2019年01月14日

ヴァインベルクについての疑問、質問に答えます どういうワインを選んでいるのか?その3オーガニック、ビオ、自然派についてどう考えているのか?

今回も前回の続きの内容です。
輸入の際に、ワイン、生産者の醸造方法などは気にしているのか、ということについて書いていきます。

まずはビオについてのことを書きます。
ここ数年、ビオ、オーガニック、自然派ワインというワードはよく聞かれると思います。
それらがどういったものなのかということについて説明してだけでとても長くなってしまうのでここでは細かくは説明しません。
こういった造りをしている生産者、ワインは、そういうった部分を強調してアピールされていることが多いかと思います。わかりやすい違いになっているからです。

ヴァインベルクとしての考えは、農薬を使わないオーガニックの栽培により、その土地の個性がしっかりと表れているワインになるので農薬を使わないワインであることはとても重要な要素だと考えています。
ただ、ビオの認証があるかどうかは重要ではないと考えいてるのがヴァインベルクです。ビオの認証にはEUのもの、各団体のものがあり、規定もそれぞれ数値や醸造方法まで規定があったりとその範囲もさまざまですが、いづれにしろ規定をクリアする必要があります。ドイツワインの場合には、急斜面での畑作業などにより農薬を使わない作業というのはとても困難で、そんな環境の中で良いワインを造るためにできだけ農薬を使わないようようにして栽培している生産者がたくさんいます。ドイツワインガイドブックなどに載っている家族経営の生産者は大半はそういった造りをしています。ヴァインベルクが扱っている生産者もそうです。

その中で、モーゼルの急斜面の畑などでは、病害などが発生した時の対応はとても大変です。そういった際には農薬を使う場合もあり、リスクをさけることを考えています。そのがめビオの認証をとらない、という選択肢をとっていたります。減農薬とされるカテゴリーに入りますが、通常の使う量を減らしているというよりは緊急の時だけ使うというイメージです。ビオの認証をとっていたりビオを謳っている生産者の中には使用を許されているボルドー液を大量に散布しているところもあったりしますし、ビオであることは表面的には重要かもしれませんが、内側がちゃんとしていることが重要だとヴァインベルク店主は考えています。
実際にぶどう畑を訪れて草が生えている畑を見ていますので、その考え方には納得できます。そしてそれらのワインがビオの認証があるかどうかは関係ないことも感じられます。なのでビオの認証があるかどうかはヴァインベルクでは重要ではありません。丁寧に気持ちをこめて栽培をしていることが一番大切だと考えています。ヴァインベルクが取引している造り手も同じ考え方です。

ビオにはビオロジック、ビオディナミがありそれらは醸造の過程も影響し、それらは味わいにも反映されることがあります。
特にビオディナミの場合には、わりとそれとわかる特徴がでやすいです。ヴァインベルク店主はきれいでスーッと入ってワインが好みで、そういったワインには少し抵抗があり、そういったワインを造る醸造所は選んでいません。でもそれはビオロジックだから選んでいない、ということではなく試飲の段階でヴァインベルクのワインではないかなと感じるからです。亜硫酸を全く使わない、もしくは極力使わないで醸造している自然派の造り手のワインも同様なのでヴァインベルクでは選んでいません。
ただ、ヴュルテンベルクのクナウスは亜硫酸無添加のワインにも挑戦していて、試飲した時に、このワインはヴァインベルクで販売できるヴァインベルクらしいワインと考えたので輸入することに決めました(トロリンガーPURE)。なので亜硫酸を使っていないからだめ、ということでもないのです。でも亜硫酸を使わないことによって、ぶどう品種、土地の個性があまり出ていないワインになる傾向があるのでヴァインベルクでは好まないのです。
とはいえ、ヴァインベルクの取引している生産者は大量に亜硫酸を使っているわけではなく、最低限の使用に留めています。それでも少量でも使用することで、細菌などを抑えることができてテロワールを表現したワインとなるのです。ヴァインベルクでは亜硫酸の量は気にせず(多いと味わいにも影響しそういったワインは選ばないので論外です)、前回書いたようなやわらかい、やさしい、きれいでなおかつ内側に強さ、凝縮感のあるワインを選んでいます。

