2018年12月09日

新入荷のバーデンのフランケンシュタインの醸造所を訪問した時のこと

バーデンのフランケンシュタインのFreiherr von und zu Franckensteinのワインが入荷し販売を開始していますので、5月にこの醸造所を訪れた時のことを書きます。

この醸造所をやりたいと思ったのは、前回のブログでも少し書いたように昨年のプロヴァイン試飲会でのことでした。
知り合いがこの醸造所のことを言っていたので、VDPのエリアの中にあったこの生産者のブースにも訪れました。
そうしたら、自分の好みでしたし、後でも書きますが土壌違いでのワインをリリースしていること、そして生産者の家族がとてもいい方たちだったので気が合いそうと思い、ここと取引をしたいと思いました。当主のお父さんとは30分近く、僕のつたないドイツ語でやりとりをして、これは想い出として印象に残っています。ちなみに隣のバーデンの有名生産者のブースでは通訳付きで日本からのグループが試飲していました。
そして今年ドイツを訪れた時に醸造所を訪れて、正式に輸入することを決めたのでした。


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醸造所はオッフェンブルクOffenburgにあります。
ライン川に近く、数キロ離れたキールからは橋を渡るとフランスのストラスブールにすぐに行けることができます。
駅を降りてまずは昼食でおすすめしてもらったレストランヘ。オッフェンブルクの中心地まで来ました。
木組みの家もありました。後で畑に向かう途中にも観光地ででなくもふうつに木組みの家はありました。そのあたりの雰囲気はヴュルテンベルクのクナウスの醸造所があるヴァインシュタットWeinstadtに似ていると感じました。


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紹介してもらった伝統的レストランではシュパーゲル料理。シュパーゲルに付け合わせを合わせるような感覚で魚や肉と書いてあり、ビーフステーキにしてみました。盛り付けもおまけみたいなかんじになっています。
肉質もよく、新鮮なシュパーゲルもおいしく、オランデーズソースも他にはない味で、大満足でした。
フランケンシュタインのワインはグラスで飲めないか訊いたらシュペートブルグンダーがあるということでいただきました。
薄め、軽めですがコクがありこの料理にもありました(地元用のグーツヴァインなので輸出はしていないものです)。


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レストランに車で迎えに来てもらい、郊外の畑に向かいました。
案内してくれたのは今年からこの醸造所で働いているレオンさんです。
ゼクトを持ってきてくれて、畑で一緒に飲みながら話を聞きました。

この醸造所は、フランケン男爵という名の醸造所で、13世紀から続いているとされています。その男爵の家系が所有していて、ワイナリーは2008年年からはフーシュレ家が任されています。1926年からVDP(高品質ドイツワイン生産者連盟)に加盟しています。
物語のフランケンシュタインは全く関係がありません。

この醸造所は数キロ離れた畑は、花崗岩、片麻岩と土壌が異なっていって、それがこの醸造所の大きな特徴と言えます。
花崗岩はバーデンでも点在していますが、片麻岩で地質が混ざっていないのはバーデンではこのエリアだけということでした。ドイツの他の産地でも片麻岩の土壌は少ししかないと思います(オーストリアにはたくさんあります)。

最初に訪れたのは、先の画像のZell-Weierbachにある畑です。こちらは花崗岩土壌(グラニートGranit)です。
標高は高めで、遠くにはアルザスのシュトラスブールも見ることができました。


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畑には十字架もありました。
けっこうな急斜面のところもありましたが、トラクターなどが間に入って作業をするとのことでした。
岩がごつごつしているシーファー土壌のモーゼルでは考えられいことです。ただ、昨年もトラクターの転倒事故が起きたりとかなり危険みたいです。それでも全て手作業にするよりは効率がよいので機械は入れるのだそうです。収穫は選定が必要なので手摘みです。


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10分くら車で移動して片麻岩土壌(グナイスGneiss)のBerhauptenにある畑へ。
シュヴァルツヴァルト(黒い森)はすぐそばにあるそうです。
画像からもわかるように農薬はほとんど使わないほぼビオの栽培です。


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こちらは畑は縦にはそれほど長くはありませんでした。
シュペートブルグンダーやリースリングはどちらの畑にもありましたが、ミュラートゥルガウやムスカテラーといった品種はこちらのみに植えられているそうです。
この先にはモミの木が栽培されていてびっくりしました。


