにもファンがたくさんいるということで、造る側(クナウス)も販売する側(ヴァインベルク)も自信を持って提供することができるというのが再認識できました。

ドイツワインは白、それに甘い、というイメージを持つ方が日本でもまだ多い中で、辛口のみで赤ワインの比率が多いクナウスのワインが受け入れられていることはヴァインベルク店主にとってもうれしかったです。赤ワインもみなさんに評判がよかったのも印象的でした。

今後の投稿でもクナウスのワインに対して今回の来日を通してあらためて感じたことなども書いていきます。




クナウスのワインのご購入はこちらから。


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2017年02月25日

クナウスが来日しました

ヴュルテンベルクにある醸造所クナウスの当主アンドレアス・クナウスが来日し、実質5日間の旅程を終えて無事にドイツに戻りました。
さまざまなタイプのワイン会を計6回開き約80人の方が参加していただき、試飲会でも20人の方にご参加いただきました。
最後には少し疲れた表情も見せていましたが、参加者が彼のワインを飲んで喜んでいるのをとてもうれしく思っていました。
さまざまなタイプの料理と合わせたので、彼にとっても良い経験になったようでし、会話も楽しかったと言っていました。
ただプロモーションをするため、というだけでなく、彼に日本のことを知ってもらおうと、イベントを組んだり、取引先のところに連れて行って話をしてもらったり、名所などの観光地にも連れて行きましたし、たくさんの日本の食べ物を食べてもらいました。アンディは初めてのアジアでしたが日本を好きになってくれました。

これから何回かにわけて来日の様子や店主が感じたことなどを書いていきます。

クナウスのワインはヴァインベルクで何種類も輸入しています。それぞれのワインについてはショップページをぜひご覧ください。聞いた話などにより、解説は少し変更をしています。


今回はワイン会などでの彼の写真をざっと載せていきます

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ローゼンタールにて。


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虎ノ門のカーヴ・ド・リラックスにて。ロゼを置いてもらっています。


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築地場外の酒美土場。亜硫酸無添加のトロリンガーも置いてもらっています。


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新宿リースリングにて。


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京都の昼の会は長屋を借りて。


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京都夜の会は野村松花堂でした。


会の様子についてもまた書きます。



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