少しまとめると、ヴァインベルクはビオの認証をとっているから選ぶ、ということはせず、選んだ醸造所が認証をとっている、ビオ、自然派ワインでは既定の重要な要素となる亜硫酸の量も気にしていない、ワインとしていいと思ったものが亜硫酸が少ないこともあるしリースリングだと少し多めの場合もある、といったかんじです。

自然派、ナチュラルワインを強調して売られているワインよりも、ヴァインベルクのワインで、ピュアでスーっと入ってきて、これこそがナチュラルなワインだと思うことが最近あります。ヴァインベルクのワインで一番そう思ったのは、クナウスのレンベルガーの2017ヴィンテージですが、他のワインもきれいでピュアで、自然なワインだと思うのです。自然派ワインの定義などは別として、土地の個性がしっかり出ているこういったドイツのワインはヴァインベルク店主は自然なワインだと思っています。いい土地がありその土地の個性を最大限に生かせるような栽培、醸造を生産者がしている、これが最も素晴らしいことだと思っています。


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バーデンのフランケンシュタインの畑。ビオ認証は考えていませんが、基本はビオの栽培の減農薬です。


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ヴュルテンベルクのクナウスの畑。ビオロジックの栽培をしていて、今年か来年EUの認証を取得できる予定。それ以上の団体の認証の取得は考えていないそうです。
収穫されたぶどうの一部(15%くらい)は亜硫酸を使わない方法で造られています。


ビオのことだけで長くなってしまいましたので今回はこれで終わりにします。


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何を選んでよいかわからない方には5本セットがおすすめです。
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2019年01月05日

ヴァインベルクについての疑問、質問に答えます どういうワインを選んでいるのか?その2 味わいに一貫性はあるのか、食事との相性は

前回の続きです。スペースや金銭的な事情により、どれも素晴らしいワインの中から一回のひとつの醸造所からの輸入は3アイテムから6アイテムにしぼらなくてはいけないのですが、それらをどういった基準で選んでいるのか、ということについて書いていきました。
今回は、どういうタイプのワインが選ばれているのか、ということについて書いていきます。

ヴァインベルクが輸入するワインを飲んだみなさんから、違う造り手のワインでも共通するニュアンスがある、と言われることがよくあります。
一言で表すと、やさしい、やわらかい飲み口だけれど、内側に凝縮感のある、というようなワインかと思います。
そういったワインを造っている醸造所が好きですし、そういうワインを造っている人たちとは気が合うので、取引につながっています。そして、これまでに書いていったとおり、自分の好みだけでなく、色々な要因の中から輸入するワインを選んでいるわけですが、それでも一貫した共通するニュアンスがあるようです。その部分はあまり意識はしていないのですが結果としてそうなっています。

数年前のことになりますが、とあるモーゼルの造り手から、一口飲んで良さがわかるけれどたくさんの量を飲めないワインがたくさんある、私はスイスイ飲めて気がついたらボトルが空になっているようなワインを造っていきたい、という話をされました。まさに自分が選びみなさまにお伝えしたいワインはそういうワインなのです。しみじみおいしいワインが自分の好みですし、ワインを飲むという空間においてはこういうワインであることが大切なことだと考えています。
そうであることを意識しなくても選ばれているワインはそういったワインになっているのですが、こういったワインは試飲会などで一瞬で判断されるには向いていません。たくさんの中からおっと思うにはインパクトが大事です。なので一口ずつの試飲では埋もれていってしまう可能性が高いです。それでもみなさんにお伝えしたいと思うワインを選んでいきたいですし、間違いなくそれぞれに個性のあるワインなので、その良さを感じていただける、と考えています。
やさしい、やわらかい、といっても軽いだけではない、というのがヴァインベルクのワインの特徴でもあると思います。どれも味わい、ではなく、それぞれに個性がある、というのもヴァインベルクのワインの特徴です。
びしっとした酸(味わいとしてすっぱいわけでなく)や熟したぶどうによる果実味、土壌由来のキャラクターなどがあるワインなので、骨格、存在感のあるワインだと思います。丁寧に造っているこその証明がワインのそういったところに表れていると思います。