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そして醸造所へ向かいました。
数年前にオッフェンブルクの街に近い今の場所に引っ越したそうです。
写真は撮っていませんが、入ったところには広めの販売場があります。


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その奥はケラーです。
今回輸入したワインはステンレスタンクでの醸造ですが、GG(グローセス・ゲヴェックス)などはバリックでの熟成で、ワインが入っているたくさんの木樽がありました。


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2階は試飲スペースです。こちらで試飲しながら質問をしたりもしました。
あらためて、土壌違いのワインを試飲するととても興味深かったです。
その中で、販売するとしたらどれが魅力的か、と考えながら試飲しました。
GGクラスでも素晴らしいワインがいくつかあったのですが、今回は日本の方へのお披露目ということで、わかりやすいタイプとしてオルツヴァイン(村名ワイン)で4種類輸入することを日本に帰ってから決めました。
せっかく土壌違いでそれぞのワインがあるので、シュペートブルグンダーはグナイスグラニート、それぞれの土壌で同じ価格のオルツヴァインを輸入することにしました。
ムスカテラーは悩んだのですが、日本でどういう食事と合わせるのか興味がある、と言っていたので購入することを決めました。
和食全般に合わせる、というのは難しい気がしていますが、日本の食卓で使いやすいワインだと思いました。


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試飲の途中で当主のシュテファンさんが来たので、パーティなどもできる広い庭で写真を撮りました。
2018年は生育が早く、訪れた5月は、前年のワインのボトリングまでの作業と栽培の作業が重なってとても大変で、僕との時間をとることができなかったと言っていました。


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数日前のマインツでのVDP試飲会では3人で写真を撮りました。
輸入した2017年のグラウブルグンダー(ピノ・グリ)は、この時も、あらためて醸造所で飲んだ時も好印象だったので輸入することにしました。


ヴァインベルクが扱うとしてもとてもよい醸造所だということがわかりました。
真面目で実直でやさしいワイン、とても好きです。
これからは、日本のみなさまの反応や食事と合わせた時のことなどをお知らせしていきたいと思っています。

ワイン名にリンクははりましたが、下記からもネットショップのファルケンシュタインのワインをご覧いただけます。


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


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2018年12月04日

ヴァインベルクについての疑問、質問に答えます 醸造所訪問では何をしているのか?

前回の続きです。
気になる醸造所で取引したいと思う醸造所が決まったら、ドイツに訪れる時期が見えてきたらその醸造所にメールで連絡をします。
日本にあなたのところのワインを輸入したいので、一度訪れて話をしたい、ということを伝えます。その際には、量のことやドイツワインだけをやっていて日本にもっとドイツワインを広めていきたいと思っていることなども書いています。
そして返事が来て、訪れる日程を相談して醸造所を訪れます。
大半が家族経営の小さな醸造所で、営業担当でメールをすぐに返せるような方がいなくて畑、ケラーでの作業の合間にこういった対応をしているところもあるので、返事がすぐに来なくてもしょうがないと考えています。少したって返事がない時にはもう一度メールすることもありますが、それでも連絡が来ないときには諦めることにしています。その状態で訪れることになても先方が乗り気でない可能性が高いこと、メールでが届いていない、読まれていない、ということであっても、それは運命で合わなかったのだと思うようにしています。現につながっていい取引が続いているところがあるので、そうならなかったのはしょうがない、と思うようにしているのです。
ちなみに、趣味の時代にも、興味を持っているから訪れたい、とメールで伝えてアポイントをとってから醸造所は訪れていました。

そして、ドイツに行って、約束の日に醸造所に向かいます。駅、バス亭から遠めのところにある場所の時には迎えに来てくれることもあります。
初めて訪れる醸造所の時には、まずはケラーなど醸造所の中を案内してもらいながら話をして、その後に車で畑を一緒に見に行くというのが最近のパターンです。


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これはモーゼルのマルティン・ミュレンですが、畑にいる生産者の姿はやはりいいです。
一緒に歩きながら、土壌や気候、仕立て方、樹齢の話などを聞きます。樹齢については、実際に見て、かなりの古樹だったので質問してみたら、フィロセキセラの害を逃れている自根も多く持っているということをそこで初めて知った、ということもありました。


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このように、畑にワインを持っていって、一緒にワインを飲むという演出をしてくれることもあります。
うれしいし楽しいのですが、しっかりと畑を見る、説明を聞いて質問をする、HPやブログ用の写真をしっかり撮ることは忘れないようにしています。