また、ヴァインベルクのワインは食事との相性ということも重要とです。ワインだけ飲んだ時においしいと感じてほしいですしそうであるワインを選らんでいますが、ヴァインベルクのワインは食べ物とともに楽しんでいただき本領を発揮するワインも多いです。ワインの良さをより感じられ、料理もよりおいしく感じられるようになります。よく言われているマリアージュ、と言われる合わせ方だけでなく、やさしい、やわらかいワインなので、料理に寄り添う形で合わせることもできるのがヴァインベルクの特徴です。強くないワインなので食事を邪魔しない、でも軽いだけでなく食べ物としっかりからむ、とういうよりになり幸せな時間を演出することができます。そしてどんどんワインを飲んでいききがついたらボトルが空になっている、というのはひとつの理想な形です。

魚には白、肉には赤、という考え方にこだわらずに楽しめるのもヴァインベルクのワインの特徴かと思います。味付けが強くない肉料理でしたら白ワインのほうが良い場合がたくさんありますし、トロリンガー、レンベルガーといった軽めだけれどコクのある赤ワインはオールマイティに合わせることができます。野菜に合わせて良さを感じられるワインが多いのがヴァインベルクの特徴です。ひとつの料理、素材だけでなく、いくつかの料理や素材と合わせても楽しめますので、お店で一本だけ頼んで食事の初めから最後までという時やご自宅での食事やパーティなどで複数の料理がある時にも料理を選ばずに楽しめるワインがたくさんあります。そういった時には、ジルヴァーナーファインヘルプのリースリング、赤だとトロリンガーレンベルガーなどが特におすすめです。これらのワインは白いご飯のある食事でも違和感がなく楽しめるのも特徴です。

和食というだけでなく、日本人の食卓の料理も含む、出汁、うまみのある料理とヴァインベルクの深みとコクのあるドイツワインの相性がとてもよいのです。それがどういうことなのか、というのは言葉で説明するのはなかなか難しいので、ぜひヴァインベルクのワイン会にいらしていただければと思います。和食などいろいろなテーマでワイン会をやっていて、その時々でワインも変えています。2019年も色々な会を考えています。勉強会ではなくアットホームな雰囲気の会でお一人での参加でもお楽しみいただけます。お気軽な気持ちでいらしていただきたいです。1月2月の会の予定はこちらに書いています。


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春のワイン会のオダンデーズソースのシュパーゲル(白アスパラ)には定番の合わせ方ではなく樽のきいているグラウブルグンダー(ピノ・グリ)を合わせました。現地で試飲しながらの食事の時に相性がよく驚いたので再現しました(当時はまだ未輸入でサンプルとして日本に持って帰ってきたワインですが現在は輸入して販売中です)。
こういった色々な合わせ方のチャレンジもして参加されたみなさまに良さを体感してもらっています。


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まぐろと赤ワインをあわせてみました。新入荷の赤で試してみたのですが、前のヴィンテージではトロリンガーがとてもよかったのですが、この時は新しいヴィンテージのトロリンガーよりは片麻岩土壌のシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)のほうが相性が良かったです。
築地場外の酒屋の酒美土場では店頭にてクナウスのレンベルガーとまぐろの刺身をお楽しみいただけます。


ワインに対しての理想があるからこそ、意識をしないでも選ぶワインに一貫性がある、ということについて書いていきました。
そうやって選んだワインは、多くのインポーターが輸入しているドイツワインの中でも他にはないタイプ、というワインも多いです。自分の中ではドイツワインの王道と考えているようなワインでも日本にはそういったタイプがほとんど入っていない、ということも少なくありません。
ドイツでたくさんのワインに出会っているからこその、その中で日本のみなさまに飲んでいただきたいという考えでの結果ですが、それがヴァインベルクならではのワイン、ということにもなっています。
ヴァインベルク店主のセンスで選ばれたワインが好きな方にも、今のドイツワインを知りたい方にも、ヴァインベルクのワインはおすすめできる自信があります。

このシリーズはもう少し続けます。次回は、栽培や醸造方法についてヴァインベルクとしてはどういった考えを持っているのか、ということについて書いていきます。



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2019年01月03日

ヴァインベルクについての疑問、質問に答えます どういうワインを選んでいるのか?その1価格帯、辛口甘口のカテゴリー、ヴィンテージについて

2019年、本年もよろしくお願いいたします。

最初の投稿は昨年の続きで、ヴァインベルクではどういうワインを選んでいるのか、ということについてです。
自分がいいと思った醸造所から、自分の好みだけでなく価格帯や味わいなどで日本のみなさまに受け入れられてもらえるのか、ということなどを考量しながら輸入するワインを選んでいる、ということを書いていきました。
ではそうやって選んだワインはどういうワインなのか、ということについて書いていきます。

前に書いたように輸送コストの関係でヴァインベルクでは2000円前後で販売できるワインではドイツワインの魅力を知っていただくには少し物足りないワインになってしまうので、果実味や深みがある中程度の等級、もしくは下のクラスでもレベルが高い醸造所のワインを選んで輸入しています。そういったことから価格帯としては希望小売価格が3000円から4000円となるワインが大半を占めています。日常的にワインをお飲みになる方、気軽に飲んでいただけるような価格帯のワインのリストになっている飲食店にとっては、少し手の出しづらい価格帯となってしまっていますが、この価格としては満足、安いと思えるクオリティと言ってくださる方がたくさんいらっしゃり、自分でもそう思ってもらえるようなワインを選んでいます。

5000円から7000円のワインも気がつけば常時10種類以上あるようになりましたが、そういったワインは特にヴァインベルク店主が悩んで自信を持って進められるワインのみを選んでいますので、ヴァインベルクの系統の味筋のワインがお好きな方にはぜひ飲んでいただきたいです。この価格帯は特にコストパフォーマンスに優れているというワインを取り揃えています。グローセスゲヴェックス(VDPの辛口の最上級格付け)のタイプのワインも少し打つ増やしていきますのでお楽しみください。
ドイツの赤ワインは温暖化によりぶどうが熟しやすくなったことに加えて造り手の技術も向上しているので、特にこの数年でかなり進化しています。5000円から15000円となるドイツの赤ワインはのはびっくりするよようなクオリティのワインがたくさんあります。そういったワインもたくさん紹介していきたいのですが、まだこの価格帯のドイツの赤ワインの認知度が日本では低いので、もう少し良さを皆さんが感じてきていただいたタイミングでよりがんばっていこうかなと考えています。とはいえヴァインベルクで輸入しているラインガウのアスマンズハウゼン、アールの共にシーファー土壌のピノ・ノワール(アールはマイショスのヨステンウントクライン)、ヴュルテンベルクのクナウスの畑名ワインのレンベルガー、シュペートブルグンダーはかなり好評ですので自信を持って選んでいきたいです。
ドイツの赤ワイン、特にピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)の醸造所でのトップの等級のワインはブルゴーニュに近いタイプのワインが多いですが、ヴァインベルクとしてはドイツならではといえる果実味が豊かでなおかつ深みのある5000円以上の赤ワインを紹介していきたいと考えています。