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そして、醸造所に戻ってからは試飲ですが、まだボトリングされてなく、木樽、ステンレスタンクで発酵、熟成中の場合には直接そこから試飲することあります。もちろんまだ完成の状態ではないので、ポテンシャルを感じる、という程度になります。それでも、その時に良いと思った感覚は、ボトリング後に再び飲んでも同じような喜びを感じることは多いです。
画像のファルケンシュタインのように、一樽(1000リットル樽)ごとで別のワインとしてリリースする場合には木樽からの試飲は有効ですが、複数の樽のワインを一緒にしてからボトリングする際には樽試飲は無意味な場合もあるので、その時点では試飲しない銘柄もあります。


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画像はマルティン・ミュレンですが、ここまで試飲するのは例外で、だいたいは10種類前後です。複数のヴィンテージのワインを現行として販売していたり、品種が多い、辛口から甘口まで幅広い、複数の畑を所有している、などという理由により種類の多さは醸造所ごとに異なります。
また、その場で全て新しくワインを開けることもありますし、それまでの試飲で使っていたものでの提供の場合もあります。考え方はさまざまなのでそのやり方に従います。ただ、時間が経ってそうと感じた時には、いつ開けたものなのか確認しますし、変化がどのくらいあるかなども聞きます。

試飲のスピードもまちまちです。どんどん次を注ごうとするところもありますし、ひとつひとつゆっくりと説明する造り手もいます。
ほとんどの造り手は一緒に飲みながら進めていくということが多いです。中には、自分も飲んでみたいからと熟成しているワインを持ってきた生産者もいます。
また、スピードや順番によって、しっかりと判断できない場合もあるので、最近は気になったものがあれば途中か最後にもう一度戻って試飲するようにしています。必ずその時間をもらうように頼んでいます。
それでも輸入するべきか判断に迷う場合には、そのワインを購入するかもらって、日本で再び飲んでから判断するようにしています。
いづれにしろ、その場で輸入する種類と量は決めず、日本に戻ってから量の確認のやり取りをしながら決めるようにしています。そのあたりの話はまた別で書きます。

おいしいもの、貴重なものは全て飲み込むこともありますが、冷静な判断をするために、全ては飲み込まず、口の中に入れてから吐き出すこともふつうにします。生産者が目の前にいても試飲として当たり前の行為としてやっています。とはいえ生産者を目の前にしてあからさまに捨てるのはためらいますが。少なめに注いでもらうようにして、もっと試飲したい場合には追加でリクエストするようにしています。


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ファルツのシュピンドラーでの試飲の光景です。この時は同行者がいたので撮ったくれたようです。
マルクスとは、毎回GGクラスの辛口リースリングの購入量の交渉をしています。数量が少ないのであまりたくさんは出しなくないので、自分がほしい量との折り合いをつけます。この時は2017年のキルヒェンシュトゥックの数量の話でしたが、24本と譲ってくれなかったのですが、粘ってなんとか36本確保してもらえました。
先に数量は後で決める、と書きましたが、数が少ないもの、すぐになくなってしまいそうなもので、絶対にこれは欲しい、というようなワインはその場である程度の数量を確保してもらうよう頼むこともあります。

試飲の時間は30分で終わるところもありますし、2時間以上かかるところもあります。そういうこともあるのでスケジュールはぎちぎちには入れないようにしています。詰め込みすぎると、時間を気にしていると集中できない、最後のほうが集中力がなくなっている可能性もあり生産者に申し訳ない、ということがあるので、ヴァインベルクではしっかりと話をするつもりの醸造所の訪問は1日2軒まで、と決めています。午前1軒、午後1軒という形です。


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試飲の時間の後に一緒に食事をすることもあります。醸造所や自宅での場合にはそのまま試飲で開いているワインを飲むことができます。
トロッケン(辛口)のワインだと食べ物と合わせると印象が変わる場合もあるので、この体験はとてもありがたいです。
画像のヴュルテンベルクのクナウスでは、わりとゆったりとこの時間を与えてくれるのでとても助かります。


というようなことが一連の訪問の流れです。
この流れのことを一醸造所ごとに訪問した時のことをブログでは書いています。

ワインだけ取り寄せれば輸入するワインは決めることができるのですが、ヴァインベルクではこの訪問での会話を重要視しています。そこで人柄などもわかるからで、そういったことも日本のみなさまへ伝えるようにしています。
一度訪れたとしても、時間的に可能なかぎりは何度でも醸造所に訪れるようにしています。新しいヴィンテージのワインの話はもちろんのこと、今まで知らなかったことを聞けることもあるからです。

そしてこの訪問で試飲した中から、どうやって輸入するワインを決めるのか、という話を次回に書きたいと思います。



12月8日は新宿リースリングにて試飲会を開催します。こうやって出会った生産者のワインをお飲みいただけます。
事前申し込みは不要です。15時から17時の開催、参加費は2,000円です。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


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2018年12月02日

ヴァインベルクについての疑問、質問に答えます どうやって醸造所を選んでいるのか?