ヴァインベルクでは赤も含めて、トロッケン(辛口)のワインが多数を占めています。日本ではまだドイツワインは甘いだけというイメージを持っている方が多いので、ドイツワインにも辛口ワインでおいしいのがある、というのを知ってもらいたいという気持ちでトロッケンを入れている、ということもありますが、何年か続けていると、飲食店では辛口系のほうが甘口よりも需要があるということがわかってきたので、種類としても輸入量としてもヴァインベルクはトロッケンが多めになっています。
ただ、辛い、甘いだけでは分類できない魅力があるのがドイツワインで、トロッケンであっても熟したぶどうに果実味、深み、甘みのあるワインがドイツワインにはあり、そういったワインにはドイツならではの魅力がありヴァインベルクでも多く入れていますし、中辛口中甘口となるファインヘルプ(ハルプトロッケンと同じか少し多めの残糖)も日本での食事に合わせやすいし日本の方々に親しみやすいです。辛口、甘口という区分ではわからない良さを伝えていくことがヴァインベルクの使命でもあると思っています。特にファインヘルプはもっと広まるべきだと思っていますのでこれからもプッシュしていきます。

甘口も種類は少ないながらも輸入しています。ラインナップを広げられないので、その分厳選して素晴らしいワインを選んでいます。甘口といっても甘さがあるという程度のQBA、カビネットから甘みの強いアウスレーゼまで色々な味わいのものがあるのがドイツワインです。そういった残糖の違いや酸や果実味の感じ方の違いによってなるべくタイプがかぶらないようなものを取りそろえるように考えています。
貴腐ワインやアイスワインも輸入できればと考えていますが、モーゼルなどの家族経営の醸造所のワインではアウスレーゼからそれ以上の等級のワインになると倍以上の価格になってしまうため、価格と質のバランスで輸入を躊躇してしまっています。それでも今後そういったそのクラスでしか体験できないような喜びのあるワインも輸入できればとは考えています。

ドイツでは前にも書いたことがあるように(その時の記事はこちら)、出来上がり瓶詰めしたらわいりと早い時期から販売をしている醸造所が大半です。白ワインは収穫の翌年の春ごろから販売が開始されます。上質なものも大半が9月には販売が開始されます。そしてそれぞれのワインの生産量が多くないため、販売した年には大半のワインは売り切れてしまいます。現地で試飲するのもそういった新しいワインなので、輸入するワインは大半が若いワインとなります。とはいえ若くても魅力がありおいしく感じることができるワインをヴァインベルクでは選んでいます。とはいえ早く飲まないとおいしくない、ではなく熟成させてもおいしいワインをヴァインベルクが取引している醸造所は造っていますので、おうちなどでよい環境で少し寝かせておくとまた違う魅力を感じていただけることもできます。
ファルケンシュタインなどは生産量がすくないため争奪戦となるほどでその年に全てのワインが売り切れるので最新ヴィンテージしか輸入できないのですが、造り手によっては意図的に少し時間が経ってから販売しているワインもあり、そういったワインだからこその良さのあるワインも選ぶようにしてます。特にモーゼルのマルティン・ミュレンにはそういうリースリングのワインがたくさんあり、現在ヴァインベルクでは2009のトロッケン、2007の甘口シュペートレーゼ、1993のアウスレーゼを販売しています。


今回は価格帯、味わいのカテゴリー、ヴィンテージのことを書いていきました。
次回はどういったタイプの味わいを選んでいるのか、栽培や醸造方法について、などのことを書いていきます。


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画像は12月の試飲会で提供したワインです。
ゼクトから甘口まで、価格帯も2,800円から5,000円までのものを幅広くそろえました。赤も数種類あります。



送料無料の上限を13,000円に下げたキャンペーンは1月11日まで継続中です。

ドイツワインショップ ヴァインベルク
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2018年12月28日

年末のご挨拶と1月2月のワイン会のお知らせ

2018年の発送は28日までのご注文で終了となりました。新年の発送は1月4日からとなります。
送料無料適用の上限を13,000円に下げたキャンペーンは1月11日までのご注文までに期間を延長します。