試飲会などよく質問されることがいくつかありまして、そういうことはあまりブログでは書いていないので、記録としても一度書いておいたほうがよいかと思っていましたので何回かにわけて書いていきます。

今回は、どうやって取引する醸造所を選んでいるの?ということについてです。

インポーターによっては、現地の酒屋さんから一括で輸入したり、現地の取りまとめているところの紹介、などさまざまな方法があり、それぞれにメリットがあるのですが、ヴァインベルクでは、自分で醸造所ごとに交渉し、それぞれの醸造所からワインを直接輸入います。
このメリットは、好きなもところから好きなものを入れられる、ということです。ただ、デメリットとしては、それぞれのところとやり取りをし、書類などもそれぞれのところに依頼するので、それぞれやり取りの仕方が異なったりもするので時間も要するし労力もかかります。しかしそれでも自分の入れたいワインを入れる、というメリットのほうが圧倒的に多いです。

では、その醸造所はどうやって選ぶか?ということですが、その醸造所に出会ったきっかけというのはいくつかあります。

まずは、愛好家としてドイツの生産者をまわっていた時代に好きだった造り手というのがあります。
マルティン・ミュレンがそうです。トラーベン・トラーバッハの試飲会で出会い、ずっと好きだった造り手で、輸入を始める時にまだどこも輸入していなかったので、連絡をして始めることとなりました。

紹介で出会ったところもあります。
ファルケンシュタインは知人からここは良さそうだと聞きコンタクトをとりました。ビショッフリッヒェス・リューデスハイムはゾルターで働いている人に、リューデスハイムでどこかいいところないか、と言われて訪れたところです。
どちらも自分ではたどりつかなかったかもしれません。ファルケンシュタインはゴーミヨ、ヴィーヌムで点数が高いのでその数年後に気になったと思いますが、生産量が少ないためその時点では取引を断られていた確率が高いと思います。

この地域をやりたい、と考えているときには、ゴーミヨやアイフェルマンを参考にすることもあります。
ワインの種類や価格も載っているので、だいたいどんなかんじかが想像できるので、いいなあと思ったところにコンタクトをとって醸造所を訪ずれます。そして返事が来て訪れたところは、大半が自分が気にいるところでその確率はとても高いです。
まガイドブックで見るまで全く知らなかったところにはベルンハルト・アイフェル、ビッケル・シュトゥンプなどがあります。

試飲会で気にいったところもあります。試飲会ではたくさんの醸造所が集まるので探しやすいです。ただ、一部のアイテムしか試飲できないこと、矢継ぎ早に試飲していくので冷静な判断が難しいです。なので、試飲会で気にいってやりたいと思ったところは多くはありません。
しかし昨年のプロヴァインでは3つの醸造所を気に入りました。
ラインヘッセンのグッツラーは前に一度試飲会で飲んだことがあると思っていいなあと思っていたところで、久しぶりに飲んだらやはりよかったのです。
ヨステンウントクラインはたまたま立ち寄って素晴らしく、アールとミッテルライン、両方の畑を持っているので決めました。
バーデンのフランケンシュタインは知人が訪れたことがあって名前を聞いていたので寄ってみたら気に入りました。

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フランケンシュタインのところにいた当主のお父さんがとてもいい方で、そういうのもポイントにはなります。この方、ドイツごしかできませんが、つたないやりとりで30分くらい話していました。

試飲会で出会った場合には、そこで取引、アイテムを決めるのではなく、一度醸造所を訪れてから正式に決めるようにしています。
試飲会の瞬間だけでは人柄などはわかりませんし、畑も見てみたいので。いいワインを入れるということが重要な使命ですが、ヴァインベルクとしては造り手の想いを日本のみなさまへ届けることも大事なことだと考えているので、このステップははずせません。


というよういくつかの方法で醸造所との出会いがあります。一期一会というか出会えたことは運命だと思っています。
そういうこともあって、取引している生産者とのつながりは大事にしています。

そして、では醸造所でどうやってワインを決めるの?という話は次回にします。


12月8日は新宿リースリングにて試飲会を開催します。こうやって出会った生産者のワインをお飲みいただけます。
事前申し込みは不要です。15時から17時の開催、参加費は2,000円です。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
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2018年10月21日

ドイツフェスティバル出店など今後のお知らせ

ヴァインベルクの今後の予定をまとめます。

ドイツフェスティバル出店
11月1日から4日に青山公園(乃木坂)で開催されるドイツフェスティバルに今年も出店します。
常時10種類以上のヴァインベルク直輸入のドイツワインをワイングラス型のプラコップで提供します。
経堂インゴビンゴのフライシュケーゼ(ミートローフ)やサンドイッチ、冷製ソーセージとチーズの盛り合わせなどのフードも提供します。
ホットワインやぶどうジュースも提供します。
ビールだけでなくパンなどの物販もたくさんあり、ドイツの文化を紹介するようなイベントです。ぜひいらしてヴァインベルクのブースにもお立ち寄りください。

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Riesling & Co.試飲会出展
11月5日東京、11月6日大阪で開催されるWines of Germany主催のドイツワインの試飲会Riesling & Co.にヴァインベルクも出展します。
日本未輸入の醸造所も参加する数多くのドイツワインを試飲することができるイベントです。
ワイン業界関係者のみのイベントですが、ぜひお越しください。

11/5 東京
https://www.sommelier.jp/event/view/20181105sopexa

11/6 大阪
https://www.sommelier.jp/event/view/20181106sopexa


ワイン会

今後のワイン会のお知らせの前に先日のgreen glassでの蕎麦とドイツワインのことを少し書きます。
5回目の開催となりましたが、今回もこの会でしか実現できないような組み合わせを楽しむことができる会となりました。

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酸で骨格のあるファルケンシュタインのヘレンベルクと和食のおつまみ、スパイシーな鴨カレーの焼きそばと少し残糖のあるベルンハルト・アイフェルのロートリーゲンデン、静岡おでんとクナスウのレンベルガーの赤ワイン、サンマのおでんやきのこそばとハーブの風味のあるミッテルラインのリースリング、とヴァインベルクならではの組み合わせで料理とワインを楽しむことができました。

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もりそばとはムッシェルカルクのジルヴァーナーとファルケンシュタインのアルテレーベンのカビネットを合わせました。
今ままでの会と同じように、ジルヴァーナーは日本酒のように寄り添うように違和感がなく楽しめる、カビネットのほうは蕎麦のうまみに合わせるような感覚で楽しむ、という違いがあり、それらのことを体感していただけました。カビネットは濃いめつゆをつけても甘みと果実味があるワインなので違和感を感じませんでした。北海道、長野という産地違いの香りや深みの異なるそばでの合わせた時の違いも感じていただけました。


このような型にはまらないヴァインベルクならではの会を色々と企画しています。
今後の会のことを書いていきます。

11/18(日) 地名で楽しむドイツワイン@人形町モリモトハウス 14時開始 会費5,000円
大学でドイツ語を教えられている境先生を招いての会です。今回で3回目となりますが、1回目と同じ、地名をテーマに、ワイン産地や畑名がどのようにつけらているのか、どういう分類なのか、という話をしていただきます。
ワインと共にパンとチーズも少しお出しします。
https://www.facebook.com/events/271577146813095/


11/23(金祝日) 熟成蝦夷鹿肉とヴァインベルクのモーゼルワインの会@銀座ローゼンタール 18時開始 会費10,000円
日ごろからヴァインベルクがお世話になってるローゼンタールでの会です。鹿肉がテーマで、赤ワインではなくモーゼルのリースリング(辛口から甘口まで)と合わせていきます。
Facebookのイベントページでは料理内容も記載しています。
https://www.facebook.com/events/288302958681303/


11/29(木) ゼクト会@銀座ツークシュピッツェ 19時開始 会費8,000円
ゾルターを中心としたゼクト(ドイツのスパークリングワイン)のみの会です。ゾルターは定番に加えブレンドのキュヴェアンリの前ヴィンテージとの飲み比べ、クナウスのピノ・ノワールのブランドノワール、SMWの1996年のリースリングなどのゼクトの提供を予定しています。ビールのインポーターの直営レストランですが、この会ではソーセージはなく、ドイツテイストのある独創的な料理をお楽しみいただけます。
https://www.facebook.com/events/1051336851656801/