2018年も無事に終えることができそうです(大晦日には下北沢ケージでのイベントに出店しますが)。
今年ヴァインベルクとして大きかった出来事としては、取扱していると喜べるお店への卸販売、ワイン雑誌への掲載(ぴあのmook、ヴィノテーク12月号)、田崎真也ワインサロンでのドイツワインセミナーの講師、などがありました。
輸送スケジュールが遅れて主要アイテムの欠品が起きたりとつらいこともありましたが、ワイン会へのご参加やSNSでヴァインベルクのことを書いてくださり、ということも励みとなりがんばってこられた一年でした。
来年の2月でヴァインベルクは5周年となります。みなさまのおかげで何とか続けてこられました。
2019年もワイン会はたくさん開催しますし、ワインも引き続き輸入していきますので、ぜひヴァインベルクのワインを飲んでいただきたいです。
1月中旬からは、5周年記念の5本セットなどの販売を予定しています。

5周年を記念したイベントは5月に予定していますが、それまでにも数々のワイン会を計画していますのでぜひご参加ください。
1月2月のワイン会について書いていきます。
facebookのイベントページを作成していますので興味のある会はそちらもご覧ください。
閲覧はアカウントをお持ちでない方も閲覧できますが、参加申込はヴァインベルクのネットショップのお問合せページかメールにてご連絡ください。

おばんざいなどの和食とドイツワイン@新橋喜月
1月26日(土)18時開始 会費7,000円
おばんざいなど家庭的な和食を食べることができるお店での会です。
ご家庭でのワインと料理を合わせるヒントがたくさんある会となると思います。
ハラミの肉じゃが、ごまあじ、皿うどんはここでしか味わえないものです。それらとヴァインベルクのドイツワインの相性もばっちりです。
https://www.facebook.com/events/762339664126952/

河豚づくしのフルコース@高円寺徳竹
2月3日(日)17時開始 会費20,000円
河豚にドイツワインを合わせます。河豚とワインは難しいと言われますが、多様性のあるドイツワインでは選択肢がたくさんあります。
すでに多くの方のお申込みをいただいていてお席はあと4名となっています。
https://www.facebook.com/events/732361027136711/

築地でドイツワイン!@築地場外JOJOBAR
2月8日(金)19時開始 会費6,500円
場内市場は豊洲に移転しましたが、場外市場は今も元気に営業しています。築地はにもヴァインベルクのワインを扱っているお店はいくつかありますし、ヴァインベルク店主は築地が大好きです。お世話になっている方の一人ののお店での会を開催することとなりました。築地ならではの料理とドイツワインの組み合わせをお楽しみいただけます。
https://www.facebook.com/events/2006175153012889/

もつ焼きとドイツワイン@東中野晴れときどき
2月24日(日)13時開始 会費5,000円
新鮮で焼き方にもこだわるもつ焼きのお店での会です。ランチですので低めの価格設定での会となります。さまざまなタイプのもつ焼きとドイツワインの相性をお楽しみいただけます。
https://www.facebook.com/events/297764084179637/


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画像は24日のクリスマスの時に、お知り合いの方限定で開催した新宿リースリングでの会のワインです。
この会では、販売を終了しているワインや別のインポーターから購入したワインもお出ししました。
ヴァインベルクの会は、会ごとにコンセプトを変えてさまざまなワインを提供しています。
お一人でのご参加でも楽しんでいただけるアットホームな雰囲気も作るように心がけています。
まだヴァインベルクの会に参加したことがない方、ワイン会はこわくて参加したことがない、という方も気軽にご参加ください。
facebookの登録がない方はお問合せページからも参加申し込みができます。お名前と参加人数、できれば電話番号もお知らせください。


来年はブログもできるだけ更新していけるようがんばります。
前回まで書いている、どうやってワインを選んでいるか、のシリーズも何回かにわけて書いていきます。


2019年もよろしくお願いします!