ヴァインベルクの会のお申込みはfacebookのイベントページだけでなくお問い合わせページからも対応いたします。


12/8(土) 新着ワイン試飲会@新宿リースリング 15時から17時 会費2,000円
まだイベントページは作成していませんが、恒例の試飲会を開催します。新しいヴィンテージのワインの他にバーデンのフランケンシュタインのワインが初登場となります。


最近ヴァインベルク店主自身もゆっくりとヴァインベルクのワインを飲む機会が多くあるのですが、しみじみおいしいなあと我ながら思っています。
素晴らしい生産者の造る素晴らしいワインをもっと多くの方に知ってほしい、という想いが強いです。
まだ、大多数の方に届けられるやり方のできる規模ではないので、今は少しずつ広げていければと思っています。
ワイン会もその重要な場ともなっていますので、まだヴァインベルクの会に参加されたことがない方も気軽にご参加いただきたいです。
ヴァインベルクの会はアットホームな雰囲気の会でお一人でのご参加の方も参加しやすい会です。お申込みお待ちしています。


よろしくお願いします!


ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com



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2018年09月24日

フランケンワインを愉しむ会の様子

新宿リースリングにてフランケンワインのみの会を開催しました。
ヴァインベルクではフランケンはビッケルシュトゥンプのワインを輸入していますが、それらのワインと合わせて、受注発注で入手したユリウスシュピタールのワインがあったので、飲み比べしながらの会が面白いのではないかということで企画しました。
フランケンの説明というよりは、それぞれのワインの個性や違いを感じていただく、という主旨でした。


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ビッケルシュトゥンプからは5種類です。

トゥウェンティーシックスの白は、フルーティながらも軽いだけではなく、フランケンらしさとイメージを覆す部分、両方を感じていただけたようです。
2017年のジルヴァーナーのオルツヴァイン(今までの等級だとカビネット・トロッケン相当)、ムッシェルカルク(貝殻石灰)とブントザントシュタイン(雑色砂岩)の土壌違い2種類の飲み比べは、好みが分かれて面白かったです。ムッシェルカルクの方がやわらかさが色々な食事に寄り添う形で合わせられる、ブントザントシュタインはミネラル感があり厚みあり、上質な料理と合わせて楽しむのも面白いかもという意見でまとまりました。食事と合わせることを考えないのであれば、お酒をよく飲まれる方はブントザントシュタインのほうが好みという方が多いような気がします。
この2種類とリースリング1種類の土壌違い3本セット、販売中です。

次は一本残っていたブントザントシュタインの2015年と現行で販売している2017年の飲み比べです。2015年は暑かった年でフランケンもボリューム感のあるワインが多かったのですが、このワインもアルコール度数が例年より1%高い13%となりました。
現行として販売して時もその前のヴィンテージとは違いがあるなあと思っていましたが、こうやって飲み比べると大きく異なります。2017年も土壌由来の厚みがあるのですが、2015年はさらに果実味による重みがありボリューム感を感じます。料理と合わせずワインだけだと、すっきりしているけれど複雑みも感じるというタイプの2017年の方が好み、という方が多かったです。

ビッケルシュトゥンプの最後はエアステラーゲ(今までの等級だとシュペートレーゼ・トロッケンに相当)のジルヴァーナーです。ムッシェルカルクの土壌のフリッケンハウゼンのカペレンベルクの畑名のついているワインです。昨年醸造所を訪れた時に帰り際にもらったもので、いいタイミングだと思いこの会で提供しました。
こちらも2015年産で度数は14%です。土壌由来のキャラクターとして軽やかな傾向になるのでどっしりしているというような重さは感じませんでした。それでも上級クラスのワインらしい上品なボリューム感がありました。繊細さとボリューム感をあわせ持っていてそのバランスが絶妙でした。フランケンは2015年のようなヴィンテージでもこのクラスだとこういう年ならでは魅力的でいいワインができる、ということを感じることができました。少し熟成させてから飲む方が良い気はしましたが。
フランケンはこのタイプのワインは説明がしづらく、価格もそれなりになるので販売には難しいと考えてまだジルヴァーナーでは輸入していないのですが、かなり好評だったので、今後このクラスの入荷も検討します。