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2018年12月24日

ヴァインベルクについての疑問、質問に答えます どうやってワインを選んでいるのか?その2ワインのヴァリエーション

どうやってワインを選んでいるのか?の続きです。
ヴァインベルクではそれほど多くは一度に輸入することができないので、選ぶワインは絞らなければいけません。
ひとつのワインに対してもそれなりに量がないと販売するメリットは少ないので、そうなると一回のひとつの醸造所からの輸入では3種類から6種種類程度のアイテムに絞らなければいけないのです。
前回は価格のことについて書きましたが、今回はその他の要因についてです。

選ぶものを決定する際に価格と共に大きな要因となるのは、ヴァインベルクとしてのヴァリエーションです。
ヴァインベルクとして販売するものはできるだけ幅を広げたいと考えています。ドイツワインの魅力をより知ってもらえるためには多くのヴァイリエーションがあることが大事で、そして多くの方に興味を持ってもらえる確率があがります。
おいしいワインでも同じ価格帯で同じようなものが並ぶよりは、色々なタイプがあったほうがよいと考えます。それはひとつの醸造所でもそうですし、ヴァインベルク全体で扱っているラインナップとしてもです。ひとつの醸造所では等級やタイプをできるだけ幅広く取り扱って、その醸造所のことをよりわかっていただけるようにしたと考えています。全体のラインナップとしてもより多くの品種やタイプのワインを取り扱いと考えています。
といっても同じ価格帯で同じ品種でも一見同じように見えてもそれぞれに特徴があって入れているということもあります。土壌違いでキャラクターンが異なるというのがひとつの例です。産地や品種、価格帯といったことだけではなく、味わい、キャラクターのタイプのヴァリエーションもヴァインベルクでは重要視しています。

一つの醸造所から選ぶワインでは、まだ前のヴィンテージの在庫がヴァインベルクに多めにある場合には違うタイプのワインを入れていたりということも考えてます。人気のあるワインに関しては、味わいの違いで判断せずに毎年入れているものもあります。ゾルターのリースリング、ロゼのゼクト、クナウスのレンベルガー、トロリンガー、アイフェルのアポテーケ・トロッケン、ファルケンシュタインのヘレンベルク・ファインヘルプは最近は毎年必ず輸入しています。少しの違いがあっても、日本の方に喜んでもらえるという自信があるからです。それは何年も同じワインのヴィンテージ違いを飲んでいてこれらのワインは毎年入れたいと考えるようになりました。
アイテムによっては、まだ発酵の途中だったりブレンドする前ということで試飲ができない場合もありますが、それでも輸入を決めることもあります。

取引している醸造所のワインはどれもおいしいワインなので、その中で輸入するワイン、というのは前回と今回書いたようなことによって絞っていって選んでいます。
色々と紹介したいのですが、量が限られるので種類をしぼらなくてはいけないので、この作業はとても悩みます。種類だけでなく本数も重要で、種類と本数を同時に決めていきます。
すぐになくなりそうというアイテムの場合には、日本に戻ってきて早い段階でアイテムの指定と本数を伝えそのワインを確保してもらう場合もありますし、輸入を依頼するタイミングで、ヴァインベルクの在庫を考慮しながら注文する内容を決める場合もあります。そのやり方は醸造所によってやりとりが異なりますし何年もやっていると要領がつかめてくるのでその時々の最適な方法にしています。


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来年のはじめに輸入されるラインヘッセンのグッツラーの醸造所での試飲の時の写真です。
ここでは試飲会には出ないような前のヴィンテージのグローセスゲヴェックス(VDPの辛口ワインの最上級の格付け)も何種類も試飲させてもらえました。どれも素晴らしかったのですが、悩んだ中でひとつの銘柄では1ヴィンテージだけを選んでいきました。それぞれがそんなに多くの量ではないですが。


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試飲は輸入するワインを選ぶための重要な仕事ですが、いいワインを造り手と一緒に飲むのは幸せな瞬間でもあります。
写真はアイフェルの新しい醸造所で、アポテーケの畑が目の前にあるところで外で試飲をしていましたが、甘口のシュペートレーゼを飲んでいた時にはとても幸せな気持ちになりました。こういうのもご褒美かなと思ってその瞬間は楽しんでいます。

おいしいワインだから輸入をしているのですが、加えてなぜそのワインが選らばれているのか、という理由を書いていきました。
次回はもう少し、ヴァインベルクのワインではどういうものが選ばれているのか、というのを、今のラインナップの結果からも書いてみたいと思います。



12月28日まで、ランダム3本セット9500円(送料込み)を販売中です。


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