土壌違い、ヴィンテージ違い、等級違いと、比べて飲むことによってそれぞれのワインの魅力、個性を感じていただけました。


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ユリウスシュピタールは3種類です。
まずはエアステラーゲの品種違い飲み比べです。ヴュルツブルガー・シュタインのジルヴァーナーとヴァイスブルグンダー、共に2016年産です。
ジルヴァーナーはここまでのよりも典型的なフランケンと感じるタイプです。ほどよいボリューム感があり、安定感があるというようなタイプです。
ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)は、ジルヴァーナーと飲み比べると、口の中でのふくよかさと余韻の部分で共通点を感じます。どちらも13%なのですが、こちらの方がボリューム感のバランスがいいような感じがしました。そして、上のクラスのヴァイスブルグンダーでもスーッと入ってくる飲み口と軽やかさがあるのはフランケン、ムッシェルカルク土壌ならではだなと感じました。

最後は2011年のユリウスエヒターベルクのトロッケンベーレンアウスレーゼ(貴腐ワイン)です。ふくよかな甘みと共にけっこう酸味を感じたのはびっくりしました。とはいえリースリングとは少しタイプの異なる極甘口で、みなさんに喜んでいただけました。少しだけ残して翌日飲んだのですが、砂糖水のような爆発的な甘さが出てきてびっくりしました。どちらがよいかと訊かれると答えるのが難しいところです。
ジルヴァーナーは果皮が薄く、完熟させるのが難しいそうで、ジルヴァーナーのアウスレーゼ以上のワインは近年減っているのですが、ヴァインベルク店主は事業始まる前に飲んだジルヴァーナーのアウスレーゼがとても好みで、ジルヴァーナーの甘口はあればできるだけ飲みたいと思っています。


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料理は、この日だけの特別料理もありました。提供された料理のいくつかを紹介します。
ポロネギのグラタンにはやわらかさのあるムッシェルカルクがばっちりでした。
スパイスも効いているニュルンベルガーソーセージはブントザントシュタインのの方が相性が良かったです。


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この地方では鯉を揚げたものを食べるそうですが、今回は鮎のビールフリットで。シンプルな中にある厚みをユリウスシュピタールのジルヴァーナーがうまく吸収していました。地産ならではの組み合わせでした。


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マウルタッシェンはこの日はトマトソースではなくクリームソースでした。ほどよい複雑みのあるヴァイスブルグンダーとうまくからんでいました。


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デザートはシャインマスカットのシャーベットでした。


リースリングとヴァインベルクならではのコラボの会を楽しんでいただけました。
そして、要素を分析、というよりは、比較することによってフランケンの多様性と魅力を感じていただけた会となりました。


・今後のイベントのお知らせ

9月26日〜28日 つな八賞味会、天ぷらとヴァインベルクのドイツワイン@つな八別館つのはず庵(新宿)
ヴァインベルクの会も開催した新宿つな八の別館つのはず庵にて、特別コースと共にヴァインベルクのワインを愉しむ企画です。定期的に開催されている賞味会という催しで、9月の会はヴァインベルクのワインで、とうことになりました。6種類以上のワインをご用意します。落花生の生ハム巻き、牛フィレの天ぷらなど創作天ぷらも多数あります。
夜営業の時間の開催で、料理13,000円 、ワインはグラスワイン1杯1,000円となります。リースリング飲み比べのテイスティングセットなどもご用意します。
ご予約はつのはず庵までお願いします(Tel03-3358-2788)。26日は満席、28日はお席に余裕があるそうです。宮城は毎日お店にいます。


10/17(水) 蕎麦とドイツワイン@中井green glass 19時30分開始 会費8,500円
もう5回目の開催となるミシュランにもビブグルマンとして掲載されている蕎麦屋グリーングラスでの会です。
メインは産地違いのもりそばを塩やつゆで食べながらタイプの異なるワインと合わせることですが、おつまみと白ワイン、静岡おでんと赤ワインもお楽しみいただけます。変わり種のそばの提供もあるかもしれません。

https://www.facebook.com/events/2175735496003222/

ヴァインベルクの会のお申込みはfacebookのイベントページだけでなくお問い合わせページからも対応いたします。

その他のお知らせはこちらをご覧ください。



ドイツワインショップ ヴァインベルク
http://weinbergwine.com


posted by ヴァインベルク at 19:34| ワイン会報告 | 更新情報をチェックする